マスクを使う日々が続いています。家を出たときに「マスク忘れているよ」と言われ、急いでマスクを取りに戻る経験をした人は多いのではないでしょうか。
筆者は、マスクが入っていた箱を玄関に置いて、なくなれば袋入りのマスクを開けて箱に補充していました。
しかし、マスク生活が続き、補充を繰り返しているうちに箱のいたみが気になるようになりました。
マスクケースを購入すればよいのですが「あってもいいけど、なくてもなんとかなるもの」にはできるだけお金をかけたくはありません。
また、マスクケースは種類が多すぎて悩みます。
今回は、数あるマスクケースの中からコスパの良いものを3つ選んで筆者の独断でベスト3にまとめました。
目次
第3位:安定感があればよかった ダイソー「箱型マスクケース」(税込110円)
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ベスト3に選んだマスクケースは、ダイソーの「箱型マスクケース」です。
かわいいキャラクターが描かれています。ポリプロピレン製なので破れる心配もありません。
しかし、ハリのあるポリプロピレンの板を折り紙のように折って組み立てるため、反発によって浮いてしまう部分があり、安定感に欠けます。
また、ふたを開ける際に多少手間取ることがあり、急いでいるときにはもどかしく感じます。
しかしながら、ポリプロピレン製のマスクケースが110円は安いと言えます。
数が必要な家庭やマスクの保管に使うのであれば「箱型マスクケース」はコスパのよいものと言えることでしょう。
第2位:においが気になる 3COINS「マスクボックス」(税込330円)
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今回みつけたマスクケースの中で最も安定感があり、ケースとして強度があるものが3COINSの「マスクボックス」でした。
ふたもあり、補充もしやすいデザインです。片手でふたを開けられるため、出がけにサッと取り出せます。
しかし、においが気になりました。ふたをあけてケースの中のにおいをかいでみるとかなり強い化学的なにおいがしました。
おそらく製造過程もしくは輸送時についたにおいだと思うのですが、口元を覆うマスクを入れるには抵抗があるにおいです。
3COINSのマスクボックスは容器の幅が広いのが特徴です。一般的な不織布マスクは高さが9cmほどですが、一部のマスクにはもう少し高さがあります。高さのあるマスクを入れる場合にはとても便利です。
また、ふたの部分には半透明のパッキンが取り付けてあるので、ふたが本体からはずれにくくなっています。
プラスチック製のマスクケースの場合、本体は強いのですが、一般的にはふたと本体のつなぎ目が壊れやすい傾向があります。
しかし、3COINSの「マスクボックス」は蝶番の部分が強く、簡単にはずれることはありません。
においは気になりますが、見えない部分の工夫や安定感、スタイリッシュなデザインは330円以上の価値ありです。
第1位:取り出し動作のコスパも最高 無印良品「ティシューボックス」(税込290円)
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多くのマスクケースには、衛生面への配慮からふたがついています。しかし、出がけにサッと取り出すことを考えるとふたはあってもよいけどなくてもよい気がします。
ベスト1に選んだマスクケースは、実はマスクケースとして販売されているものではありません。ティッシュを入れるために作られた箱です。ふたもなく、壊れるつなぎ目もなく、とてもシンプルな構造です。
プラスチック製のケースは、マスクを勢いよく引っ張り出した際に落下したり、ふたを勢いよく開けてしまて購入直後に壊れてしまうこともあります。
ただでさえマスクの出費が想定外だったのに、マスクケースにまで頻繁にお金をかけるわけにはいきません。
無印良品の「ティッシューボックス」は、日本製のクラフト紙で作られた組み立て式の箱なので気になるにおいは一切ありません。落ち着いたクラフト紙の色合いは、和室にも洋室にも違和感なく置くことができます。
マスクを使う生活が始まり、脱プラスチックのはずがプラスチック製の袋や個包装、ケースなど、以前より多くのプラスチックをみかけるようになりました。
せめてマスクケースくらいは紙製で耐久性のあるものを選んでみるのがよいのかもしれません。
番外編:よかったけど 無印良品「ウェットティッシュケース」(税込490円)
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無印良品の「ポリプロピレンウェットティッシュケース」は安定感、見た目、ふたの密閉感のどれをとっても素晴らしいケースです。
本来であれば、ベスト1になったかもしれません。しかし、品切れが続いています。
マスク生活が始まってから「品切れ」や「入荷未定」という言葉を多く聞きました。品薄なものを手にするためにたくさんのお金を使った人もいます。
しかし「これじゃないとだめ」という思い込みを捨てるだけで節約できるお金があります。もしかしたら、もっと良いものと出会うきっかけが生まれるかもしれません。
自分にとってのベスト1を探す
マスクを使う生活はもう少し続きそうです。続々と販売されているマスクグッズの中から自分にとって使いやすいベスト1を探してみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)