ボーナス間近の人も多く、2023年のふるさと納税の寄附をもうそろそろ考えたいタイミング。
そんな時、ふるなびで「誰でももらえるメガ還元祭」で20%還元のニュースが飛び込んできました。
最大20%還元になるキャンペーンですが、さらに支払い方法を工夫すると最大24%還元になります。
ただし注意点もあるため、詳しく説明していきます。
目次
ふるなび「誰でももらえるメガ還元祭」は7月2日まで
≪画像元:ふるなび≫
ふるさと納税のふるなびで「誰でももらえるメガ還元祭」を2023年7月2日まで開催しています。
ふるなびで、事前エントリーをしてふるさと納税をすると、条件次第で最大20%還元になる内容です。
「誰でももらえるメガ還元祭」で最大20%還元になるには
≪画像元:ふるなび≫
「メガ還元祭」で最大20%になるには条件があります。
・ 「2023初夏のふるなび得トクキャンペーン」にエントリーする
・ 「2023初夏のふるなびコイン増量キャンペーン」にエントリーする
・ 対象返礼品に”Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い”で寄付
・ たまるモールを利用して1コイン以上獲得する(ただし、過去に1コイン以上の獲得実績があれば最大コイン付与率の対象)
事前エントリーが必要なので、まずはキャンペーンにエントリーしましょう。
キャンペーンでの注意すべき点
最大20%還元ではあるものの、20%還元にするためには条件があります。
この点が少しややこしいかもしれません。
1. 「2023初夏の得トクキャンペーン」の15%還元内容をおさらい
≪画像元:ふるなび≫
「2023初夏のふるなび得トクキャンペーン」では最大15%還元になるのですが、この15%還元対象は有名店で一流料理を楽しめる「お店でふるなび美食体験へ寄付した場合」で、かつ「Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い」で払った場合です。
支払い方法をクレジットカード払いにするとキャンペーンの還元率が1%下がり、14%還元となります。
いわゆる、一般的なイメージの、家にくだものやお米、肉や魚が届くようなふるさと納税を期待しているなら違う内容です。
「食品を家に届けてくれる返礼品を選び、かつ高還元率も狙いたい」ならまずは「ふるなびクラウドファンディング(最大12%還元)」が選べないか検討してみましょう。
≪執筆者撮影≫
1. 返礼品検索画面を開く
2. 「ふるなびクラウドファンディング対象」のチェックボックスをチェックする
家具や家電もありますが、一部食品もあり、最大12%還元です。
「ふるなびクラウドファンディング」を探しても希望返礼品が見つからないなら、より還元率は低いですが、もっと幅広い返礼品から選べる「ふるなびカタログ(最大10%還元)」にする方法もあります。
≪執筆者撮影≫
1. 返礼品検索画面を開く
2. 検索窓のキーワードから「ふるなびカタログ」を入力して検索する
「ふるなびカタログ」とは寄附金に応じたポイントが付与され、そのポイントで返礼品を選べます。
先に自治体を選んでおいて寄附をし、もらったポイントで自治体のカタログから返礼品を選ぶイメージです。
「ふるなびカタログ」も面倒というなら返礼品をそのまま選ぶ方法となり、結果、「Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い」で9%還元、クレジットカード払いで8%還元になります。
2. 「2023初夏のコイン増量キャンペーン」には上限がある
≪画像元:ふるなび≫
キャンペーンでは、ふるなびコインの上限があります。
「2023初夏のふるなび得トクキャンペーン」 … 上限なし
「2023初夏のふるなびコイン増量キャンペーン」 … 1,500コイン
「初夏のふるなびコイン増量キャンペーン」では、1,500コインが上限で、3万円払った場合に5%がちょうど1,500円相当です。
それ以上の寄附は「初夏のふるなびコイン増量キャンペーン」の対象外となってしまいます。
最大還元率を考えるなら、3万円を目安に選ぶようにしましょう。
3.「たまるモール」の利用
「2023初夏のふるなびコイン増量キャンペーン」では、たまるモールで1ポイントでも獲得することが条件です。
利用したことがない人は、このたまるモールとは何なのかと思うかもしれません。
≪画像元:ふるなび≫
たまるモールは、経由することでポイントが獲得できるポイントサイトです。
クレジットカードの新規作成などでもポイントはたまりますが、使いやすいのはネット通販。
執筆時点で、「Yahoo!ショッピング」では0.8%分、「マツモトキヨシ」では2.7%分のポイントがたまるほか、「じゃらん 遊び・体験予約」では2%分のポイントがもらえました。
5%還元にしたいなら、このたまるモールを利用しておきましょう。
ただし、過去に1コイン以上の獲得実績があれば今回のキャンペーン対象になりますので、あらためての利用は必要ありません。
デメリットをカバーするのはd払いを利用しての「d曜日」
支払方法をd払いにすると、さらにポイント還元を見込めます。
≪画像元:d払い≫
「d曜日」は毎週金曜日と土曜日に、ネットでd払いをすると最大4%還元になるものです。
毎月エントリーが必要なので、6月に未エントリーの場合はエントリーしておきましょう。
条件は人によって違うものの、基本還元ポイントとキャンペーンポイント合わせて最大4%分がもらえます。
≪画像元:d払い≫
d曜日では、「dポイントを利用したお買物に対しても」ポイントがつきます。
「誰でももらえるメガ還元祭」の内容詳細を見ると、「2023初夏のふるなび得トクキャンペーン」で最大20%還元を受けるには「お店でふるなび美食体験」を選ばなくてはいけなく近くに対象レストランがないなら難しそうですが、他のふるさと納税を選んだとしても、d曜日を使うことで還元率をカバーできそうです。
月末の6月30日がちょうど金曜日で、d曜日対象日。この頃になるとボーナス額がわかっている人や、すでに支払いがある人も多く、ふるさと納税しやすいタイミングではないでしょうか。
たとえば「ふるなびカタログ」で支払い方法は「Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い」の10%還元を選んだ場合、d曜日でさらに4%還元が見込め、合計14%分のポイント還元を見込めます。
ふるなびコインはどう使うとよいか考察
≪画像元:ふるなび≫
ふるなびで寄附をすると、「ふるなびコイン」でもらえます。
このふるなびコインは他社のポイントやギフトカードに交換できます。
・Amazonギフトカード … 1コイン1円相当
・PayPay … 1コイン0.98円相当
・dポイント … 1コイン1ポイント
・楽天ポイント … 1コイン1ポイント
PayPayとの交換のみ1コイン0.98円相当になってしまいます。
使いやすいポイントに交換するのが一番ではあるものの、筆者はdポイントに交換して、ローソンのお試し引換券に使うことが多いです。
ローソンのお試し引換券では1ポイントを2円相当で使うことができ、重宝しています。
ふるなびで「誰でももらえるメガ還元祭」まとめ
まとめると、最大24%が見込めるふるなびの「誰でももらえるメガ還元祭」。
キャンペーンエントリーや制約が多く、すべての人が最大24%還元になるわけではないなどややこしい点があるものの、1回の寄附でもd曜日と組み合わせれば最低で11%保証の還元が見込めるキャンペーンです。
・ 「誰でももらえるメガ還元祭」のためにキャンペーンエントリー(最大20%)
・ 金曜日・土曜日にd払いでd曜日(最大4%)
筆者は楽天経済圏ではあるものの、ふるなびカタログを利用しての14%還元を見込んで今回のキャンペーンに参加しようと考えています。
ポイントが多くたまるタイミングに寄付をして、ふるさと納税をしながらポイ活もしてみましょう。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)