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生協は「定期便のみ」が食費節約のカギ 注文リストに入れていいもの、悪いもの

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生協は「定期便のみ」が食費節約のカギ 注文リストに入れていいもの、悪いもの

私は生協の食材宅配サービス「おうちコープ」を10年ほど利用しています。

おうちコープには「定期便」というサービスがあり、あらかじめ商品を登録すると注文書を提出しなくても毎週自動的に届けてくれます。

ここ数年膨大な量のチラシを毎週チェックするのが面倒になり、定期便のみ利用していましたが、気もちを入れ替えて毎週チラシから定期便以外の食材も追加で頼むようにしてみました。

すると1か月後、普段の食費を1万円もオーバーしてしまったのです。

今回は食材宅配サービス利用者が陥りがちなミスと、その防止策を考えていきたいと思います。

注文リストに入れていいもの、悪いもの

生協ユーザーの最大の落とし穴は「近所のスーパー」

生協で定期便以外の商品も追加で注文するようになったといっても、さほど無駄遣いした覚えはありませんでした。

毎週7,000円程度の生協予算を設定し、オーバーしないよう気をつけていました。

ところが月末にふたを開けてみれば、いつもの月より1万円も余計な食費がかかっていたのです。

原因は「近所のスーパー」です。

生協では注文を確定させてから約1週間後に商品が届きます

その1週間に何を注文したかつい忘れてしまい、近所のスーパーできらしたものを買い出した直後に生協から同じ食材が届くというミスをしやすいのです。

では、1週間分の食材を全て生協で注文し、もうスーパーには行かないという方法はどうでしょうか。

結論から言いますと、この方法は無理があります。

理由は2つあります。

1. どうしても買い忘れや途中できらす食材が発生し、結局スーパーへ行ってしまう

そしてスーパーに行くたびに、目的以外にもつい余計なものを買ってしまうリスクが増えます。

2. 商品によっては生協の方が割高なものがある

例えばこちらの商品は生協では税込135円ですが、近所のスーパーではいつも98円で販売しています。

生協の方が割高なものがある

厚揚げはお肉のかさましに重宝するので常備しておきたいのですが、3日に1パック消費すると1か月分の費用では370円の価格差が生じます

このように割高な価格で購入する食材が仮に10種類あれば、1か月3,700円は近所のスーパーで食材を買うより余分にかかる計算です。

解決策:生協は「厳選した定期便のみ」、スーパーでは「お得な商品のみ」

解決策は以下のような2階建てで食材を調達することです。

(1) 生協:厳選した食材を定期便で届けてもらい、他のものは注文しない

(2) スーパー:お得な商品のみ購入する

生協では厳選した食材を定期便で届けてもらい、他の商品は注文しないのでチラシにも目を通しません。

生協のチラシは多すぎるので時間の節約にもなります。

定期便で届く内容は毎週固定されているので、リアルの店舗で購入しなければならないものもわかりやすく、重複買いを防げます。

定期便のおすすめ品目5つ

定期便でぜひ頼みたい品目を5つ紹介します。

1. 牛乳

2. たまご

3. お米

4. 野菜の詰め合わせセット

5. 調味料

牛乳とたまごとお米は、価格が安定していて購入場所の影響を受けにくいです。

また気に入った銘柄があれば、それを買い続ける品目でもあります。

「野菜の詰め合わせセット」は、野菜数品目を詰め合わせにして毎週届けてくれるサービスです。

毎週届けてくれるサービス

おうちコープには、野菜7品目を税込999円で詰め合わせにして届けてくれる「グリーンボックス」という商品があります。

7品目の内容は週によって変わり、予定していた野菜を入れられなかった際は予備品目から代わりに入ります。

定番野菜に旬の野菜数点が入っていて、バランスが良いです。

999円は定価のため、天候不順により野菜の価格が高騰しているときでも努力して中身をそろえてくれるのがうれしいです。

野菜を常備しておくと副菜作りに困らないため、メイン食材だけなんとかできれば買い出しに行かなくて良い点もおすすめです。

調味料はあっても使いすぎることがない上に、予定外にきらしてしまうとスーパーへ買い出しに行きつい余計なものを買ってしまうリスクがあるため、定期便で頼むのがおすすめです。

おうちコープには2週間や4週間に1度、届けてくれる調味料もあります。

2週間や4週間に1度、届けてくれる調味料

定期便で頼まない方が良いもの

定期便で頼まない方が良いものはお酒です。

定期便で届くビールや発泡酒の多くが24本入りのため、よほど自己管理に自信のある方をのぞいて、ほとんどの方が飲みすぎる可能性が高いです。

健康にも節約にもマイナスですので、お酒は定期便に入れないことをおすすめします。

食材宅配サービスとスーパーをうまく使い分けて、食費を節約しましょう。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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