夫婦共働きだと、家事にかけられる時間が少ない分、どうしても家計費が高くなってしまう傾向にあります。
特に「食費」は、疲れていたり時間がないと出費がかさみやすくなります。
せっかく共働きで収入源が2つあるのに、出ていくお金が増えてしまっては本末転倒です。
共働き世帯である筆者も、食費を抑えるために工夫をしています。
そこで今回は、共働き家庭で食費を抑える5つのテクニックについてまとめました。
目次
共働き家庭で食費を抑える5つのテクニック

1. 食材は1週間分をまとめ買い
仕事を終えた後にスーパーに寄るのは体力を使います。
子どもがいれば保育園や幼稚園のお迎えもあるのでバタバタしますし、子連れでスーパーに行くのは大変です。
できるだけ買い物にかける時間を減らすために筆者は「1週間分の食材」をまとめ買いしています。
足りない食材は、ローソンストア100やドラッグストアを活用
まとめ買いをしても、牛乳や食パンなど、週の途中で足りなくなる食材があります。
そういった食材を買い足す際には、スーパーには行きません。
「ついで買い」をするリスクが低く、スーパーよりも手早く買い物を済ませられる、ローソンストア100やドラッグストアを活用しています。
ローソンストア100は、多くの商品を108円で購入できるのでお得です。
ドラッグストアには限られた食材しか置いていないので、予定外の食料品を買い足してしまうのを避けられるというメリットがあります。
2. 1週間分の献立を事前に決める
「今日の夕食は何にしよう」と考える時間も「名もなき家事」です。献立に悩むだけで疲れますし、負担増にもつながります。
そこで筆者は、食材をまとめ買いしてから、1週間分の献立を休日に考えるようにしています。
事前に献立を決めておくと、何を作れば良いのかに悩むことがないので気持ちもラクです。
また、家族に今週のメニューを知らせることで「その日の気分で違うものが食べたくなる」ということも避けられます。
3. 休日の午前中にひたすら常備菜作り
共働きで忙しいなかで自炊で乗り切るのはハードルの高いことです。
仕事や育児でクタクタなときにいちから料理を始めるのはしんどいときもあります。
そこで、筆者は、休日のうちにひたすら常備菜を作る「作り置き」を実践しています。
作り置きがあると、平日の夕食準備が格段に楽できます。
土日に食材の買い出しに行き、献立表を見ながら、月曜日のものから順番に作っていきます。
しかしながら、すべてを作るのは大変なので、常備菜づくりにかける時間を日曜日の午前中だけに限定しています。
時間を決めると集中して常備菜づくりに励むことができるので、案外サクサクと料理が作れるものです。
ちなみに、7~8品ほど作り置きをしてタッパーに保存していますよ。

4. 作り置き以外の食材は、すぐ使えるように下処理
作り置きできない献立や作り切れなかったものは、調理が手早くできるように食材を下処理しておきます。
たとえば「生姜焼き」なら、豚肉とカットしたたまねぎ、調味料をすべてジップロックにいれて、冷凍保存します。
前日のうちに冷蔵庫に移しておけば自然解凍されるので、帰宅したらフライパンで焼くだけで用意できます。
きのこの炊き込みご飯も野菜や油揚げをすべてカットして調味料と一緒にジップロックに入れて、「炊き込みご飯の素」にしておけばお米と炊くだけでぱぱっと作れます。
5. 開封してすぐに食べられる食材をストック
「あと1品足りない」という時に、開けてすぐに食べられる食材が非常に役立ちます。
豆腐、もずく、納豆、キムチは、わが家の定番副菜です。
また、レンチンすれば出せる冷凍の枝豆やブロッコリー、ほうれん草なども時間がないときに助かっています。
夕食の準備は15分が目安
共働きだとつい出来合いのものに頼ってしまいたくなりますが、コツさえ押さえれば、お惣菜を買うよりも早くラクに夕食の準備ができるようになります。
わが家の夕食準備時間の目標は15~20分です。
作り置きや、開けて出すだけの副菜、メインは焼くだけにしておくと、15分程度で夕食を食べ始められます。
共働き家庭で食費を抑えるには、休日のまとめ買いと作り置きが重要なポイントです。
筆者のように「午前中だけ」など、時間を決めるとモチベーションも上がって家事もはかどります。
共働きの食費増にお悩みの方は、実践してみてはいかがでしょうか。(執筆者:全方位型節約主婦 三木 千奈)