タブレットの活用方法は、
・ ゲーム
・ 読書
・ インターネット
・ 音楽再生ツール
など、いろいろあります。
お子さんのいる家庭におすすめなのが、学習ツールとしての活用方法です。
タブレットの学習効果と、学習教材との差額をはじめとするタブレットの節約効果、タブレット使用の注意点についてご紹介します。
目次
タブレットでの学習効果

現在、さまざまな学習ツールがアプリとして提供されています。
・ 幼児向けの脳を刺激するような色や音のでる知育アプリ
・ 小学校入学前のひらがなの学習アプリ
・ 大学受験を控える学生用
タブレットでの学習は、紙の参考書やノートを開いておこなうのとは、違った効果を得られます。
効果1. 遊びながら学べる
タブレット学習は、楽しみながら学べるよう工夫をされたものが多くあります。
絵がかわいかったりカラフルな色合いだったり、ゲーム感覚で問題をクリアすることで「ご褒美」がもらえるシステムだったり。
勉強をしている、という感覚なしで自然と学習ができるメリットがあります。
効果2. 移動中でも手軽に勉強ができる
子供も大きくなれば、バスや電車で移動することもあるでしょう。
そんな時でもタブレットなら、場所を選ばずに勉強ができます。
音を消すのを忘れないようにしましょう。
効果3. 繰り返し同じ問題が解ける
たとえばひらがなの勉強を紙でやる場合、文字をなぞって書くこともあるかと思います。
1度なぞってしまうと、もう1度なぞらせるには、前回書いたものを消さなくてはなりませんよね。
数学の図形問題なども同じく、もう1度同じ問題をやろうと思ったら別の紙に書いたり、すでに書いてある図形を消したりする必要があります。
タブレットを使ったアプリ学習なら、同じ問題を何度でも繰り返せます。
タブレットの節約効果
タブレットは子供の学習に効果的ですが、ランニングコストが高ければ導入もためらいます。
タブレット導入には初期費用がかかりますが、長い目で見れば学習面以外の節約にも繋がります。
節約効果1:教材タブレット
「進研ゼミ」や「スマイルゼミ」など学習教材販売の企業も、学習内容にオリジナルのタブレットを組み込んでいます。
それぞれの金額と、タブレットの差額について表にしました。

代表的な教材販売企業2社が提供するタブレット学習費用と通常のタブレット費用を比較してみたところ、 初期費用は個人のタブレットのほうがかかるものの、解約費用・月額費用の負担はありません。
さらに、ほぼ勉強しかできない教材タブレットはいずれ飽きてしまう可能性もあります。
使わないとランニングコストだけがかかり、ムダな出費となります。
通常のタブレットの学習アプリは、高くても1,000円程度でインストールが可能です。
最近は無料で試せるアプリが多く、気に入ったら購入できるのであまり失敗もありません。
途中で課金する場合もありますが、教材タブレットの月額よりは出費はおさえられます。
節約効果2:豊富なアプリ
1万円前後で売っているおもちゃのダブレットは、見た目もかわいく、知育ゲームも入っているので、親子でお得なイメージがあります。
しかしタブレットのヘビーユーザーである私としては、「どれも無料アプリでありそう」というのが本音です。
飽きて誰の使わなくなったときのことを考えると、タブレットの無料でできる知育アプリのほうがお得だと感じます。
節約効果3:本代・本収納
本を読むのにも、タブレットのほうが節約効果が高いです。
たとえば、こちらはアマゾンで検索した「海辺のカフカ上巻」の金額です。

電子書籍が1番安く販売されています。
しかし中には、紙と変わらない値段の本もあるようです。
という場合もありますので、購入前に確認をしておくといいです。
本の収納は場所をとります。
自分の本と子どもの本で、本棚はパンパンになります。
新しい本棚を買うにも、部屋にスペースが必要になります。
本が増え、本棚を増やし、部屋が狭くなれば引っ越しを考える…となれば出費も増えます。
電子書籍は「メモリーの容量」が本棚です。
Kindleの場合は、SDカードで容量を増やせないので、上限に達したら読まない本を端末から削除したり、もう1台端末を購入するなどになりますが、それでも紙の本を購入するよりは節約になります。
個人の見解ではありますが、
・ 安価な買取価格
・ 収納スペース節約
・ 電気を消していても読めるので、寝る前に読むときは便利
などを考えると、電子書籍がお得に思えます。
節約効果4:紙代
タブレットアプリには、無料のお絵かきソフトもあります。
お絵かきが大好きな子のいる家庭では、紙代・インク代の節約になるでしょう。
お絵かきで発生する紙ゴミも減るため、エコにも繋がります。
注意点1:破損

楽しく学習し、ゲームもできるので子どもは「おもちゃ」のように感じます。
本来は大人が使うもので大切なものと認識をさせ、壊さないように扱わせないと本体が破損したら大きな出費につながります。
注意点2:新しいアプリを要望する
無料アプリを使っていると、違うアプリの広告が流れてきます。
それを見て「欲しい」と言われることは毎日のようにあります。
無料と有料がつかないうちは「これは入れてくれたのに、どうしてこれはダメなの?」と言われ困ります。
アプリをインストールするときに約束をしっかりと最初から決めた方がいいです。
目や健康への配慮も忘れずに行ってください。
タブレットで楽しくお得に学ぼう
タブレットは、お子さんが遊びながら学べるツールです。
紙に書いたり、紙の本を自分で触って読む大切さもありますので、すべてをタブレットすることをおススメはしませんが、タブレットにすると節約効果があらわれることもあります。
上手に使えば、塾や学習教材費用やおもちゃを買うよりも安くなるので、活用してみてください。(執筆者:遠藤 舞衣)