入園・入学に伴い、春からお弁当作り開始という方もいるのではないでしょうか。
最初のうちは特に時間もかかる上、見栄えよく作るのが難しいお弁当ですが、業務スーパーなら料理が苦手な方にも役立つ「詰めるだけおかず」がたくさんあります。
そこで、今回は業務スーパーで見つけたお弁当のおかずに便利な商品を、赤・緑・黄色の色別に紹介します。
価格は税込みです。
目次
赤:「赤ウインナー81円/100g」「カニカマ70円」
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お弁当の赤いおかずの定番といえば、真っ赤なウインナー。
切り込みを入れてタコにしたり、カニにしたりと、子供のお弁当にぴったりのおかずです。
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そんな赤ウインナーですが、業務スーパーでは500g、408円という大容量で売られています。
大体他店では100円/100gくらいで、あまり安売りにもならない商品ですので、81円/100gの業務スーパーは十分安いと言えそうです。
多そうに思えますが毎日何人かがお弁当なら意外と賞味期限内に使うことはできますし、冷凍保存も可能なのでのんびり少しずつ使ってもいいでしょう。
私はタコやカニの切れ込みを炒れた状態でそれぞれ冷凍保存し、しっかりレンジ加熱してからお弁当に入れています。
また、赤いおかずの脇役として活躍してくれるのは棒状のカニカマ「サラダスティック」。
かわいい形にカットしてごはんの上においたり、割いてお花のようにして隙間を埋めたりと便利な商品です。

サラダスティックの値段は1パック70円です。
10本入りというごく普通のサイズ感で、使い切りやすいのはうれしいところですが、他店と比べて特別安いかというとそこまででもありません。
ただ、2021年3月現在はセール品となっており、63円まで下がっています。
これは間違いなく底値ですので、ちょっと多めに買って冷凍していてもいいかもしれません。
緑:「冷凍塩味えだまめ」
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おつまみの定番である枝豆をお弁当に、というと意外に思われるかもしれませんが、実はパッケージにも「お弁当の付け合わせに!」と書かれています。
そう書かれるのも頷けるくらい、お弁当作りにおいて冷凍枝豆は便利です。
まず、自然解凍できる商品なので、凍ったままお弁当に入れることができます。
さらに形状も幅を取らず、入っている豆の個数によっては長さも融通が利くのであと1品の隙間おかずとしては大変優秀です。
業務スーパーの「冷凍塩味えだまめ」は500g、160円で、他店の商品が同量で200円以上することを考えるとかなり安いです。
中国産が気になる方もいるかもしれませんが、大手メーカーでも200円台のものは中国産が多いので、それほど気にすることはないかと思います。
黄色:「厚焼き玉子138円」
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厚焼き玉子は業務スーパーの商品の中でも根強いファンが多数います。
チルド総菜コーナーに置かれており、同じ値段で甘味の入っていない京風だし巻きもあります。
甘味の有無は完全に好みですが、どちらも「仕出し弁当の味」といった感じで普通においしいです。
サイズ感的には卵を4個くらい使った卵焼きに見えるので、コスパ的には自分で卵から作った方がいいのですが、賞味期限も長いので寝坊したときや忙しいときのために1つ常備しておくと安心できます。
1商品で3色彩り豊かなおかず「冷凍パプリカ500g、187円」
「冷凍パプリカ」はそもそもおかずを1品1品ちまちま作っていられないという人におすすめです。
色とりどりのパプリカが千切り状態で入っています。
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このままお肉やソーセージと炒めて味をつけるだけで、赤・緑・黄色すべて入った彩りおかずが完成です。
味付けはコンソメなどを使って洋風にするのはもちろん、オイスターソースなどでこってり中華味にしたり、めんつゆにつけて揚げびたし風にしたりと和洋中、主菜から副菜まであらゆる料理に使えます。
緑色のものはありますが、ピーマンではなくパプリカだからか、苦味はほとんどなく、子供にも好評でした。
お弁当を作る朝だけでなく、とにかく食事作りの時短につながる商品ですので冷凍庫に1つあれば便利なこと間違いなしです。
調理済の商品も多い業務スーパーは、お弁当作りのときも大活躍です。
ぜひ、業務スーパーの商品をうまく使いながら、無理せずお弁当作りに励んでください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)