フリマアプリのヘビーユーザーである筆者は、メルカリでは200件以上、ヤフオク!では300件以上の取引実績があります。
最近は利用者数も多いメルカリを中心にフリマアプリを楽しんでいます。しかし、取引が多くなれば、それだけトラブルに遭遇する確率も上がります。
今回は、私がメルカリで購入した商品と別の商品が届いてしまったトラブルの対処手順と予防方法を紹介します。
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目次
メルカリで違う商品が届いた際の対処の手順
メルカリで美容器具を購入した際に、同じシリーズの別の型番の商品が届いてしまったことがありました。しかも、届いたのは旧型で私が購入したものよりも価格が安いものでした。
違う商品が届いてしまった際に、筆者がとった対応の手順は次の通りです。
手順1. 評価は絶対にしない
メルカリでは相手側から評価され、自分も相手を評価してしまうと、取引と入金が完了したことになってしまいます。
従って、たとえ評価を「悪い」にしたいとしても、トラブルが解決するまでは評価は絶対にしないように注意が必要です。
手順2. 出品者に連絡
出品者の方にすぐにメッセージを送って異なる商品が届いていることを伝えました。連絡が来るかどうか少し不安だったのですが、謝罪の連絡をいただけました。
同時期に出品していた商品を反対に送ってしまったことを伝えられました。
手順3. メルカリ事務局に連絡
出品者の方に連絡を入れた後に、念のためメルカリ事務局に商品が取り違えられた旨のメッセージを入れておきました。
メルカリへの連絡は、「マイページ」→「お問い合わせ」→「お問い合わせ項目を選ぶ」からできます。
問い合わせ内容はできるだけ詳細に記入しましょう。画像も送れるので、私は届いた商品の画像を型番が見えるように撮影して添付しました。
すぐに返信が来てガイドラインに従って処理するように案内されました。
参照:Mercari
手順4. 出品者に返品
その後、出品者の方とメッセージでやり取りをして、着払いで返品をすることになりました。
この取引には匿名配送を利用していたのですが、困ったことに返品の場合には匿名配送を利用できないのです。
これは、メルカリのガイドラインにも記載されています。
また、メルカリでは郵便局宛など局留めでの配送も禁止していて、違反するとペナルティをとられる場合があります。
以上のことから、出品者に返品するには本名と住所を教えてもらう必要がありました。同様に配送伝票には私の名前と住所も書く必要がありました。
率直に言ってトラブルのあった相手に住所と本名を知られるのは少し抵抗感があります。しかしながら、メッセージのやり取りでは相手は終始丁寧でしたので、結局は住所を教え合って発送しました。
仮に相手が恐そうな人であったならば、住所を教えずに泣き寝入りしていたかもしれません。
手順5. 出品者にキャンセル申請をする
その後、出品者の方から受取連絡があったので、キャンセル申請をして今回の取引をなかったことにしてもらいました。
商品ページから申請して相手が了承すればキャンセル完了です。評価が完了してしまうと、このキャンセル申請もできなくなるので注意が必要です。
話し合い次第では、商品を送り直してもらうことも可能でしたが、もう1人の購入者さんとのやり取りに時間がかかりそうだったのでキャンセルにしてもらいました。
金銭的なマイナスはなかったのですが、出品者の方やメルカリ事務局、返送の手間などがかかり、時間がもったいなかったと感じました。
キャンセル申請が受理されて無事に返金
その後、きちんと返金されたのでひと安心しました。
驚いたのが、使用したメルカリのポイントだけではなく、dポイント分まできっちりと同額返金されたことです。
メルカリの200ポイントは期間限定ポイントだったのですが、期間を過ぎた後でも関係なくポイント返還されていました。
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トラブルを未然に防止するには
個人間でやりとりをするメルカリでは、こちらがいくら気を付けていてもトラブルは起こってしまうものです。
しかし、少しでもトラブルを防止する方法はありますので、そちらをお伝えします。
防止策1. 取引実績数の低い出品者からは購入しない
筆者が購入した相手はまだメルカリを初めて間もない方でした。
取り違えは、出品者側に着払いで郵送することになるので、金銭的にもマイナスになり出品者としてはデメリットしかありません。
ある程度の実績がある人であれば、そのようなミスを起こす可能性は低いと思われます。
防止策2. 高額な商品は買わない
筆者が購入した商品は8,000円でした。諦めるには高い金額です。
しかし、返品をするには相手とこちらの本名と住所を開示する必要があるので、かなり抵抗感がありました。
「最悪の場合には諦められる金額」のやり取りのほうがリスクが低いと思います。ただし、メルカリ事務局は親身になって相談に乗ってくれますので、本名・住所開示に不安がある場合には、相談してみるのが良いかもしれません。
防止策3. 同一商品を出品している人からは買わない
今回のように、同一シリーズの商品を出品している方からは、うっかりの取り違えで送られてしまうことがあります。従って、似たような商品が複数出品されている場合は注意が必要です。
ガイドラインの確認&事務局に相談
メルカリでは、トラブルのガイドラインがしっかりと定められているので、必ず確認をしましょう。
自分たちだけで解決しようとせず、揉めそうであればメルカリ事務局に相談しましょう。(執筆者:中島 ゆみ)