楽天ふるさと納税で、節約主婦の筆者は、物価高の影響を受けた卵を中心に、牛乳や野菜といった「いつもの食卓に並ぶ食品」を選び、食費節約をしています。
筆者が選んだ返礼品と、少額寄附を狙う理由を説明します。
紹介している商品は、一部執筆者が購入した品と異なる場合がございます。ご了承ください。
目次
寄付額5,000円【鹿児島県さつま町】産地直送!さつま町の豊かな自然の中で育った宮後の健康卵!(Mサイズ・計30個)
≪執筆者撮影≫
今年、家計を悩ませるのは卵の価格高騰ですが、ふるさと納税の返礼品として卵を選ぶことで乗り越えられるのではと考えています。
「物価の優等生」と言われる卵の値段も高くなり、家計への影響も大きい現在。
しかし、ふるさと納税の返礼品として卵があります。
鹿児島県さつま町から届いた卵は、淡いピンク色で30個入り。
卵が割れる心配もありましたが、1個も割れのない状態で届きました。
卵はたんぱく質豊富な食材ということもあり、高くなったからと言って食べない選択肢はできるだけ避けたく、返礼品として選びました。
寄付額5,000円【山梨県忍野村】卵ピンク玉 30個 割れ保障付
≪執筆者撮影≫
卵の値上げで家計負担が大きいからこそ、ふるさと納税で卵を返礼品に選び、節約。
山梨県忍野村は、水がきれいな観光地「忍野八海(おしのはっかい)」でも知られる場所です。
「おしののたまご」30個がふるさと納税返礼品として届きました。
こちらは3月26日に届き4月8日までの賞味期限でしたので、14日間あります。
量が気になる方も1日あたり2~3個程度消費できるなら賞味期限までに食べきれる計算です。
こちらも1個も割れのない状態で届きました。
※現在はふるさと納税での返礼品受付は終了しています。
寄付額5,000円【宮崎県綾町】本日のお野菜セットSサイズ
≪執筆者撮影≫
ふるさと納税返礼品として野菜セットを選ぶことで、スーパーでの野菜購入を減らせ、結果的に節約につなげることができます。
宮崎県綾町から届いた「本日のお野菜セット Sサイズ」は、たまねぎ、にんじん、きゅうりやレタスなどの詰め合わせセットで、寄付額も5,000円とそこまで高くなく、野菜も使いやすいものが入っていたためリピートしたくなる充実さでした。
おまかせセットではあったものの、すべて食べきれるくらいの量、そして料理にも使いやすい野菜が入っているのも気に入りました。
野菜も卵と同じく、「値段が高いから買わない」ことは避けたいため、ふるさと納税返礼品として選ぶようにしています。
寄付額3,000円【兵庫県南あわじ市】新玉ねぎ ひょうご安心ブランド認証 特別栽培の玉ねぎ「戎珠(えびすたま)」 3kg
≪執筆者撮影≫
去年、たまねぎの高騰により、返礼品として選んだ「南あわじ市」の新たまねぎを今年もリピートしています。
「淡路島のたまねぎ」はブランド野菜として有名ですが、とにかく大きく、届いたときの感激はひとしお。
今年も返礼品として選び、新たまねぎを味わっています。
そのままスライスしてサラダにするほか、カレー、シチュー、しょうが焼き、焼きそばや野菜炒めなど何にでも使えます。
1箱は多く感じるものの、すぐに使わない分は、千切りやみじん切りにして密封袋に入れて冷凍保存しておけば、使いたい時にすぐ使うこともできるため重宝しています。
寄付額5,000円【岐阜県高山市】飛騨高原牛乳 1L×5本セット 無調整牛乳
≪執筆者撮影≫
家族がいると消費量が多い牛乳も、ふるさと納税の返礼品として選べます。
岐阜県高山市の飛騨高原牛乳は5本セットで寄付金額5,000円。
6日間の賞味期限があり、1日1本飲むご家庭なら飲みきることができます。
成分無調整、生乳100%使用の牛乳です。
寄付額6,000円【岐阜県飛騨市】明治30年創業の牛乳屋 牧成舎 低温殺菌牛乳
≪執筆者撮影≫
牛乳の返礼品は、岐阜県飛騨市の牧成舎、1リットル6本、寄付額6,000円の返礼品を選んだこともあります。
気になる賞味期限は、賞味期限7日間でしたので、1日1本飲めるなら賞味期限までに飲みきれます。
低温殺菌牛乳で味もおいしいと家族からも好評で、口コミ評価も高い牛乳です。
寄付額1万円【熊本県合志市】大阿蘇牛乳 1L×6本 合計6L
