ダイソーアウトドア製品は毎シーズン新しいアイテムが発売されており、また近頃は高価格帯・大きなアイテムも続々と発売されています。
定番アイテムとして使えそうなチェアに新しいバリエーションを発見し、さっそくチェックしてみました。
情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
なお店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
また取扱説明をよくご確認いただき、注意してご使用いただけますようお願い申し上げます。
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目次
ダイソー 3ポールチェア
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価格は税込み330円です。
収納サイズ:約50 × 7 × 7cm
使用サイズ:幅31 × 奥行31 × 高さ40cm
重さ:約455g
耐荷重:約70kg
構造部材は金属(鋼)、座面の材質はポリエステルです。
座面の裏側に、収納した際に座面を畳んで止めるためのマジックテープがついています。
3本の脚で立つ、ポールタイプのチェアです。
持ち手となるベルトが脚の1本についており、こちらは取り外しができません。
筆者の近隣店舗では、カラーは黒のみが販売されていました。
中央パーツおよび、裏面の様子です。
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
使用感
シンプルな作りなので広げやすく、力も要りません。
筆者が座ってみた安定感としてはかなり良いと思いました。
背もたれはないものの座面が広く、長く座っていても疲れは感じませんでした。
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筆者の身内の男性(耐荷重以下)に座ってもらいましたが、不安感もなく、体重のある男性でも十分に落ち着いて座ることができそうです。
コスパ
同様の製品は、筆者が調査日にインターネット通販で検索してみたところ、最も安いもので610円ほど。
またほとんどの場合は1,500円を超える価格で販売されていました。
税込み330円というのは、かなり破格だと言えそうです。
選ぶならここがポイント!
100円ショップといえば、主流だったのはこちらのタイプのチェアでした。
300円までの低価格3種のアウトドアチェア。
選ぶならポイントはどこにあるのでしょうか。
こちらで紹介した、
(1) 背もたれ無しタイプ 約W240 × D175 × H250mm 約355g
(2) 背もたれ有りタイプ 約W270 × D270 × H450mm 約655g
に加え、今回のものを
(3) 3ポールタイプ
として、比較してみます。
面積
座面の面積を計算してみたところ、実は1番面積が狭いのは(3)の3ポールタイプです。
ですが、座った安定感は(1)にも(2)にも、全くひけを取りません。
持ち運び
アウトドアに最も重要ともいえるポイント、「持ち運び」ですが、重量としては3つのタイプのうち、(3)の3ポールタイプは真ん中です。
最軽量とは言えませんが、まずまずといったところでしょうか。
(1)(2)タイプが収納時の長さが30cm程度なのに対し、3ポールタイプの(3)は畳んだ時の長さが約50cmです。
ネックはその長さということになりそうです。
車を使わずに移動する場合、ザックのタイプなどによっては(3)は入らないかもしれません。
サイドなどに固定するタイプのザックであれば、逆に(1)(2)タイプよりも持ち運びしやすいとも言えそうです。
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加えて単体で肩にかけて運べるのはメリットですね。
車で移動する場合は他のアイテムの形との兼ね合いになります。
3ポールタイプの(3)であれば、細長くコンパクトな形に収まります。
テントやタープの収納袋サイズなどに余裕があれば、一緒に入れて持ち運ぶこともできそうです。
また複数持ち運ぶのであれば、ベルトでまとめるなどすれば(3)の方がまとめやすい可能性も。
これから始める方は、アイテムを人数分購入する際には、アイテムのタイプをそろえておくと管理がしやすいかもしれません。
パッキングのタイプに合わせて、お好みのものをチョイスしてみてください。
ぜひ店頭でチェック!
しばらく使ってみたところは問題なし。
頼もしいアウトドアアイテムの1つとなってくれそうです。
経年劣化についてはこれからじっくりと様子を見ていこうと思います。
実際のサイズ感などは、店頭でぜひチェックしてみてください。
ダイソーのアウトドア製品は年を追うごとに充実していっています。
店を訪れるたびに新しい発見があるほどです。
店頭でぜひ1度手に取ってみてくださいね。(執筆者:新木 みのる)