ビットコインを大きな飛躍に伴い、楽天は2021年3月18日より「ポイントビットコインby楽天PointClub」を開始しました。
現在所有している楽天ポイントをビットコイン価格に連動させて投資するサービスです。
楽天の通常ポイントのみが対象となっており、100ポイントから取引ができ1ポイント単位で引き出しが可能です。
目次
ポイントビットコインとは
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ポイントビットコインは、楽天ポイントとビットコインの価格を連動させて取引を体験できるサービスです。
楽天は、今回のビットコイン運用とは別にポイント運用サービスを展開しています。
両者は、運用方法が同じであるためポイント運用の経験がある方は問題なく使えるでしょう。
続いては、ポイントビットコインについて詳しく解説をしていきます。
追加できるポイントの上限とは
「ポイントビットコイン by楽天PointClub」では、追加できるポイント数の上限は3万ポイントまでとなっています。
3万ポイントまでは、何度でも追加が可能です。
また、ポイントビットコインで増減したポイントは上限ポイント数に含まれないので大幅な利益を得られる可能性もあります。
楽天会員ランクごとにポイントの利用上限が定められていますが、楽天市場で使うポイントもポイントビットコインで使うポイントも含められています。
ですので、レギュラーランク~プラチナランクの方は月間10万ポイント、ダイヤモンドランクの方は50万ポイントとなっているので注意をしましょう。
引き出したポイントはすぐに使える
疑似投資体験とはいえ、ビットコインが増加した際は楽天ポイントも自ずと増えます。
その時に増加したポイントは、「ポイントビットコインby楽天PointClub」から引き出してすぐに使うことが可能です。
運用できるポイントは、通常ポイントのみとなり期間限定ポイントで運用はできません。
そのため、増加するポイントも通常ポイントなので獲得してから1年間は自由に活用できます。
減少したポイントは補填されるのか
ポイントビットコインは、疑似投資体験とはいえ楽天ポイントを運用するため減少する可能性は大いにあります。
しかし、減った場合のポイントを楽天側は補填してくれません。
増減することを理解した上で、自身の責任と判断でサービスを利用しましょう。
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増減したポイントに税金は掛かるのか
2017年にビットコインの価格が上昇して問題となったのが、税金に関してです。
実際に利益となったビットコインを現金に換えた際に、大量の税金を請求されたという方もいらっしゃいます。
しかし、今回のポイントビットコインは、あくまで楽天のサービスで増減したポイントです。
その場合は、ポイントだけが増減しても利用しなければ税金はかからないと考えて良いでしょう。
しかし、楽天市場や加盟店でポイントを使った場合は利用した分を一時所得として計算する必要性が出てきます。
しかし、ポイントの一時所得は特別控除が50万円分までと設定されているので、50万円までは非課税となっています。
ポイントビットコインのみで50万円分の利益を得る可能性は低いので多くの方が税金の心配はないと考えてよいでしょう。
仮想通貨投資を体験したい方におすすめ
ビットコインなどの仮想通貨取引は、増減が激しいイメージがあると考えている方も多いでしょう。
株式投資とは違い増減の波を予想するのは難しいとされているのも事実です。
しかし、増えたときの利益が大きいというメリットもあります。
そのため、仮想通貨取引に強い興味を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、多額の投資をする前に手持ちで余っている楽天ポイントを活用して疑似投資を体験してみませんか。(執筆者:成田 秀次)