メルカリで商品を売れやすくするテクニックのひとつに、「おまけを付ける」という方法があります。
しかしこのおまけを付けたばかりに、評価が落とされてしまう可能性もあるので、おまけを付ける際にはある程度の慎重さが必要です。
今回はそんなメルカリの出品物におまけを付けるメリットと、その際の注意点に関して、実体験を通じてご紹介していきます。
目次
メルカリの商品におまけを付ける理由
メルカリで商品を売るためには、同じ商品がいくらで売れているかをリサーチして、できるだけ最低価格で出品しなければなりません。
その他に、競合している同じアイテムの出品物と、価格以外での差別化が必要となります。
その差別化のひとつの方法が、おまけを付けるというものです。
購入者から見ればおまけがついている商品の方が付加価値が高く、同じ程度の値段ならおまけ付きを買いたくなるものです。
そんなお得感を演出する方法として、おまけは有効な手段と言えます。
おまけを付けると売れやすくなる?
例えばぬいぐるみを売る際に、おまけとして同じキャラクターのキーチェーンを付けると、他の競合商品と差別化でき、売れやすくなったりします。
小物のキーチェーンでそこまで売れそうにないようなものは、最低価格の300円で出品しても重さによっては送料や手間を考えると、ほとんど利益にならない場合があります。
そのようなアイテムをおまけでつければ他のものが売りやすくなるのなら、利益にもなりますし断捨離もできるため一石二鳥です。
そもそも単体では売りにくいようなものをおまけにすれば、本来なら売れないものを断捨離でき、さらに売りたい商品を売りやすくなるため、おまけ効果はバカにできません。
ただしおまけでトラブルになることも?
お得感が演出でき、そもそも不要で断捨離にもつながるおまけですが、そのおまけのせいでトラブルになってしまうこともあるため、注意が必要です。
「おまけなんだからこんなものだろう」
と考えていると、購入者にとっては問題に感じてしまうこともあり得るのです。
基本的におまけというのはついでに付けると考えるのではなく、商品の一部として捉えなければなりません。
次に、筆者自身の失敗談として、おまけで手抜きをしてはいけない実例を紹介します。
おまけだからといって手抜きは厳禁
実は筆者箱のおまけで、以前失敗してしまった体験があるのです。
その時売ったのはパソコンで使うペンタブレットで、本来は付属していなかったUSBケーブルを、おまけとして付けることにしました。
その旨商品説明と商品写真に記載して、無事売ることができたのですが、購入者から「残念だった」と評価が付けられてしまいました。
評価のコメントを見ると、どうやらおまけで付けたUSBケーブルが、販売した商品純正でなかったため、取り付けにくかったとのこと。
確かにぴったりはフィットしていないケーブルだったのですが、取り付けはできるし、そもそもおまけだからまあいいかと、気軽な気持ちでおまけにしていたのです。
しかし、おまけを付けたせいで悪い評価を付けられてしまったのは、非常に不本意です。
こんなことならおまけを付けるのではなかったと後悔したのですが、これも経験のひとつ。
それ以来、おまけを付けるにしても手抜きをせずに、ちゃんと評価の対象になることを心がけながら出品しています。
単体で売りにくいものをおまけで付けてみよう
単体で出品して利益が出るようなアイテムはそのまま売ってしまえば良いのですが、重さがあるような小物は他のアイテムと一緒に送った方が送料的に有利になります。
そんなアイテムをおまけとして活用して、他の高額商品を売りやすくしてみるのも、メルカリの中でのテクニックのひとつです。
ただしおまけだといって軽視しないで、相手がどう評価するかまでを考えながら慎重におまけ選びをしてみてください。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)