履歴書や証明書に使う証明写真は、写真館やスピード写真機だけでなくアプリからも手軽に準備できます。
アプリを活用すれば、自宅で手軽に撮影から印刷まで済ませることが可能です。
今回は、証明写真をアプリで作成する際のお得度や印刷方法などについて解説します。
証明写真を準備する予定がある人は、ぜひ参考にしてください。

目次
「写真館」「スピード写真機」「証明写真用アプリ」価格を比較
写真館・スピード写真機・証明写真用アプリの価格相場は、下記の通りです。

※1:運転免許証のサイズで比較
※2:コンビニ印刷の場合
写真館の価格は、お店によって差があります。
スタンダードなプランであれば、3,000円以下で撮影できるお店がほとんどです。
証明写真は、用途によって撮影方法を使い分けることで費用を安くできます。
就職や受験など大事な場面ではプロに撮影してもらい、ちょっとした証明であれば安くて手軽なスピード写真機や証明写真用アプリを活用するのも1つの手です。
アプリ印刷方法は「自宅印刷」「コンビニ印刷」の2択
アプリで作成したデータは、自宅のプリンターかコンビニのマルチコピー機で印刷できます。
自宅印刷の場合
自宅印刷には、L判サイズの写真用紙が必要です。
写真用紙は、100均でも購入できます。
用紙代とインク代を含めても、1枚あたり10円程度で印刷できます。
コンビニ印刷の場合
コンビニ印刷には、各コンビニの専用アプリのダウンロードが必要です。
証明写真の印刷だけでなく、普通写真やPDFの印刷にも対応しています。
実証:仕上がり・所要時間
実際に「証明写真用アプリ」を使って仕上がりや所要時間を検証してみました。
(1) 撮影
私が写真を撮影するためにかかった時間は、5分ほどです。
満足できる写真が撮れるまで何度も撮り直しをする場合は、さらに時間がかかります。
写真は背景を選んだり明るさを調整したり、用途や好みに合わせて加工が可能です。
(2) 印刷
コンビニ専用アプリを起動し、スマホに保存されたデータを追加したら、コンビニのマルチコピー機のプリント機能から印刷を行います。
データの保存や印刷自体にかかる所要時間は、2~3分程度です。
仕上がりは、スピード写真機と変わらない印象です。
1シート6コマ(免許証モードの場合)の証明写真を、トータル時間10分ほどで準備できました。

証明写真用アプリを使う際の注意点
証明写真を手軽に準備できるアプリですが、使い方に注意しないと「せっかくの証明写真が使えない」こともあります。
証明写真用アプリを使う場合は、次の3つに注意しましょう。
・ 目線や肩の位置
・ 加工の度合い
用途によって選ぶべきサイズや背景は異なります。
免許証に使う証明写真は、各地の警察署や運転免許試験場によって背景の色が指定されているため、事前に確認が必要です。
アプリで自撮りする場合、目線や肩の位置がずれてしまうことがあります。
満足のいく証明写真を撮るために、ガイドに従いながら撮影しましょう。
また、コントラスト・色彩調整機能や加工は、度が過ぎると本人かどうかわかりにくくなるためやりすぎNGです。
目的に合わせて手軽な証明写真用アプリも検討してみよう
気合を入れて挑みたい場面には、写真館でしっかり撮影してもらうと安心です。
ちょっとした証明であれば、証明写真用アプリで1枚7~10円で準備できます。
証明写真が必要なときは、用途に合わせて撮影方法を選びながら節約につなげましょう。(執筆者:成田 ミキ)