キャビアといえば、憧れの有名素材です。
なかなか食卓に乗ることもありません。
たまの外食でお目にかかるだけ、というのは私だけでしょうか。
しかし業務スーパーでは、キャビアがまさかのプチプライスで販売されています。
価格などの情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があり、また店舗により取扱の内容は異なります。
お求めの際には事前にご確認くださいますようお願いいたします。
目次
業務スーパーでキャビアはカペリンのキャビア
![カペリンのキャビア](/imgs/zoom1/82265.jpg)
業務スーパーで販売されているキャビアがこちらです。
内容量は100g、スウェーデンから輸入されています。
瓶づめですが、開封前でも保存は10度以下が必須です。
未開封であっても冷蔵庫などで保管するようにしてください。
おどろきのコスパ
価格は税抜き260円。おどろきのコスパですが、「やや卵が小さい」と感じます。
![卵が小さい](/imgs/zoom1/82266.jpg)
この商品はチョウザメのキャビアではありません。
キャビアと聞くと、チョウザメの魚卵のことを連想する方も少なくないと思います。
実は魚卵全般のことをさして「キャビア」と呼ぶ国もあるそうです。
こちらはカペリンの卵です。
カペリンとはカラフトシシャモの英名であり、シシャモの代用魚として食されることの多い魚です。
底面にもカラフトししゃもの卵塩漬けと記載されています。
カラフトシシャモの卵は黒色ではないので、カペリンの卵を黒く着色してある製品です。
![黒く着色してある製品](/imgs/zoom1/82267.jpg)
味は?
その味わいはシシャモの卵そのものです。
塩気がつよく、ご飯に乗せても箸が進みます。
スプーンに乗せて、一円玉と比較してみました。
小粒の魚卵であることがお分かりいただけるかと思います。
![小粒の魚卵](/imgs/zoom1/82268.jpg)
簡単にクリームチーズとクラッカーでカナッペにしてみました。
魚卵の風味とクリームチーズの相性は抜群です。
お好みで量を加減してください。
写真の量だとかなり塩気が強くなります。
かなり塩気が強めの塩漬けですので、少しの量でも存在感は抜群です。
味にアクセントをつけたいときに乗せてみたり、和えてみたり、といった使い方がおすすめです。
もちろん、さきほど申し上げたように、シンプルにご飯に乗せていただくのも良いでしょう。
実は地域限定
どうやらこちらの商品ですが、現在は販売されている地域が限られているようです。
筆者の住んでいる関西では調査日には販売がありませんでした。
スタッフの方に質問したところ、「関東地域で販売されている」とのことでした。
正確な販売地域についてはうかがえなかったのですが、お近くの店舗でキャビアをお求めになる際にはご注意ください。
SNSにぴったり
「じゃあキャビアじゃないじゃん」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、小粒のカペリンキャビアでも、良い仕事をします。
カナッペにした様子は、そのままSNSに載せたいほどの映え感でした。
卵やチーズといった白っぽい食材と合わせると映え感は倍増です。
ちょっとした前菜に出す場合にも、インパクトは抜群です。
テーブルでの話題作りにも良いです。
さらにかなりしっかりした塩気なので、サーモンなどにちょっと添えるだけでも食材の味を活かしたすてきなオードブルに仕上げてくれます。
パーティーなどの際には一瓶用意しておくと、目にも舌にも、良いアクセントになるでしょう。
調理法などを調べる際には、「とびこ」のレシピを参考にするのもよさそうです。
キャビアの代替品に最適
チョウザメのキャビアとカペリンのキャビアは、やはり食感などを含め全く別物のようです。
そのためそのままキャビアの代替品に、というわけにはいきませんが、カペリンのキャビアもなかなか乙な味です。
お近くの店舗で見つけた際は、ぜひ1度お試しください。(執筆者:新木 みのる)