読み終わった漫画を古本屋に査定に出したところ1冊10円にもならなかったり、新作なのに定価の半額以下だったりと、ガックリした経験がある方は少なくないでしょう。
古本屋の買取価格はフリマアプリよりも安い傾向にありますので、不要になったらフリマアプリ、その中でも「メルカリ」に出品するのがおすすめです。
今回は、メルカリ取引数600件超えの筆者が、メルカリで漫画をできるだけ高く売る「5つの方法」を紹介しますので、読み終わった漫画があればぜひ参考にしてください。
目次
メルカリで漫画をできるだけ高く売る「5つの方法」

メルカリで漫画をできるだけ高く売る方法は以下の5つです。
1. できるなら全巻セットで売る
メルカリで漫画を売る場合には、歯抜けだったり最新刊までのセットではなかったりすると売れにくい傾向にあります。
メルカリで買っただけでは最新刊まで読めないので、結局は古本屋や書店で追加購入しなければならずに購入者は「手間」に感じるからです。
筆者も歯抜けの漫画を出品した経験があるのですが、やはり売れるのに時間がかかりました。
全巻セットだと平均で2週間以内で売れるため、全て揃っている状態を求めている人が多いということでしょう。
2. ブックカバー付きだと高く売れやすい
漫画をお持ちの人の中には、透明のブックカバーをつけて読んでいる人が多いのではないでしょうか。
ブックカバー付きだと本にスレや細かい汚れが少ないため、カバーなしよりも高く売れる傾向にあります。
ブックカバー付きの漫画を売る際には、カバーを外さずに付けたまま出品して「ブックカバー付きです」と商品説明に書いておきましょう。
3. 日焼けはNGではないが写真を載せておくこと
漫画はどこにしまっていても多少は日に焼けてしまうものですが、ほとんどのユーザーがそれを理解しています。
そのため、少しでも日焼けしていたら売値が安くなってしまうというわけではありませんが、「どのくらい日焼けしているか」は購入前に見ておきたい項目です。
漫画の上部の写真がないと日焼けの度合いが分からすに敬遠されてしまうので、日焼けの程度がわかる写真を必ず載せておいてください。

4. 不要になったら即売却
メルカリでは、人気で新しい漫画ほど売れやすいと言えます。
どんなにきれいな状態の漫画でも、ブームが去っていたりニッチな作品だと売れにくいのが実状です。たとえ売れても、1冊100円以下になってしまう可能性もあります。
メルカリで漫画を高く売りたいのであれば、ある程度人気の作品をできるだけ早いうちに売るのがポイントです。
「もう読まないな」と思ったらすぐに出品するのがおすすめです。
筆者が某人気漫画の全巻セットをブームが完全に去る前に出品したところ、7時間くらいで売れましたよ。
5.「水濡れ防止をして発送します」と説明欄に記載
漫画は紙でできているため、発送方法に気を使って欲しいと思っているユーザーがほとんどです。
ビニールに包まずに段ボールや紙封筒で発送されると、雨などで漫画が濡れてしまう可能性がありますよね。
万が一補償してもらえなかったときのことを考えると、「水濡れ防止」をして発送してくれる出品者から買いたいと思うのが人情です。
漫画をできるだけ早く、高く売りたいのであれば、「水濡れ防止をして発送します」と商品説明欄に記載し、ビニール袋などに包んで発送してください。
ひと手間かけるだけで漫画は売れる
日焼けの部分の写真を撮影したり、水濡れ防止の梱包をする作業は人によっては手間だと感じるかもしれません。
しかし、面倒だからと古本屋に持っていくと、高く売れるチャンスを逃してしまうことになります。
ひと手間かけるだけで古本屋よりも高い値で売れるので、「めんどくさい」と思わずにほんの少しだけ工夫してみてください。(執筆者:メルカリ取引600回以上 石神 里恵)