「お買い得」という言葉につられて、必要ないものを余分に買ってしまうことがあります。
「特売・激安・赤字セール」など安さを表す言葉や「タイムセール・先着順」などの期間や個数を限定する言葉には、購買意欲をかき立てられやすいものです。
この記事ではお買い得につられて失敗しないコツと衝動買いを防ぐ方法をご紹介します。
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目次
お買い得で失敗しないために注意すること3選
「お買い得」という言葉につられて余計な買い物をしないためには、以下の3つのポイントを意識しておけば失敗を避けることができます。
ポイント(1) お買い得品は賞味期限を確認する
お買い得品や見切り品は賞味期限(消費期限)間近なものが多いので、「きっと何かに使う」と使う予定もないものを大量に購入すると無駄になってしまう場合があります。
賞味期限を確認して、期限内に消費しきれそうか考えて購入すれば失敗を防ぐことができます。
普段使いしているものや消費サイクルが早いものなど、期限内に消費できるならお買い得品で購入するのが賢い選択です。
ポイント(2) まとめ買いと送料無料は無駄遣いになる可能性大
「〇個で△円・〇円以上で送料無料」につられて買い物をすると、必要のないものまで購入してしまうことが多いです。
まとめ買いをする時は「使い切る予定があるか」を考えて購入しないと、使い切れずに無駄になってしまうことになります。
またネットショッピングで送料を無料にしたいがために必要のないものまで購入すると、結局送料以上の損をしてしまう場合もあります。
購入前に使途を明確にしておくことで「買ったけど使わなかった」という無駄遣いを防ぐことができます。
ポイント(3) 「期間限定」は必要な買い物以外しない
期間限定クーポン・ポイントなど期限を過ぎると無効になってしまうものは、「今使わないと損をする」という気持ちになりやすいです。
しかし、クーポンやポイントを使うために必要のないものを購入するのでは本末転倒です。
「クーポンやポイントがなくても購入するか」を考えて買い物をすると失敗を防げます。
ネットショッピングは複数サイトの比較をする
Amazonや楽天市場などのネットショッピングは、ポイントを貯めるために毎回同じサイトで買い物をしている人が多いと思います。
しかし、同じ商品でもサイトによって大幅に値段が違ったり送料に差があったりする場合があります。
ネットで商品を購入する際には、複数のサイトを見て「どこで買うのが1番お得か」比較するのが賢明です。
またネットショッピングの場合、提携のクレジットカードで購入すれば割引やポイントが貯まるサービスもあります。
割引・ポイント・送料などを加味して複数サイトを比較することで、よりお得に商品を手に入れることができます。
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衝動買いを防ぐ欲しいものリスト
・ 買ったことに満足して開封すらしていない
・ 欲しいものがあるのにちょこちょこ買いをしているのでお金が貯まらない
私は、「欲しい」と思った欲求のままに買い物をして、冷静になった時に無駄遣いしてしまったことを後悔することが多々あります。
購入を保留にしてひと晩寝たら、欲しい気持ちがなくなっていたり商品のことすら忘れてしまったりと、気持ちが落ち着けばそれほど必要なものではなかったと気付くことがありました。
そこで欲しいものができたらその場では購入せずに、いったん「欲しいものリスト」に追加して後から見ても必要なものだったら購入するようにしました。
リストに追加することで「欲しいものに対して行動を起こした」と感じるので購買欲求を抑えることができます。
1度欲しいものが頭から離れることで後から冷静になって考えることができるようになりました。
またリストの中の優先順位をつけることで、欲しいものができた時に「優先順位1位のものより必要か」と比較することができるので、無駄な衝動買いを防ぐことができています。
いったん冷静になって目先の利益に飛びつかない
「お買い得」というキーワードにつられて買い物をする時、
「損しなくて済んだ」
という目先の欲求を満たしているだけで、本当は必要のないものを購入してしまうケースが多いです。
商品の使途を明確にすることといったん欲しい気持ちを落ちつかせることで、衝動的な無駄遣いを防ぐことができます。
まずは買い物の時に「本当に必要か」と自分に問いかけることから始めてみることをおすすめします。(執筆者:川井 奈央)