化粧水は未開封であれば3年と長い期間持ちますが、開封してしまうと徐々に劣化が進んでしまうので、できれば3か月以内に使い切るのが理想です。
多くの化粧水は1本あたり200ml前後なので3か月以内には使い切れる量ですが、中には500mlや1Lなどの大容量のものもあります。
量が多いと1人で3か月以内に使うのは難しいので、泣く泣く捨てていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、余った化粧水のいくつかの使い道を紹介します。
期限切れで捨ててしまうと購入費用が無駄になってしまうため、劣化する前に使い切ってくださいね。
目次
意外と知らない「余った化粧水」の使い道
筆者は1人暮らしをしているので、開封した化粧水は3か月以内に自分1人で使い切らなければなりません。
しかし、大容量のものは顔だけに塗っていると期限内に使いきれないので、購入費用をムダにしないように以下のような方法で消化しています。
1. お風呂上がりにボディに使う
化粧水の多くは体にも使えるように作られているので、ボディクリームの代わりに化粧水を使ってもOKです。
体全体に使えば1回で結構な量を消費するので、500ml以上の大容量化粧水でも3か月以内に使いきれます。
ただし、ボディクリームと比べて化粧水には油分が少ないため、肌質によっては潤い不足に感じる場合もあります。
化粧水をボディにつける際には、肌の調子を見つつボディクリームと使い分けてください。
2. コットンパックに使う
化粧水はコットンにたっぷりと含ませ、顔に貼ってしばらくおくとフェイスパックの代わりになります。
フェイスパックは1枚50円以上するものが多いのですが、コットンパックなら1回あたり10円以下の費用で済むので、フェイスパック代の節約にもなる点がメリットです。
コットンパックをする際には、コットンに3枚に化粧水をたっぷりと含ませて、コットンを2枚に割いて1枚を薄い状態にしてください。
薄くなったコットンをおでことあご、両ほほ、鼻、鼻下に貼り、5分ほどそのまま放置すればコットンパックの完了です。
3. 入浴剤の代わりに使う
コットンパックやボディクリームの代わりとして使ってもまだ量が残っているときには、少し贅沢に思えるかもしれませんが、入浴剤の代わりに使うのがおすすめです。
化粧水には潤い成分がたっぷりと含まれているので、お湯に入れるとしっとりとした肌に導いてくれます。
入れる量はお好みでOKなのですが、目安としてはお風呂1回あたりに化粧水200mlです。
入浴剤として使うために化粧水をわざわざ買ってくると入浴剤代より高くなってしまいますが、期限が切れて捨ててしまいそうなときにはこのようなリッチな使い方もアリだと思います。
番外編:3か月以内に使い切れるかを基準に買うことも大切
期限切れになりそうな化粧水がいくつもある場合には、化粧水の買い方を一度見直したほうがよいかもしれません。
化粧水は朝晩の2回、顔に塗るだけで3か月以内には使い切れる量になっています。
それにも拘らず使いきれない化粧水がたくさんあるということは、必要ないのに大容量のものを買っていたり、使いかけの状態で次々と新しい化粧水を買っているのが原因かもしれません。
ムダ使いしている可能性は否定できないので、化粧水を買う際には
・ 新しいものを買っても全て3か月以内に使い切れるのか
を考えてみるとよいことでしょう。
余った化粧水は捨てずに有効活用
期限が切れそうな化粧水を捨ててしまうと、買ったお金が無駄になってしまいます。
顔に塗るだけで期限切れにならないような量を購入するのが理想ですが、余りそうになったら、「ボディに塗る」「コットンパックにする」「入浴剤として使う」この3つの方法を試して、せっかく買った化粧水をムダにしないよう心がけてくださいね。(執筆者:メルカリ取引600回以上 石神 里恵)