4月は新生活が始まる季節です。
新生活やコロナ対策として、自炊を始めた人も多いのではないでしょうか。
新生活に必要な物はたくさんあるので、できれば出費は最小限に抑えたいところです。
今回は100均のダイソーでそろう、省スペースで多機能な台所用品をご紹介したいと思います。
店舗での撮影は許可を得ています。
目次
1. ちょこっとまな板
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こちらはまな板の中でも去年大人気だった商品です。
2020年度のグッドデザイン賞受賞商品でもあります。
サイズは縦18.5cm × 横18.5cm × 厚さ2.5cmで、とてもコンパクトな作りとなっています。
狭い場所でも邪魔になりにくいので、1度に数種類のおかずを作る際にも便利です。
左上に穴が開いているので、収納や乾燥も場所をとりません。
右上にはザルのような水切り穴が開いているので、野菜や豆腐を切った後少し傾けるだけで、余計な水分を取ることができます。
左上から右下にかけて、外縁が内側に軽く湾曲しているので、切ったものがこぼれ落ちにくく、貼り付いた食材も剥がしやすい工夫がされています。
カラーはホワイトとブラックの2色ですので、キッチンをすっきりシンプルに見せてくれます。
ポリプロピレン製で、食器洗い乾燥機、漂白剤、熱湯消毒にも対応しています。
ノーマルタイプのまな板(木製、プラ製)も各種あります。
ダイソーのまな板は種類も豊富で値段も安いので、定期的に交換しながら、清潔に保つように心掛けましょう。
2. 分離できて洗いやすい「キッチンはさみ」
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新生活では初めて自炊にチャレンジする方もいらっしゃるかもしれません。
包丁とまな板を出して材料を切るのは、手間に感じる方も多いのではないでしょうか。
キッチンはさみは肉、魚、野菜のカットから離乳食作りまで幅広く活用できます。
包丁とまな板を使わなくても料理を完結させることができるので、時短グッズの1つとして注目されています。
100均のキッチンはさみは安くて買い替えやすいというメリットはありましたが、「分解して洗えないので衛生面が心配」という声が多くありました。
そんな声に応えて発売されたのが、分解できるキッチンはさみです。
これなら肉や魚をハサミで切った後もしっかり洗うことができるので安心です。
こちらの商品ははさみとしてだけではなく「栓抜き」「うろこ取り」としても使うことができるようになっているので、1本で3役こなしてくれます。
市販の分解できるキッチンはさみは2,000円前後しますが、ダイソーでは200円で購入できます。
刃物メーカーの物に比べると切れ味の持ちは短くなってしまいますが、気軽に買い替えることができる安さが魅力です。
料理初心者からベテランまで、かなり使える調理用具であること間違いなしです。
1本持っておいては損はありません。
3. キッチンタイマー(4WAY)
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IKEAのキッチンタイマーに激似なこの商品、なんとお値段200円です。
この1台で時計、アラーム、タイマー、温度計と4つの機能が付いています。
90度回転させることで簡単に機能の切り替えができるので、使い方も簡単です。
カラーはブラック、ホワイト、グレーから選ぶことができます。
サイズは6 × 6 × 3cmとコンパクトなので、インテリアの邪魔にもなりません。
IKEAのキッチンタイマーも299円と驚異的な安さなのですが、ダイソーは何と200円です。
温度計とタイマーを単体で購入すると、市販の物はそれぞれ1,000円前後かかります。
省スペース&購入費用の節約にもなります。
4. 鍋敷き
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賃貸住宅などはコンロの数も限られており、キッチンがとてもコンパクトな作りであることが多いです。
自炊してもお鍋を一時的に置いておく場所がない場合があるので、鍋敷きがあると安心です。
とはいえ、鍋敷きに収納場所を取られるのはもったいないですし、市販の鍋敷きは500~1,500円とお値段も地味に高いです。
今回はダイソーの100円で手に入る鍋敷きをご紹介します。
こちらは冷蔵庫の横にマグネットで張り付けることができるタイプです。
こちらはシリコン製でマグネットが埋め込まれているので、収納はマグネットがくっつく場所であればどこでも大丈夫です。
筆者は冷蔵庫の横に貼り付けて収納しています。
冷蔵庫と同系色の色を選ぶことで、インテリアの邪魔にならないようにしています。
もちろん、オシャレな幾何学模様を生かして、カラーを選択しても良いと思います。
マグネット付き鍋敷きのデメリットは、金属製のやかんにくっついてしまうことです。
鍋敷きをくっつけたまま火にかけないように気を付けましょう。
シリコン製の鍋敷きの中には「鍋つかみ」「フタのオープナー」として使える物もあります。
兼用できるとその分のスペースが空くので、必要な用途に応じて選んでみましょう。
鍋敷きの中には、コンパクトに折りたたみできるタイプもあります。
こちらはシリコン製ではなくプラスチック製ですので、高温のフライパンなどを直接載せたりせず、少し冷ましてから置かなければならない点がデメリットです。
使わない時はカトラリーと一緒に引き出しの中に収納しておけるので、目に見える場所に置いておきたくない人にピッタリですね。
100均商品を上手に活用
新しい生活環境ではたくさん欲しいものが出てきますが、暮らしが安定するまではなるべく出費は抑えたいです。
まずは1つで何役もこなしてくれる100均商品を上手に活用しながら、お金をかけずに新生活を楽しんで欲しいと思います。(執筆者:山城 奈々)