皆さんは、イオンの「レジゴー」利用されたことはありますか。
愛知県在住の筆者は、近くの店舗が導入店舗になっていたので利用してみました。
貸し出された専用スマホで商品バーコードをスキャンし「レジに並ばない」で買い物できるのがレジゴーです。
時短になり、クーポンはもちろん、イオンオーナーズカードなども併用できます。
使い方が難しいかと思ったのですが簡単でした。
途中で購入予定金額もわかり、想像以上に節約に役立つと感じましたのでイオンの「レジゴー」についてお伝えします。
目次
イオンの「レジゴー」

「レジゴー」は、「レジに並ばない」で買い物できる仕組みです。
スマホに「レジゴー」アプリをダウンロードして、自身のスマホでできるものも開始されているようなのですが、今回は、店内で貸し出しされる専用スマホを利用して、商品のバーコードをスキャンしながら買い物するほうを体験しました。

最後はレジゴー専用の精算機で決済します。
支払い方法は、スマホ画面の右下に出てくる「お支払い」をタッチした後、QRコードを読み取り、セルフレジで会計します。
現金・クレジットカード・WAONなどの電子決済が使えるほか、クーポン、株主優待のオーナーズカードや割引券も利用できました。
レジゴーでは、マイバスケットに購入予定商品を入れていけるので、マイバッグよりもマイバスケット利用をおすすめします。
マイバスケットにそのまま購入予定商品を入れて会計できるので、購入商品を詰めなおす必要がなく、コロナ禍でも時短で買い物できます。
レジゴーのメリット・デメリット
レジゴーを利用してみて筆者が感じたメリットとデメリットをお伝えします。
メリット1. 予算制で買い物ができる
最大のメリットは、「予算制」の節約術を実現できることです。

節約をしている人も、そこまで節約していない人も、1週間に何回程度買い物をして、1回あたりは何円くらいといったように予算を把握されている方は多いと思います。
レジゴーでは、買い物かごに商品を入れていく際に「その時点での」合計金額が表示されます。少し買いすぎていると感じた時には削除もできるのです。
メリット2. 買い忘れを防げる
買い物かごに入れた内容はスマホ画面に表示されるので、最後に何を買ったかを見直すことができます。
そのため、買い忘れを防ぐこともできるのです。
メリット3. 時短で買い物ができる
セルフレジと大きく異なる点は、最初からマイバスケットに購入予定商品を詰めていけるということです。
マイバッグと呼ばれる買い物袋の場合には、店内のかごに入れて精算後にマイバッグに詰め替えなければなりません。
マイバッグ持参の場合には詰め替えが必要です。プラスチックのマイバスケットなら商品の詰め替え時間を短縮できます。
デメリット1. 利用可能店舗が少ない
4月16日現在のレジゴー展開店舗は、イオンリテール計32店舗、イオン東北も含めると計35店舗だそうで、思ったよりも少ない印象です。
順次、全国に拡大していくようですが、大型店でも導入されていないところもあります。
デメリット2. スキャンのし忘れがないか気になる
家族でレジゴーを利用したのですが、子供がカゴに入れたお菓子がスキャンされているかが気になって再確認しました。
防犯上、最後に店員がカゴの中を確認してくれるようですが、利用者としても心配になりました。
イオン「レジゴー」 で食費の予算制節約術
食費の予算を考える際には、1人暮らしか、4人家族かなど家族構成、買い物は週単位か月単位か、まとめ買いするかによって金額が異なります。
しかし、節約術の基本は次の通り「使える金額を計算して把握する」ことが基本です。
・ 食費の1か月あたりの予算を決める
・ 買い物頻度を考えて1回あたりの購入予算を決める
予算制を取り入れていても、買い物をしている際に思ったよりも合計金額が高くなってしまったという経験は皆さんにもあるはずです。
買い物途中での購入予定金額の分かるレジゴーであれば、予算制で節約をしたい時にも役立つと感じました。
レジゴーと合わせてお得な節約術
前述の「予算制」節約術に、従来のイオンでできる節約術を合わせることで節約効率がアップします。
1.「お買い物アプリ」クーポン券を利用

イオンですぐにはじめられる節約術は「お買い物アプリ」でクーポンをチェックすることです。
1商品あたり10円引き、20円引きが中心ですが、中には100円以上のクーポンもあります。
また、食品ではありませんが「暮らしの品・衣料品」が5%~10%オフになるクーポンがよく配信されているのでお得です。
ただし、「お買い物アプリ」クーポンを使いたい時には「係員呼び出し」で手続きが必要です。
2. 20日・30日はお客様感謝デー
イオンでは、毎月20日、30日はお客様感謝デーなので5%割引で購入できます。
3. ときめきポイント10倍デー

イオンマークのついたカード、クレジット払いをすることで税込200円ごとに10ポイントつきます。
たとえば、5月28日、29日は、本州・四国のイオン・イオンスタイル直営売り場で、イオンマークがついたカードでクレジット払いをすることで、ときめきポイントが10倍になる「イオンカードでおトク!」が実施されていました。
ただし、東京都、大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県、広島県、岡山県では実施されていませんでした。
お住まいの地域が該当しているかの確認が必要です。
4. レジゴーでも株主優待券を利用できる

優待族で保有している人の多い「イオン (8267)」のオーナーズカードのほか、1,000円につき100円割引されるイオン系スーパーマーケットの株主優待券をレジゴーでも利用できました。
レジゴーでのオーナーズカードの利用方法
利用実施店では、支払いレジに「イオン (8267)」のオーナーズカードをスキャンする場所がありました。
株主優待カードのスキャンすで、保有株数に応じて半年ごとに3%~最大7%のキャッシュバックを受けられます。
こちらは係員呼び出しボタンを押さなくても利用できます。
レジゴーで株主優待券の利用方法
「イオン (8267)」のほか、イオン系スーパーマーケットの株主優待券も併用できます。
「イオン北海道(株)(7512)」や「イオン九州(株)(2653)」などでは、株式保有で1,000円につき1枚利用できる100円割引のクーポン券冊子をもらえます(利用できる店舗や枚数確認などは各自ご確認ください)。
クーポン券は精算する時に「係員呼び出し」をして店員に手続きしてもらう必要がありましたが、割引券はオーナーズカードとも併用できました。
クーポン券はもらえる枚数に上限がありますので常に併用できるわけではありませんが、オーナーズカードとダブルで利用できるのでお得です。
レジゴー専用精算機は複数台ありましたが、セルフレジのように複数台に1人の店員もついていましたので、操作方法がわからない時には店員に直接聞けました。
イオンのレジゴーを利用して食費節約に挑戦
イオンのレジゴーは買い物途中でも金額がわかるので食費節約に効果的です。
特に、食費の予算制を取り入れているご家庭にとって、1回あたりの買い物金額が買い物の途中に分かるのが便利だと思います。
導入店舗はまだ少ないというデメリットはありますが、利用可能店舗が近くにあれば試してみてください。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)