楽天経済圏で生活していると、楽天ポイントがかなり貯まってきます。
しかし、期限がなく使い道の広い通常ポイントとは違って、貯まりやすいのは「期間限定ポイント」です。
文字通り、使用期限があるので、使わずに期限切れになってしまうという方も多いのではないでしょうか。
日本国内で使われずになくなってしまうポイントは、驚くことに年間300億円以上もあるそうです。
電子マネーやポイントでも、もったいない精神は大事にしたいものです。
目次
厄介な「期間限定ポイント」
楽天ポイントには、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があります。
この期間限定ポイントはなかなかの曲者で、期限だけではなく使い道も限られています。
たとえば、楽天Edyで使えるのは通常ポイントのみ、クレジットカード払いに当てられるのも通常ポイントのみといった具合に、幅広く使えるのは通常ポイントです。
一方の期間限定ポイントはそのようには使えないので、買い物で使うしくらいしか道がありません。
しっかりと使い切ろうと思うと無駄遣いが発生してしまう可能性があるわけですが、だからといって使わないと期限が切れてしまってそれこそ無駄になります。
「期間限定ポイント」を無駄なく使いきる方法

では、無駄なく使いきるにはどのような方法があるのでしょうか。
(2) 出光のガソリンスタンドでガソリン代にする
順に説明していきましょう。
(1) 楽天ペイでドラッグストア等で生活費に充てる
楽天Edyには通常ポイントしか使えませんが、楽天ペイであれば支払いの際に期間限定ポイントから消費してくれます。
「サンドラック」や「クスリのアオキ」などのドラッグストアは、楽天ペイ決済に対応しています。
トイレットペーパーやシャンプー、掃除用品などの日用品やクスリのアオキであれば食料品も充実しているので食費に充てることも可能です。
その他にも、回転寿司店やすき家などのチェーン店では、楽天ポイント決済に対応しているところが多いので、期間限定ポイントを優先的に消費できます。
(2) 出光のガソリンスタンドでガソリン代にする
それでも、「貯まりに貯まった期間限定ポイントを消費し切れない!」という場合には、車がある方限定にはなりますが、出光のガソリンスタンドで期間限定ポイントを使えます。
まず、セルフスタンドでカードリーダーに楽天カード、あるいはポイントカードを入れます。
すると、ポイントを使うかを尋ねられるので、使うようにタッチします。
その後、何ポイントまでをポイントで支払うかを尋ねられるので、使いたい上限分を入力します。
この時に誤って通常ポイントまで使わないように、日頃からポイント残高を把握しておくのがおすすめです。
その後、給油を進めれば、あとは勝手にポイントを使って決済してくれます。
以上が、期間限定ポイントを無駄なく使いきる方法です。しかし、いくつか注意点があります。
注意点
では、ここからはその注意点をお伝えしましょう。
(1) 通常ポイントを使わない

通常ポイントは貴重なポイントです。
通常ポイントを使うのであれば、クレジットカード決済に充てることをおすすめします。
これによって、
・ カード利用で貯まるポイント
の2重取り
ができます。
期間限定ポイントではできない活用方法なので、楽天PointClubアプリなどでポイント残高の内訳を把握しておくようにしてください。
(2) ポイントを使うことを目的にしない
いくら無駄にしたくはないとはいえ、ポイントを使って欲しくもないものを買ってしまうと、それこそ無駄遣いになってしまいます。
欲しいものがない時に無理に使わず、日用品や食費、ガソリン代に充てて無駄なく使ってください。
(3) 店舗や制度変更によっては使えない可能性がある
たとえば、同じ出光でも機械が古かったり、従業員の方が設定を分かっていないといった理由で使えない店舗が存在するようです。
また、楽天ポイントの制度変更で対象店舗から外れることもあるので、「ポイントだけを持って出かけて支払えない」ということのないようにお財布はしっかりと持っていきましょう。
無駄遣いを減らして必要なものに充てる
期間限定ポイントは、
・ 期限が切れそうでも、期間限定ポイントを無駄に使わない
・ ドラッグストアやガソリンスタンドで、日用品、食費、ガソリン代に充てる
ようにしましょう。
無駄遣いを減らして本当に欲しいものを買って節約につなげてください。(執筆者:久保 文明)