わが家では家族全員が毎朝ヨーグルトを食べるのですが、発酵食メーカーでヨーグルトを作るようになってヨーグルト代を大幅に節約できました。
また、発酵食メーカーを使うと、塩麴や醬油麹、甘酒などの調味料も数時間で作れるので重宝しています。
この記事では、発酵食メーカーで食費をどの程度節約できるのか、また、どのような人が購入に向いているのかを紹介していきます。
目次
家族の反対を押し切って買った発酵食メーカー
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「〇〇専用調理器具」というものは、使用頻度が低い、使いまわしが利かないなどの理由からいつの間にか使わなくなってしまうことが多いものです。
わが家においても、りんごの芯抜き器や計量味噌マドラーなど、便利だと思って買っても数回で使わなくなってしまったキッチングッズがたくさんあります。
発酵食メーカーを購入しようとした際にも、「どうせすぐ使わなくなるんだから無駄遣いだ」と家族に反対されました。
他のものでも代用できるキッチングッズの場合には使用頻度が減っていく可能性はあります。
しかし、「毎日食べているヨーグルトや調味料の塩麴・醤油麹などを自宅で作れたら食費が節約になるのではないか」と考え、家族の反対を押し切って発酵食メーカーを購入しました。
ヨーグルト代を年間11万円も節約
わが家では家族3人とも毎日ヨーグルトを食べています。
市販のヨーグルトとの価格比較
明治のR-1ヨーグルトを毎日買って食べた場合と、発酵食メーカーで作った場合を比較してみます。
R-1ヨーグルト130円 × 3人 × 7日 = 2,730円/週
食材:(R-1ヨーグルト130円 + 牛乳150円)× 2回 = 560円
電気代:1時間約0.92円 × 7時間 × 週2回 = 約13円
毎日市販品を購入するのと比較して、1週間で2,157円の節約、年間で11万円以上の節約になります。
発酵食メーカーの本体価格が2,000~5,000円ほどなので、本体価格を差し引いても10万円以上の節約です。
ローストビーフも格安で食べられる
一定の温度をキープできるので、ローストビーフも作れます(メーカーによっては温度調節できない機種もあります)。
ローストビーフの市販品は250gで1,500~3,000円ほどですが、手作りなら同じ分量のブロック肉が500円ほどで購入できます。
ワンコインで本格的なローストビーフを食べられるので、今ではわが家の定番メニューになりました。
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塩麴は市販品より少しお得
塩麴は、チューブで売られているものは200gで200円程度です。
自家製の場合、スーパーでも売られている乾燥麹が200gで300円、塩は60g30円で、調味料と水を加えると約500gほどができあがります。
自分で作ると100gあたり28円ほどの節約になり、発酵食メーカーの電気代約5円(0.92円×6時間)を差し引いて、100g当たり約23円お得です。
手間暇を考えると市販品のほうが手軽ですが、熱殺菌されていない自家製の麹には生きた菌を取り入れられるというメリットもあります。
発酵食メーカーを購入すると節約になる人
前述の通り、専用調理器具を購入して使わなくなってしまうというケースは多いものです。
しかしながら、次のポイントに当てはまっている人は、発酵食メーカーを使いこなして食費を節約できる可能性が高いと言えます。
(2) 普段の料理で甘酒・塩麴・醤油麹などの発酵食品を使っている
(3) ローストビーフや鶏ハムなどの低温調理した料理が好き
自分の日常生活にあっていれば活躍する
日常生活において発酵食品をよく食べているのであれば、手作りすることで食費を節約できます。
ただし、発酵食メーカーの購入をきっかけに発酵食品に挑戦してみようという場合には、面倒になって使用頻度が減っていく心配があります。
現在の生活に合っている専用調理器具は家事をぐっと楽にしてくれます。
普段から発酵食品をよく食べるという人は、発酵食メーカーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:川井 奈央)