「楽天ポイントを使って楽天市場で買い物をしたら、もらえるポイントが減ってしまった」という経験はないでしょうか。
楽天市場で楽天カードを使って買い物をするとポイントが「+2倍」になるのですが、ポイントを使うとそのぶん楽天カードでの支払いが減ってしまいます。
その結果もらえるポイントが少なくなってしまう、という落とし穴があるのです。
落とし穴を避けるためには、全額楽天カードで支払いをして、楽天カードにポイントを充当するという方法がおすすめです。
今回は楽天カードにポイントを充当するメリットとやり方、注意点について詳しく解説します。
目次
楽天カードのポイント充当とは
楽天カードを使って買い物や生活費を支払うと、通常口座引き落としで支払いをします。
この支払う金額に貯まったポイントを使うのが、楽天カードのポイント充当です。
例えば5万円楽天カードの支払いがあったとして、1,000ポイントを充当すれば、支払うのは4万9,000円ということになります。

メリット1:楽天カード利用ポイントの取りこぼしがない
楽天市場で楽天カードを使って買い物をすると、+2倍のポイントが貰えます。
ポイントを使ってしまうとその分楽天カードで支払う金額が減ってしまい、+2倍のポイントが付きません。
先に全額カードで支払っておき、後からポイント充当する方法であれば、+2倍のポイントもしっかりもらえます。
【例】2,200円でもらえるポイントが5倍の商品を1,000ポイント使って購入する時、ポイントを使って買い物した場合とポイント充当した場合で比べてみましょう。
・ポイントを使って買い物した場合
商品代金 → 2,200円 ― 1,000ポイント=1,200円

・ポイント充当した場合
商品代金 → 2,200円
楽天カードの引き落とし額→2,200円 ― 1,000ポイント=1,200円

このように支払う金額は同じなのに、もらえるポイントが20ポイントの差があることがわかります。
高額の商品であればさらに差が出るので、ポイント充当した方がお得になります。
ポイントで支払ってももらえるポイントは減らない
楽天カードにポイント充当しても、その分もらえるポイントが減ることはありません。
ポイントを使っても、もらえるポイントは変わらないのがポイント充当のメリットです。
ポイント充当のやり方
1. e-NAVIにログイン
2. 少し下の「お支払い関連サービス」の「ポイントで支払い」をクリック
3. 「ご利用ポイント数」を入力
4. 「確認画面へ進む」→「申し込む」で完了
実際にやってみましたが、とてもわかりやすい画面で簡単にできました。
充当した後のキャンセルはできないため、しっかり確認してから「申し込む」を押すようにしてください。
注意点1:利用できるのは通常ポイントのみ
ポイント充当に使えるポイントは通常ポイントのみで、期間限定ポイントや楽天キャッシュなどのポイントは充当には使えません。
期間限定ポイントの消化をしたいところですが、できないため気をつけてください。
注意点2:使えるポイント数に上限がある
ポイント充当は50ポイントからできて、限度額はダイヤモンド会員かそれ以外かで変わります。
ポイント充当の限度額は以下のようになっています。

ダイヤモンド会員以外なら10万ポイント以上は充当できなくなっています。たくさんポイントを充当したい人は覚えておきましょう。
通常ポイントが多い人はポイント充当
楽天カードのポイント充当は、カード利用ポイントの取りこぼしがなく、楽天市場でポイントを使って買い物するよりおすすめです。
・ 使えるポイントは通常ポイントのみ
・ 充当額の上限もある
この2点には、注意してください。
通常ポイントは充当、期間限定ポイントは楽天市場ではない街の店舗で利用するなど、ポイントの種類ごとに分けて使うと節約効果も高まります。(執筆者:西本 衣里)