【この記事の最新更新日:2024年6月27日】
マクドナルドで支払う際、「楽・得」両方を満たす快適な方法はなんでしょう。
一般的におすすめなのはモバイルオーダーですが、使っているキャッシュレスアイテムによっては、必ずしもそうと言えなくなってきています。
本記事は2024年6月現在の内容にリニューアルしました。
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行列を考えると、基本はモバイルオーダー
マクドナルドは、どのお店に行っても、特にお昼時はおおむね長蛇の列です。
その列に並んで注文する人はいまだに多いのですが、強い現金主義でもない限り、さすがに時代遅れです。
モバイルオーダーならスマートですが、これが常にベストの決済方法とも限りません。
全国でセルフオーダーキヨオク(タッチパネル式オーダー機)が増えてきて、三井住友カードユーザーならこちらのほうが得になることが多いのです。
こちらは有人窓口と違い、常に空いているため、モバイルオーダーに負けず活用できます。
決済方法によって異なる3種類の注文方法、使い分けのルールを事前に確立しておきましょう。
3種類の注文方法の、メリットとデメリットを確認します。
「楽・得」の両方を満たすためには、1種類の決済にこだわることはありません。
それでも今やマクドナルドで実質メインの注文方法はモバイルオーダーなので、これから確認します。
モバイルオーダーのメリット
マクドナルドで、最も楽な注文方法であるモバイルオーダーのメリットです。
・ 店内飲食の場合、席に座ってから注文ができる
・ 店舗スタッフが商品を席まで運んでくれる
・マクドナルド公式アプリのクーポンが使える
・ LINEクーポンを適用して注文できる(アプリでなくブラウザ利用となる)
・年間利用額30万円以上でマクドナルド5%還元になる、SAISON Gold Premium払いも利用できる
・ テイクアウトの際は、店外で注文してからピックアップに行ける
・ デリバリーも頼める
・ クレジットカード、QRコード決済払いができる
「モバイルオーダー = 難しい」と感じる人もいるでしょう。
ですがマクドナルドのモバイルオーダーは操作性に優れた、簡単なものです。
マクドナルド公式アプリを入れて使うのが基本ですが、会員登録せずにマクドナルド公式サイトからでも使えます。
公式サイトの「モバイルオーダー」のボタンから店舗を選び、指示に従って進むだけです。
決済はクレジットカードかQRコード決済です。
クレジットカードを持てない高校生以下でも、QRコード決済で支払えます。
シルバー世代も敬遠しないで、席に座ってからゆっくりチャレンジしていただきたいところです。
並んでいる人に迷惑を掛ける心配もありません。
モバイルオーダーでクレジットカード払いの場合、SAISON Gold Premiumがおすすめです。
年間100万円使うと年会費永年無料になるこのカードでは、最大5%還元(年間30万円利用の場合)となります。
モバイルオーダーのデメリット
快適なモバイルオーダーにもデメリットがあります。
これは結局、他の注文方法にだけあるメリットということになります。
・ 三井住友カードスマホタッチ決済による、7%以上の還元がない
・ Yahoo!のクーポンは使えない(LINEクーポンは可)
・ 現金で支払えない(当たり前)
マクドナルドで「三井住友カードをセットしたスマホタッチ決済」すれば、7~20%の還元があります。
モバイルオーダーに三井住友カードをセットして支払っても、この還元はありません。
三井住友カードユーザーは、モバイルオーダーよりもタッチパネルオーダー機「セルフオーダーキヨオク」での注文が得になります(後述)。
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タッチパネルと窓口にもメリットがある
三井住友カードユーザーなら、スマホタッチ決済で7%以上の還元もまた大きなものです。
これが適用されるセルフオーダーキヨオクまたは有人窓口の活用法を見てみます。
三井住友カードユーザーなら、スマホタッチ決済での支払いはメリット大
三井住友カードでは、スマホタッチ決済により7.0%以上(取引状況や家族ポイント、Olive特典等により最大20.0%)の還元が受けられるコンビニ・飲食店が数多くあります。
マクドナルドもこのひとつで、モバイルオーダーよりもセルフオーダーキヨオクでの注文がおすすめです。
なおかつてはセルフオーダーキヨオク、有人窓口と同様の「dポイントまたは楽天ポイントが付けられる」メリットがありましたが、ポイント付与は消滅しています。
といっても0.5%の還元に過ぎず、もともと大きなものではありませんでした。
7.0%以上還元の対象にならない三井住友カードは以下の通りです。
・ ANAカード
・ Visa LINE Payクレジットカード(p+も含む)
・ 三井住友ビジネスカード for Ownersを除く法人カード
・ 提携カード
Mastercardブランドの場合、Android端末ではタッチ決済を利用できません。
カード券面でのタッチ決済の場合、還元率が2.0%下がります。
もっとも5.0%以上なのでこれでもいい数字です。
モバイルオーダーと、スマホタッチ決済の還元の差
決済による還元の差を、三井住友カードユーザーの場合で確かめます。
・ モバイルオーダーの支払いを三井住友カードに設定している場合
・ 窓口またはセルフオーダーキヨオクでスマホタッチ決済する際
決済額1,000円の場合で、還元額も確認します。
・ モバイルオーダー(0.5% … 5円相当)
・ スマホ タッチ決済(7% … 70円相当)
65円違うとなると、無視できません。
仮に家族ポイントやOlive特典の加算等により還元率が10%まで上がっているとすると、スマホタッチ決済での還元額は100円となり、差がさらに広がります。
なお、三井住友カードのポイント計算は通常月単位ですが、ポイントアップ分は決済ごとの付与です。
200円単位でポイントアップとなるため、200円未満のコーヒー1杯だけの注文の場合、三井住友カードのポイントアップはありません。
セルフオーダーキヨオクを活用する
窓口以外に、セルフオーダーキヨオクの設置されたマクドナルド店舗が増えました。
全国で順調に増加中です。
キャッシュレス決済の人にとっては、注文手段が3種類になったわけです。
セルフオーダーキヨオクを使うメリットです。
・ 有人窓口よりはおおむね空いている
・ テント(番号が書かれたプラスチックのボード)を持っていくことで、モバイルオーダー同様、客席で待つことができる
・ 三井住友カード払いによる7%以上還元が適用される
・ マクドナルド公式アプリのクーポンが使える(QRコードを読み取らせる)
・ 電子マネー決済も可
・ QRコード決済可能のタイプも増加中
有人窓口はいつ使う
まだまだ、セルフオーダーキヨオクのない店舗もあります。
列のない状態なら、窓口にもメリットがあります。
ただ、比較した場合のメリットは、次のものだけではないでしょうか。
・ すべてのクーポン( 紙のクーポン、Yahoo!のクーポンを含む)が使える
モバイルオーダーは基本だが、臨機応変に
マクドナルドでの注文方法を見てきました。
とにかく、店内飲食でもテイクアウトでも、モバイルオーダーは圧倒的に便利です。
ただし三井住友カードユーザーなら、臨機応変に行きましょう。
特に、セルフオーダーキヨオクは三井住友カードユーザーには必須のアイテムと言えます。