コロナ禍において、さまざまなオンライン副業が注目を浴びています。中でも「ライバー」業は副業として注目度が高いと言えます。
そうは言っても「ライバー業」を詳しく知らない方も多いことでしょう。
「実際どれくらい稼げるの?」
ライバー副業に興味を持った際には、このような疑問を持たれる方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、「ライバー副業で稼ぐ方法と具体的な収入例」についてまとめました。ぜひ参考にしてください。
目次
注目度の高い「ライバー副業」とは
ライバーとは、ライブ配信を行い、収入を得る方々のことです。使用するアプリや内容により、媒体は変わります。
現在では定着しつつあるYouTuberとは異なります。次のような点に大きな違いがあります。
・ リスナーとリアルタイムで交流する
・ 収入源は投げ銭
YouTuberとは収入を得る方法も、視聴者との関わり方も違います。
近年ではこの働き方が話題になり、新たな副業スタイルとして定着しつつあるのです。
ライバーはどのような配信をしているのか
基本的にライバーには、あまり制限がありません。つまり、自分の得意分野でお客さんを楽しませられれば、その分だけ収入へとつながるのです。
・ ダンスや歌唱
・ 料理やゲーム実況
・ 体操やヨガ
強調したいのは、自分の得意分野であれば何でも発信できるという点です。配信者によって顔出しをしたり、しなかったりする事例があります。
非常に自由度が高く、まだ認知度も低いので何が当たるかは未知な部分も大きいです。
しかし、強いて言うのであれば、視聴者との交流を深めたい方に向いています。生配信かつ双方向の関わりがポイントなので、ここを活かせるかどうかで収入も変動することでしょう。
ライバーのメリット
ライバーが人気の理由は、次の5つです。
・ スマホ1台でもOK
・ 面倒な編集作業がいらない
・ 収益化までの厳しい条件がない
・ YouTubeよりも人気が出やすい
オンラインなのでかなり始めやすく、面倒な編集作業も必要ないのですぐに始められます。
さらに、YouTubeで必要な登録者数1,000人と再生4,000時間も必要ありません。
現状ではYouTubeほど知名度が高くなく参入者が少ない状態にあるので、新たにYouTuberとして始めるよりも人気が出やすいかもしれません。
実際にどのくらい稼げるのか
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ライバーとして稼いでいる方の中には、月収100万円以上の方もいます。
しかし、実際にはどのくらいの頻度でライブを行うのか、見てくれている人がどのくらいいるのかによって大きく変動することでしょう。
ライブ配信プラットフォーム「Uplive」の調査によると、月収で最も多く見られる値が4万円から9万円となっています。
その費やしている時間が20~45時間なので、休日2~5時間のライブ配信で得られる金額だといってもよいと思います。
休日に2時間ライブをして4万円であれば、副業としては割のよい時給をもらえる計算ですよね。
しかも完全オンラインで、難しい作業は必要ありません。
ライバーを始めるうえでの注意点
ライバーはかなり稼ぎやすく、波に乗りやすい状態です。しかし、いつまでもこの状態が続くわけではありません。
知名度が上がれば参入者も増え、差別化を図れなければ淘汰されてしまうことでしょう。
その前にどれだけの視聴者を集められるか、どれだけ差別化を図れるかを工夫する必要があります。
たとえば、ライブ配信の時間も工夫、SNSとの連携もしておいたほうがよいことでしょう。
また、ジャンルによっても顔出しをしたほうが良いものと悪いものがありますが、顔出しをしたほうが差別化につながりやすく、人気も高まりやすいと言えます。
その反面、顔バレ・身バレのリスクもあるため、どのような配信スタイルで続けていくかの計画を事前に立てておく必要があります。
早めに初めて固定ファンを獲得する
コロナ禍以前よりもライブ配信は人気であったものの、2021年に入ってから知名度や人気がかなり高まりつつあります。
YouTubeも当初はブルーオーシャンと言われ、多くのYouTuberが生まれた結果、収入が大きく減少する状態となりました。
ライバーに興味がある場合には、ぜひ早めに参入して固定ファンを獲得しておいたほうが良いことでしょう。(執筆者:奥泉 望)