≪執筆者撮影≫
牛乳を返礼品として選びたいものの賞味期限が気になる人は、常温保存ができて長期保存ができる「ロングライフ」製品もあります。
らくのうマザーズ大阿蘇牛乳は賞味期限90日。少人数家庭などで、そこまで牛乳の消費量が多くないなら、こういった返礼品を選ぶこともできます。
乳脂肪分が3.6%以上、140度3秒殺菌の牛乳で味わい豊かです。
寄付額3,000円【山形県上山市】「 かみのやま温泉焙煎所 」 スペシャルブレンドコーヒー豆 100g
≪執筆者撮影≫
コーヒー豆もふるさと納税の返礼品として選べます。
山形県上山市のブレンドコーヒーは豆のみで、挽きは選べないものの100g入りで寄付金額3,000円。
ふだん飲んでいるコーヒーとは違うコーヒー、気分を変えて飲んでみるのにぴったりです。
少額寄附を狙う理由1:楽天市場で買いまわり1店舗として数えられるから
筆者は1万円未満の少額寄附を行うことで、ポイ活を行っています。
楽天ふるさと納税と楽天市場の買いまわりを組み合わせ、店舗数を多くしてたくさんのポイントを獲得しています。
≪執筆者撮影≫
5,000円の卵の返礼品、この時は17.5倍の1,319ポイントがつきました。
ただし、同じ商品を「買いまわり」時ではないタイミングで買うとどうなるでしょうか。
≪執筆者撮影≫
買いまわりを意識していなかった時では10倍500ポイントです。
ふだんから楽天カードを使うなどSPUを意識している筆者ですが、買いまわりをしていない時は10倍500ポイントと、17.5倍1,319ポイントがもらえていた時と比較すると、1/2以下のポイント数、額としては819ポイントもの差があります。
少額寄附を狙う理由2:生活で必要な食品を返礼品として選べる
ふるさと納税の返礼品を、卵や野菜のほか、ふだん飲む牛乳やコーヒーを選ぶことは、ふだんの食費が大幅に削減され、節約につながります。
特に、卵の値上げは、高くなっても「仕方ない」と思い、買っているご家庭もありそうですが、それだと食費全体が高くなって予算オーバーにもなりがちです。
先に述べたように、ふるさと納税でポイ活も兼ねている筆者、年間で自己負担額2,000円以上のポイント還元も見込めることから、今年は卵を積極的に選ぶようになりました。
去年であれば、値段が高かったたまねぎを返礼品として選び、物価高騰の痛手を受けないようにしていました。
こういったふるさと納税の利用方法もあります。
少額寄附を狙う理由3:年間寄附上限額の中でやりくりするのにも少額寄附で
≪画像元:楽天ふるさと納税≫
ふるさと納税には、年間の寄附上限額があります。
無限に利用できるわけではなく、自己負担額2,000円を超えずに寄附できる額が、それぞれの年収や家族構成で決まっています。
楽天ふるさと納税では「かんたんシミュレーター」から目安の額を算出できます。
寄附上限額内で「やりくり」も必要で、そのためにも少額寄附を組み合わせることが大切と感じます。
デメリット:ワンストップ特例が利用できない場合は確定申告が面倒
少額寄附を行ううえで、デメリット・注意点もあり、それはワンストップ特例制度が利用できないこともありえることです。
≪画像元:楽天ふるさと納税≫
ワンストップ特例制度では「1月1日~12月31日の1年間で寄付先が5自治体以下」で「ほかに確定申告をする必要のない人」である必要があります。
6自治体以上に寄付をしていると確定申告が必要です。
ワンストップ特例制度を利用したいなら、5自治体以下に抑えておかなくてはいけません。
6月7月はふるさと納税をする良いタイミング
ふるさと納税は年末になってから一気に寄附をする方もいますが、筆者は、年間を通して少しずつ寄附をしていき、返礼品を食費節約にも活躍させています。
6月~7月は、2023年の折り返しでボーナス支給もあるため、この時期にふるさと納税をするのもよい気がします。
高騰している卵や消費の多い牛乳、そして、食事に多く取り入れたい野菜。ふるさと納税の返礼品を食費節約に役立ててみましょう。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)