個人同士でお得に商品を売買できる便利なフリマアプリですが、個人間であるがゆえに時々予期せぬトラブルも起こります。
「理由もわからず悪い評価をつけられた」
などです。
こうした個人間取引でよくあるトラブルの多くは、出品者の評価や商品の詳細を確認することである程度回避ができます。
今回はフリマアプリやオークションで「注意したほうが良い出品者・商品」の特徴について解説します。
これからフリマアプリを利用しようと思っている方や、過去トラブルに遭ったことがある方は、ぜひこの記事に書いてあるポイントに注意しながら利用してみてください。
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目次
フリマアプリにはトラブルになりやすい出品者も紛れている
フリマアプリに出品している出品者や商品の中には、購入後にトラブルになってしまうケースも存在します。
・ 説明になかった傷や汚れ、臭いがあった
・ 到着に1週間以上かかった
・ 一方的にキャンセルされた
・ 理由もわからず謎の悪い評価をつけられた
できる限りこういう出品者には当たりたくないです。
こうしたトラブルになりやすい出品者や商品には一定の特徴や傾向があります。
全ての悪質な出品者を見極めるのは不可能ですが、「買う前によく考える、見る」ことである程度トラブルリスクを下げる事は可能です。
購入時に注意が必要な出品者・商品の特徴
トラブルになりやすい出品者の特徴や傾向をいくつか挙げていきます。
取引に慣れてくると、他にもポイントを見つけられるようになりますが、まずはこのあたりから実践していきましょう。
評価が悪い出品者
1番簡単な見極め方として評価の確認があります。
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商品を買う前は必ず出品者の評価を確認し、悪い評価が多くないかどうか確認しましょう。
なお現在メルカリでは評価が「良い」と「悪い」しかなく(普通はない)、また直近100件までしか評価とコメントを確認できないようになっています。
この直近100回の取引で2~3個以上も悪い評価をもらってしまう出品者との取引はリスクが高いと思っていいでしょう。
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ただこのように4回の取引で2回も悪い評価をもらうような出品者からは購入しないほうが良いでしょう。
もちろん運悪く悪質な購入者に当たってしまったという不運な出品者もいるので、この評価がすべてではありません。
1個程度の悪い評価であれば、取引相手の勘違いといった「たまたま」の可能性もありますので、悪い評価を確認するときはあわせてコメント内容も確認するようにしましょう。
この評価の確認は基本的な事ですが、出品者の評価や自己紹介を確認せずにお店感覚で買ってしまう方が結構多いので記載しました。
商品説明や自己紹介にマイルールが多い出品者
メルカリやラクマの出品者の中には、公式の規約にはない「出品者独自のマイルール」を自己紹介や商品説明に設けている方がいます。
・ 自己紹介必読(自己紹介に取引ルールを書いてあるから確認して)
・ 値下げ交渉禁止(値下げ交渉絶対しないで)
・ 即購入禁止(必ずコメントして了承を得てから購入してほしい)
このようなマイルールは出品者が円滑な取引をしたり、取引でのトラブルを事前に避けるために記載していることが多いです。
フリマアプリの公式ルールではないので強制的に従う必要はありませんが、このマイルールを無視して取引をすると悪い評価をもらうこともあります。
このマイルールは1~2個程度であればさほど珍しくなく、記載している方も多いので、買う側が納得できればマイルールに従って購入してもいいでしょう。
ですが中には商品説明や自己紹介に、びっしりと無数のマイルールを記載している方もいます。
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内容は見せられませんが、この長文すべてマイルール関連です。
・ コメ逃げブロック(質問しっぱなしはブロックします)
・ コンビニ払いは24時間以内に払ってください
・ 評価に「悪い」がある方は購入禁止
・ 購入前に自己紹介に書かれた合言葉をコメントしてから購入すること
・ 商品到着後24時間以内に受け取り&評価をしてください
などです。
こうした細かくて面倒なマイルールが異常に多い方との取引はやめておいた方が無難です。
取引を円滑に進めるためというより、単純に「自分の思い通りに取引が進まないと気が済まないめんどくさい人」である可能性が高いです。
こうしたマイルールの多すぎる出品者は自分勝手な方が多く、また神経質でちょっとしたことで評価を下げてくるような方も多いので注意しましょう。
商品画像が少ない・背景が汚い・雑な商品
商品の画像からも得られる情報は多く、何となく出品者の性格や傾向を読み取ることができます。
例えば商品にもよりますが商品画像が1枚しかない方は、商品をアピールする気がなく、あまり熱心に商品を売る気はなさそうです。
商品の特徴やダメージといった詳細はコメントしてみないと分からないことが多く、買う前とか買った後にいろいろと面倒が起きるかもしれません。
