最近放送されたCMで、筆者は「最高にうまい食べ方は、外だ。」というチキンラーメンのCMが非常に印象的でした。
筆者はアウトドアが好きで、デイキャンプによく行くのですが、外でのごはんのおいしさは本当に格別です。
昨今のアウトドアブームで、アウトドアに興味を持った方も「アウトドアで食事」というと、
「専門的で高価な道具が必要」
というイメージを持っている方も少なくないでしょう。
筆者も外ごはんの美味しさはわかっていても、デイキャンプは準備と後片付けがめんどうだと感じることもありました。
そう感じていたところに上記のCMを見て、チキンラーメンを食べるだけならあまり準備も道具も必要なく、簡単に外ごはんの醍醐味を味わえると思いました。
そこで、キャンドゥで集めた道具合計500円以下で青空ラーメンは食べられるか、アウトドア初心者の筆者がチャレンジしてみました。

目次
青空ラーメンするのにこれだけ持っていこう
1. ステンレス製コンパクト鍋
2. アルコールバーナー用スタンド
3. アルミ固形燃料用受け皿
その他価格外消耗品:固形燃料・チキンラーメン・おはしなど
1. ステンレス製コンパクト鍋(税込み220円)

以前から100円ショップでコンパクトタイプのステンレス食器が販売されていましたが、その多くは直火不可の「ボウル」として販売されていました。
近頃、ついに100円ショップでも直火OKのコンパクトタイプの鍋が販売されています。
こちらは税込み220円です。
こちらのサイズは直径16cm、満水容量は1.25Lです。
取っ手を本体に沿う形に収納できるので、コンパクトになります。
取っ手は上下に広げるとはずれてしまうため、持つ際は上下ともにしっかりと握り込むようにしてください。
こちらは「たき火やストーブの上で使用しないでください」との記載がありますので、たき火などで使用する際には五徳などを使用するようにしてください。
2. アルコールバーナー用スタンド(税込み110円)

アルコールバーナーや固形燃料を使用する際に、鍋を置けるスタンドです。
15cm × 7.5cmのL字型にカットされた鉄(亜鉛メッキ)の板を、溝同士をはめ込んで組み立てていきます。
三角形になるように組み立てると、スタンドになります。

コンパクトに収納できるので、持ち運びにぴったりです。

こちらの価格は税込み110円です。
キャンドゥにはさまざまな固形燃料向けスタンドがあるのですが、こちらが1番低単価かつ組みやすく、しかもコンパクトになる初心者向けであると考え、今回はこちらを使用しました。
タイプによってお好みのものを選んでも良いですね。
3. アルミ固形燃料用受け皿(税込み110円)

アルミニウム合金でできている固形燃料用の受け皿です。
サイズは5.6 × 5.6 × 2.7cmです。
固形燃料に使われているプラスチックなどが、地面に溶け落ちてしまうのを防げます。

こちらは接地面が高温になるため、テーブルなどでは使用できませんので、必ず屋外の地面で使用するようにしてください。
こちらの価格は税込み110円です。
合計440円
これで税込み440円です。
なんと440円という驚きの値段で、外ごはんにチャレンジできてしまいます。
ちなみに上記3品 + 袋麺など、これらはタブレットケースとして販売されていたファスナー付の袋に全て収まりました。
コンパクトになりますので、持ち運びにもぴったりです。
それでは実際にやってみましょう。

スタンドを組み、固形燃料をセット、その上に鍋を置いて着火します。
注意点
こちらは撮影のため換気や火災に注意をして室内で行っていますが、使用の際は必ず屋外・地面の上で行ってください。
固形燃料は受け皿に置いたとしても燃焼中はかなり高温になるため、テーブルや床などを傷める可能性があります。
また固形燃料に火をつけてから受け皿を動かすのは大変危険ですので、ご注意ください。
こちらのステンレス鍋は取っ手も熱くなることがありますので、注意してください。
またこちらのステンレス鍋には目盛りなどはついていません。
水の量については、家を出る前にどれくらいまで入ると必要量なのか、1度試してざっくりと覚えておくと作業が楽になります。
着火から10分で沸騰
着火して10分ほどで、ふつふつと泡がみえてきました。
ところが何度か試したところ、固形燃料1つとこのスタンドでは、450mlの水を大きな泡がぼこぼこと出るまで激しく沸かすのは難しいようでした。

・ 何度かに分ける(1度に沸かす水量を調整する)
・ アルミホイルなどでふたをする
といった工夫で効率よくお湯を沸かせるようです。
青空チキンラーメンが完成
念のため、煮沸をしないと飲料に適さない水などは使用しないようにしてください。
また使用する固形燃料や風などの条件により、沸騰するまでの時間は変わりますので、目安としてください。
とはいえそのまま食べることもできるチキンラーメンですから、失敗はなさそうです。
もし水の温度が100℃まであがらなくても、おいしく食べられるチキンラーメンは、やはりアウトドア初心者の強い味方です。

ラーメンを投入して1分後、キャンドゥで購入した道具合計500円以下を使って、青空ラーメンが完成しました。

結果としてはお湯を完全に沸騰させることにやや難点は残ったものの、無事キャンドゥのアイテムで青空ラーメン
を楽しめました。
100均アウトドアグッズで気軽にチャレンジ
ひと昔前であれば、専門店やホームセンターでしかアウトドア用品を買うことができなかったものですが、現在は100円ショップでも気軽にアウトドア用品を購入できます。
チャレンジのハードルもぐんと低くなりました。
安全に留意し、ぜひ楽しい青空ラーメンを楽しんでくださいね。
情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
なお店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
また取扱説明をよくご確認いただき、注意してご使用いただけますようお願い申し上げます。(執筆者:新木 みのる)