1人暮らしの食費は、食べ物の量的に見れば2人以上の家族よりも少ないので「トータルの金額は安くなるのではないか」と思う方もいるかももしれません。
しかし、1人分ずつ食品を購入すると割高で、思った以上に食費がかかってしまうのが現実です。
そこで今回は、1人暮らしを始めて3年目に入る筆者の体験をもとに、食費を節約する5つの方法を紹介します。
食費がかさんで仕方がないとお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。
目次
1人暮らしの食費「5つの節約方法」

筆者が食費を節約するためにやっている節約方法は以下の5つです。
1. 野菜はカット野菜ではないものを選ぶ
1人暮らしを始めた頃によく利用していたのが「カット野菜」です。
カット野菜は、野菜を切る手間が省けるうえに1回分程度の量なので腐らせずに使い切れるのがメリットです。
しかし、食費のことを考えると、カットされていない野菜を購入したほうが安上がりなのです。
たとえば、キャベツの価格は季節や店舗によって異なりますが、半玉で100円程度、1玉でも200円しない場合がほとんどです。
一方で、カットされたキャベツは1回分の量で100円です。
同じ価格の半玉キャベツと比べると、半玉は1人分の量の5倍ほどあります。
ほかの野菜にも同じことが言えるので、カット野菜からカットされていない野菜に替えるだけで、費用は1/5分ほどに抑えられます。
カットされていない状態の野菜は1回では使いきれません。購入したらすぐにカットして1回分の量に分けて冷凍保存すると腐らしてしまうのを避けられます。
2. お肉はスーパーで多めに買って冷凍保存
お肉はグラム単位で価格が決まっているケースもありますが、大容量で特別価格になっているものもあります。
筆者の自宅近辺にあるお店では、豚肉は1回分の200gほどで購入すると100g・100円前後なので200円ほどかかります。
しかし、
・ 業務スーパーでは1kgで1,000円以下
で買えるので、1回分ずつではなく多めに買って冷凍保存したほうがお得です。
お肉を冷凍する際に下味をつけて保存しておくと調理の手間が省けます。
3. 調味料類は業務スーパーかドン・キホーテで購入

調味料1人分を買う際には、100円均一で小さめサイズを買ったほうがお得な気がします。
しかし、調味料類は意外と賞味・消費期限が長いので、大容量を買っても自炊するのであれば期限内に使い切れるものです。
そのため筆者は、調味料類は100円均一ではなく業務スーパーかドン・キホーテで購入しています。
オリーブオイルなどは、100mlで100円のものからドン・キホーテにある1リットルで500円のものに変えたことで1/2の費用で済むようになりました。
4. 作るのが面倒なとき用にカップ麺を買っておく
1人分の食事を作るのは、家族の分を作るときよりも面倒に感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、そのようなときに毎回コンビニに頼っていると、日々の節約がムダになってしまいます。
特に、カップラーメンはコンビニだと150~300円ほど、お弁当であれば500円ほどかかってしまいますよね。
月に数回程度であればよいのですが、頻繁に利用すると食費がかさむ原因になります。
そこで筆者は、料理するのが面倒になったときにコンビニに行かなくても済むように、パスタやそうめんなどの乾麺やカップラーメンをドン・キホーテで購入しています。
カップラーメンは定価の半額や2~3割引なので、150円のカップ麺を70円程度で購入できると結果的に価格は1/2です。
5. まとめて作って冷凍保存で食材・光熱費の節約
野菜類をカットされていない状態で購入すると、ときには冷凍庫がパンパンで入りきらないといった問題が発生することもあります。
そのため筆者は、カレーやシチューなどはまとめて作って冷凍保存しています。調理してしまえば野菜を未調理で保存するよりスペースを圧迫しません。
野菜も肉類も多めに買えば食費の節約につながります。
まとめて調理することでガスや電気代も減らせるので、食費だけではなく光熱費の節約にもつながるはずです。
外食しても月に2万円は超えない
何も考えずに食事を作っていると、1食あたり500円とコンビニ弁当と変わらないというケースも少なくありません。
3食で1,500円なら、月に4万5,000円も食費に使ってしまうことになるのです。
筆者は5つの節約方法を常に実践しているので、1食あたり平均で200~300円ほどで済んでいます。
たまに外食はしますが、それでも月の食費が2万円を超えることはありません。もっと節約すれば1万円以下にもできます。
このように工夫をすれば食費は節約できるので、上手に活用して余ったお金を有効活用してください。(執筆者:メルカリ取引500回以上 石神 里恵)