「助手席に座るだけ」と言われる副業があります。
ただ駐禁対策として助手席に人が乗っている必要があるためで、実際には「ドライバー助手」として働く必要があります。
「やるとしたらどれくらい稼げる?」
駐車禁止対策スタッフについて気になった際、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、「助手席に座って稼ぐドライバー助手の詳細や収入例について」をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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目次
助手席に座って稼ぐドライバー助手とは
助手席に乗るだけというのはさすがに大げさですが、駐車禁止対策として助手席に待機していてほしい仕事は実在します。
もちろん座っているだけではなく、運転以外で行う業務はこなさなくてはなりません。
ただ運転はしない前提になっているのと、比較的Wワークや年齢を問わないところが始めやすい利点として好まれています。
ドライバー助手の仕事内容は
内容によってドライバー助手や、駐禁対策員・横乗り作業スタッフといった名目で募集されることが多いです。
募集背景としては「駐車禁止を防ぐための待機要員」とされていますが、実際待機するだけではなくドライバーの補助を行います。
・ 荷室内の整理整頓
・ 雑務全般
全般的に軽作業となっていて、老若男女問わず取り組みやすい作業内容が多いです。
自らが主体となって配送ルートを回るわけでもなく、ドライバーが作業しやすいように補助する業務がメインとなるでしょう。
そのため誰かを支援するのが得意な方に最適です。
とくに自分で業務効率化を考えるより、一歩引いた目で全体を把握して提案できる方は重宝されます。
名目上は駐車禁止対策として募集されるものの、現場ではどれくらいドライバーをアシストできるかで働きやすさが変わるのも特徴です。
副業にドライバー助手をおすすめする理由
ドライバー助手は一般的な副業の中でも難易度は高くなく、休日を利用して負担を少なくしながら働くのに向いています。
また働く日も融通が利きやすいので、休日のみの出勤でも採用されやすいです。(WワークOK、扶養内歓迎の文言が目安)
難しい専門知識も不要のため、始めやすく続けやすいのも魅力でしょう。
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ドライバー助手の収入は実際どれくらい?
副業で始めやすいドライバー助手の場合、時給制でおおよそ1,100円からのものが多いです。
拘束時間も8:30~17:30となっていて、1日およそ8,800円です。
週に1回の稼働であれば、3万5,000~4万4,000円ほどの副収入となります。
もちろん連休の際はシフトを増やしたり、逆に都合が悪く減らしたりすることも可能です。(勤め先によりシフト申請の都合は変わる可能性があります)
副業でドライバー助手を始める上での注意点
副業をスタートさせる足がかりや一時的な収入確保のためなら、ドライバー助手を始めるのはおすすめです。
しかし特別なスキルが育つわけでもないので、ただ労働力を提供し続けるのはおすすめしません。
例えば資金を集めて違う副業を始めるとか、まず副業の成功体験を得てステップアップするという考えなら良いでしょう。
つまりお金がほしいのなら、ドライバー助手で稼ぎ続けるのはコストパフォーマンスが悪いです。
週に1回だけの稼働だとしても、本業もこなしてずっと週6日で働き続けるのは果たして自身が求める正解でしょうか。
もし違うのであれば、通過点として始めるのがおすすめです。
始めやすく続けやすい反面、自分の価値を高めようとしなくなってしまう点だけ注意が必要でしょう。
副業としても始めやすいドライバー助手は副業初心者におすすめ
意外と周囲でも副業と聞けばパソコンを使った業務が注目されがちです。
しかしハードルが高いと感じてしまい、実際に行動しない人がほとんどです。
まずこういう始めやすい副業からスタートし、稼ぐ実感を得て資金も貯めてからステップアップするのがおすすめです。
ただし成長しなければいつまでたっても時間を切り売りするだけになってしまうため、少しずつ成長することを視野に入れて取り組んでいきましょう。(執筆者:奥泉 望)