今年の夏は海キャンプや仲間とバーベキューをする人も増えるのではないでしょうか。
しかし海キャンプやバーベキューでは「砂」が厄介です。
繊維に入り込んだ砂は洗濯では落ちません。
大切なカメラに砂が入り込んでしまったら大変です。
今回は、キャンプ以外でも使える無印良品の中から「砂に強いグッズ」を紹介します。
アウトドアグッズよりも安く用途が広いグッズだけを厳選しました。
目次
1. カメラもレンズも対応できる「ナイロンメイクボックス」1,790円(税込み)~
≪画像元:良品計画≫
一眼レフカメラやミラーレスカメラが人気です。
若い世代では、フィルムを使う一眼レフの人気も再燃しています。
海キャンプやバーベキューの楽しい思い出を、一眼レフで撮影したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし砂がある場所にカメラを持ち込めば、カメラやレンズに砂粒がついてしまう可能性があります。
カメラジャケットを使っても、カメラジャケットの素材は伸縮性があり砂粒が奥まで入り込みます。
かといってカメラ専用のバッグは1万円を超えるものが多く、安価なものは繊維の目が粗いため砂粒が入り込みます。
おすすめは無印良品の「ナイロンメイクボックス」です。
ナイロンメイクボックスは、サイズが豊富にあるため、手持ちのカメラやレンズにあったサイズを選ぶことができます。
また素材に強度と若干のクッション性があり、繊維の目がとても細かいため、砂粒が入り込みません。
砂粒がついてしまったら手で叩くだけで落とすことができます。
カメラジャケットを使うときにも、移動時はナイロンメイクボックスに入れておくと砂除けになるでしょう。
2. 水洗いできて軽い「ポリプロピレン買い物かご」599円(税込み)
≪画像元:良品計画≫
キャンプやバーベキューではたくさんの道具を持ち運びます。
コストコの大きなバッグやカートにのせて運んでいる人をみかけますが、砂が入ってしまうと片付けが大変です。
おすすめは、無印良品の「ポリプロピレン買い物かご」です。
いわゆるスーパーの買い物かごのため、片づけるときには水洗いができます。
小さな子どもがいる家庭では、砂遊び用のおもちゃがたくさんあります。
砂だらけになったおもちゃやサンダルは、買い物かごに入れたままホースで水をかければ、そのまま水を切って乾かすことができます。
アウトドアグッズを扱っている店でもカゴやバスケットはあります。
しかしどれも1,000円から2,000円が相場で、がっしりとしたつくりのため重さもあります。
子どものおもちゃを入れる程度ならば、軽くて安いポリプロピレン買い物かごの方が使い勝手がいいのではないでしょうか。
3. 強度があるから用途が広い「竹100%卓上用ティッシュペーパー」149円(税込み)
≪画像元:良品計画≫
体や顔についた砂は、乾いている状態ならば叩けば落ちます。
しかし、濡れた状態になると簡単には落とせません。
タオルを濡らして拭いたり、ウェットティッシュを使って拭き取ったりすることになるでしょう。
しかし、タオルで拭き取ればタオルに砂粒が入り込みます。
タオルに入り込んだ砂粒は洗濯では落ちず、黒い点々となってカビのように見えてしまうのです。
ウェットティッシュは使い捨てで便利ですが強度が弱いため、すぐにビリビリと破れてしまいがちです。
おすすめは、無印良品の「竹100%卓上用ティッシュペーパー」です。
卓上用と限定するくらい強度があります。
ティッシュペーパーといえばやわらかさを追求した商品が多い中で、あえて強さをアピールした珍しいティッシュペーパーです。
- 乾いた状態に砂がついたならば、乾いたまま竹100%卓上用ティッシュペーパーを使います。
- 濡れた状態で砂がついたのならば、濡らしたティッシュで拭き取ります。
強度があるため濡らしてもしっかりと拭き取ることができます。
番外編:「バガスと竹パルプのフードパック5枚入り」99円(税込み)はゴミ分別が楽
≪画像元:良品計画≫
海キャンプやバーベキューで出たゴミは、ルールに従って処理することが大切です。
分別して捨てられるところならば、はじめに分別の種類を聞いてゴミ袋を分けておくと片付けが楽です。
ゴミを持ち帰る場合も分別しておくと、帰宅後の片づけが楽になります。
キャンプやバーベキューでは、想像以上にプラスチックのゴミがたくさん出ます。
ゴミ処理のことを考えずにお菓子や食材を持ち込むと、帰るときには梱包材のゴミの山を持ち帰ることになります。
無印良品の新商品に「バガスと竹パルプのフードパック5枚入り」が登場しました。
バガスとは、さとうきびを絞ったあとに残る繊維のことです。
紙製品のため、燃えるゴミとして処理することができます。
また、フードパックはふたが一体化しているため、飛んでくる砂対策にも便利です。
バガスと竹パルプのフードパックは、電子レンジにも使えます。
バーベキューで残った食べ物をフードパックに入れて持ち帰れば、そのまま電子レンジで温めることもできます。
筆者は砂が苦手なため、アウトドア用のグッズを買いそろえるほどアウトドア好きではありません。
無印良品のグッズは、手ごろな価格でアウトドアにも転用できるものがあります。
筆者のように「バーベキューは数年に1度」という場合は、無印良品でグッズをそろえることも節約の方法のひとつかもしれません。
再び出番がくるまで日常使いにすればいいのですから。(執筆者:美大卒 式部 順子)