子育てをしていると、食事の内容が子ども中心になりますが、親も食事を楽しめるように大人向けの料理がひと品でもあると嬉しいですよね。
そこで今回は、忙しくても簡単に作れる一品料理としてパック豆腐を使った大人向けの一品料理のレシピを紹介します。
目次
日持ちする豆腐を3パック使用
今回のレシピは、3個100円で売られている絹ごし豆腐を使います。
通常サイズの豆腐でももちろん可能ですが、その場合には「3個パック豆腐 = 1つあたり150g」ですので量の目安にしてください。
丸ごと加熱すると、真ん中が温まりにくいので4つにカットします。味をより絡ませたい場合には、さいの目にカットしても良いことでしょう。
必ず耐熱皿を使って様子を見ながら加熱してください。
34円~の大人向けのレンチン一品料理レシピ
大人向けの一品料理というと、以前は魚介類や肉などそれなりに値の張る食材で準備していましたが、子どもが成長して食費を圧迫してきた最近では、安くて満足度の高い一品料理に使える食材はないものかと思案していたのです。
そこで、豆腐を試したところ、アレンジしやすいうえに失敗しにくいことに気付きました。3個で約100円の豆腐ですので、1人分の一品料理を34円から作れます。
1.「麺つゆ豆腐」はアレンジしやすい

作り方・材料
(1) 豆腐を4つにカットして耐熱皿に入れます。
(2) 3倍濃縮の麺つゆを小さじ1~2杯、お湯100mlを入れて電子レンジで1~2分様子を見ながら温めます。
(3) お好みの薬味をのせて完成です。
温めた豆腐がふわっと柔らかく、なじみのある麺つゆの味でお箸が進みます。麺つゆ味は大人も子どもも好きな味ではないでしょうか。
大人アレンジとして、お好みで七味やラー油など辛味を足しても良いと思います。こってりしたものを食べたい時には、最後にごま油をかけましょう。
2. 韓国風キムチ豆腐

作り方・材料
(1) 豆腐を4つに切って耐熱皿に入れます。
(2) 豆腐の周りに魚介系の具(アサリ・かにかま等お好みで)と味噌を小さじ1/2杯、キムチを大さじ1杯入れ、お湯100mlを加えます。
(3) 電子レンジで1~2分様子を見ながら加熱します。
(4) ごま油をかけて、ネギをのせて完成です。
アサリやかにかま等、魚介系の具を加えるとキムチ味から韓国料理スンドゥブ風になります。アサリの缶詰を使うと塩分が強いので、缶詰の場合にはよく水気を切って使いましょう。
味が濃い目なので、豆腐と絡ませながら食べるとおつまみにぴったりです。
3. トマトとチーズでイタリア風豆腐

作り方・材料
(1) 豆腐を4つ切りにして耐熱容器に入れます。
(2) 豆腐の周りにチューブニンニクとコンソメを少々、ケチャップ大さじ2杯、お湯100mlを入れます。
(3) 豆腐の上にチーズをのせて電子レンジで1~2分様子を見ながら加熱します。
(4) 仕上げに胡椒をかけて完成です。
ニンニクを加えるだけで大人味になりますが、ニンニクなしにすると子どもの好きなトマト&チーズ味です。辛いのが好きな方はタバスコをかけてもよいことでしょう。
ケチャップは加熱すると酸味が消えて甘みとコクが出ます。チーズを絡ませながらやけどに注意してお召しあがりください。
4.「天かす + 白だし」で上品な揚げ出汁豆腐風

作り方・材料
(1) 豆腐を4つ切りにして、耐熱容器に入れます。
(2) 白だし小さじ2杯にお湯100mlを加えて電子レンジで1~2分様子を見ながら加熱します。
(3) 仕上げに天かすと大葉などの薬味をのせて完成です。
サクサクとした天かすと、白だしのほっとする味が上品なひと品です。香りと食感を足すとシンプルな材料でも美味しく感じます。
「レンチン豆腐」はアレンジがきく
「レンチン豆腐」は調味料を変えるといろいろとアレンジできます。味だけではなく香りと食感を加えると、寂しい節約料理というイメージから抜けだした一品料理になります。
ご家庭ごとにオリジナルのレンジ豆腐にチャレンジしてはいかがでしょうか。(執筆者:田中 よしえ)