またピンボケ写真を堂々と載せている方や、奇麗とは言い難い床や背景で写真を撮る雑な方、乱雑な背景の画像にも注意が必要です。
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例えばこのようなかなり適当な写真で、背景も良くないですし、他の物や体の一部とか余計なものが写っています。
お店のようなマネキンを使ったりした奇麗な写真とかではなく、いかに「できる限り商品を見るユーザーの事を考えて気を遣った写真を撮っているか」が判断のポイントです。

こんな感じで背景を奇麗な床や壁にする、余計なものが写らないようにする、しわを伸ばす。
これはプロとかお店とか関係なく、やろうと思えば誰でもすぐ実践できることです。
購入者に対して気を遣えない出品者は梱包や発送、その他の対応にも期待できません。
画像がサンプルっぽい
特にアクセサリーやアパレル系に多いのですが、メルカリではよく背景白抜きでプロが撮ったような「ものすごく奇麗な写真」を見かけます。

Amazonで売られていそうなこんな感じの写真です。
こうした商品は、実際届いた商品と画像のイメージが違うというトラブルになりがちです。
服なら写真と違って生地がペラペラで安っぽかったり、色が全然違うなどです。
アクセサリーなら、silver925やK18っぽいのを想像して買ったら実際は安っぽいメッキの商品だったなど。
ちなみにかなり昔、メルカリではありませんが筆者もこうした画像のブレスレットを購入してしまい失敗したことがありました。
画像ではかっこよく見えたブレスレットでしたが、購入したらおもちゃみたいな安っぽい合金製の物が、しかも中国から届き、ちょっと力を入れたら留め具が壊れました。
もちろん全部がそうしたトラブルにつながるわけではありませんが、こうしたサンプルのような写真しか載せていない出品者には注意しましょう。
またサンプルのような写真のみで、実物の写真がない場合も注意が必要です。
下手すると出品者は商品の在庫そのものを持ってなく、写真だけAmazonや海外サイトから借りてきて空出品している可能性があります。
空出品している商品が購入されたら、Amazonや楽天、また中国などのサイトから商品を買って購入者に送るといったいわゆる「無在庫転売」です。
無在庫転売の方から購入すると、届くのに1週間以上かかったりそもそも届かなかったり、またイメージと違うものが届いたりといったトラブルも多いので注意が必要です。
2枚目以降に現物の写真があるならそこまで気にしなくていいと思います。
出品している商品の写真に統一感がない
どんなに商品をたくさん出品している方でも、基本的には同じ部屋や場所で写真を撮っていることがほとんどですので、商品の写真は基本的にすべて同じような印象になります。
ですが出品者の中には商品ジャンルも背景も極端にバラバラで、統一感のない商品をたくさん出品している方がいます。
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上の画像はあくまでもイメージですが、こんな感じで商品ジャンルや写真の撮り方が極端にバラバラの出品者には注意しましょう。
背景や写真の撮り方など、とても同じ人が撮ったとは思えません。
近年メルカリなどでは「無在庫転売」という、手元に在庫を持たずに販売する手法がはやっています。
先ほどサンプル写真の項目で、商品が売れたらAmazonや中国などから送ってくるケースを説明しましたが、中には以下のようなもっと悪質な方法で無在庫転売を行っている出品者もいます。
・ メルカリで売れたら画像を勝手に使った出品者から購入
・ 「別の住所の親戚の所に送ってくれ」などと言ってメルカリの購入者の住所に送らせる
詳細な方法は載せられませんが、簡単に説明するとこんな感じです。
要は「他の人が売っている商品に利益を乗せて勝手に売る」わけです。
ちなみに筆者がメルカリに出品している商品も、出品した覚えのないebayやAmazonで誰かが勝手に写真と商品説明を流用して売っています。
もしその商品が売れたら、メルカリで筆者から買って送らせるわけです。
こうした無在庫転売出品者から購入すると、到着が遅くなったり、場合によっては仕入れ先の商品が売れてしまっていて一方的にキャンセルされる可能性もあります。
なによりまったく知らない人に自分の個人情報を流される事もあるわけです。
出品しているジャンルや、写真の背景や撮り方といったものが極端にバラバラの人は、評価を確認するなどいったん疑ってみたほうが良いでしょう。
普通に考えたら、毎回背景や写真の撮り方を変える理由はないはずです。
トラブルから身を守るために最低限の自衛をしよう
フリマアプリはいろいろな商品を安く買うことができる便利で楽しいアプリです。
ですが画像とは違う商品が届いたり、相手から暴言を吐かれたり、悪い評価を受けたりして損をしたり、嫌な気持ちになるといったトラブルもまれにあります。
「疑いだしたらきりがない」という面もありますが、今回紹介した注意点の中から1~2個実践するだけでもトラブルの確率はぐっと減るでしょう。
出品側は購入者を選ぶことはできませんが、購入側は出品者を選べます。
商品を購入する際は今回挙げたポイントに注意し、気持ち良い取引ができる出品者から購入するようにしてください。(執筆者:せどりや投資も行うマルチな事業主 菊池 貴弘)