日本ではまだまだ資産運用を積極的にしている人は少なく、ギャンブル性を感じたり、損をするのではないかと不安に思う方も多いのが事実です。
今回は利用者も多い楽天市場で手に入るポイントを使った、損をしにくい運用の考え方についてご紹介します。
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目次
楽天ポイント運用のおすすめな点3つ
1. 簡単:楽天ポイントがあればすぐ始められる
2. 損をしにくい:支出をしなくても始められる
3. 辞めやすい:不安だったり使い道があれば回収が簡単
上記3つがおすすめポイントです。
それでは詳しく紹介していきます。
楽天ポイント運用とは
楽天市場でのお買い物などで手に入る楽天ポイントを使って、手軽に資産運用体験ができるサービスが「楽天ポイント運用」です。
利用者数500万人突破記念キャンペーンを開催中ですが、楽天市場自体の利用者数が5,300万人以上であるため、楽天ユーザーの10人に1人は活用していることになります。
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楽天ポイント運用の始め方
一般的な「投資」をしようとすると、証券会社などで口座開設、本人確認書類の提出、金融商品の選別・購入など手順が必要なため時間がかかり、なかなか手軽に始められません。
しかし、楽天会員として登録さえしていれば、口座開設や本人確認等をせずに運用を始められるのです。
これは実際に現金やポイントで金融商品を買い付ける投資ではなく、ポイントを運用会社(楽天)に預けて代わりに運用してもらい、その結果がポイントの増減に反映される仕組みだからです。
楽天ポイント運用の手順

登録が終わったらアクティブ・バランスの2コースから選び、ポイントを追加するだけです。
その名のとおり、
・ アクティブコースであれば「ハイリスク、ハイリターン」
・ バランスコースであれば「ローリスク、ローリターン」
となるので、ご自身の運用方針で決めて始めましょう。
注意点として運用は100ポイント単位で行う、かつ、通常ポイントでなければいけない点です。
楽天市場での買い物や、街でのお買い物でも積極的に楽天ポイントカードの提示と楽天カードでの支払いを習慣づけ、ポイント獲得を目指しましょう。
楽天ポイント運用の「損をしにくい」運用方法
資産運用に消極的な方の発想は、以下の2つでしょう。
(1) 元本を割るかもしれない
(2) 元手が必要 = 最初に支出をする = 損をしないといけない
(1) に関しては、絶対損をしないとは言い切れないのが事実ですので、受け入れて運用するしかありません。
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こちらは筆者の運用成績画面です。
ご覧のとおり2020年9月16日時点で1万1,034円だった価値が、2021年9月16日時点で1万3,685円に、1年間運用していたら+24.0%上がっているのです。
銀行などに預けていても+0.001%などがザラな時代、リスクはありますが資産運用が魅力的な理由です。
(2) の「最初に支出が必要」という点についても、利用者数500万人突破記念キャンペーンを利用すると、新規利用者であれば50ポイントがもらえます。
仮に100ポイントを元手にスタートしたとしても、50ポイント以上の下落 = 50%の下落はほぼあり得ないので、実質「損をしない資産運用」がスタートできます。
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直近1年間で最も大きく下落したのが10月26日から29日までの-3.8%です。
もらえる50ポイント以上減少しなければいいので、50ポイント ÷ 3.8% = 1,316ポイントまでは、運用していても「元本割れをしにくい = 損をしにくい運用」と言えるのではないでしょうか。
下落幅-3.8%というのは筆者の経験であり、必ず損をしないとは限りませんので、考え方の参考としてご確認ください。
楽天ポイント運用のやめ方
おすすめポイントの1つが「簡単にやめられる点」です。
・ ポイントを運用以外に使いたい
・ 最近成績が悪いからいったんやめたい
など考えたとき、「引き出す」ボタンを押すだけで指定したポイント数でも、全ポイントでも簡単に引き出せるのです。
ただし、反映されるには土日祝日を除いた約1営業日が必要なため「14時までの引き出し申請 → 翌日22時頃反映」とタイムラグがある点はご注意ください。
資産運用のきっかけに楽天ポイント運用をはじめてみよう
筆者も元は楽天ポイント運用から始め、実際の証券会社へ移行しての投資とステップアップしていきました。
大きくプラスを得るきっかけとなったのは間違いなく楽天ポイント運用であり、ここで資産運用の考え方や増減による心的影響を把握できていたのが大きかったです。
「将来を考えて資産運用に興味があるけど、何から手をつけたら良いかわからない」という方がいらっしゃったら、ぜひこのキャンペーンを活用して資産運用を始めてみませんか。(執筆者:遠藤 記央)