森永製菓の定番クッキー「ムーンライト」に、“訳あり”の新商品が登場します。
その名も「訳ありムーンライト」。
食品ロス削減促進として、商品化されました。
通常のムーンライトと訳あり品はどう違うのか、詳しく紹介します。
目次
「訳ありムーンライト」その“ワケ”は?
≪画像元:森永製菓「おなじみの「ムーンライト」で食品ロス削減 割れたり欠けたりした訳あり品の「ムーンライト」6月28日(水)より発売(pdf)」≫
サクサクの食感とたまごのコクが楽しめる、森永のロングセラー商品「ムーンライト」。
軽くほどける食感が人気のクッキーですが、製造過程で「割れ」や「欠け」、「菓子粉の付着」が生じてしまいます。
こういった正規販売できないムーンライトたちを集め、「訳ありムーンライト」として商品化されました。
販売開始日:2023年6月28日(水)~
※インターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」にて先行販売
森永製菓では、2023年目標として“減量受け入れから納品までに発生するフードロスを70%削減」を掲げています。
これを実現に向け、インターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」にて「訳ありムーンライト」の先行販売を行います。
通常品と訳あり品の違い
≪画像元:森永製菓「おなじみの「ムーンライト」で食品ロス削減 割れたり欠けたりした訳あり品の「ムーンライト」6月28日(水)より発売(pdf)」≫
通常のムーンライトと訳ありムーンライトの違いは、見た目のみ。
製造過程で生じた、「割れ」「欠け」「菓子粉の付着」など、見映えが良いとは言えませんが、味は通常のムーンライトと変わりません。
自分で食べる分には気にならない方は、訳あり品で十分でしょう。
訳ありムーンライトはお得?
≪画像元:森永製菓「おなじみの「ムーンライト」で食品ロス削減 割れたり欠けたりした訳あり品の「ムーンライト」6月28日(水)より発売(pdf)」≫
「訳ありムーンライト」を購入するにあたって気になるのは、通常のムーンライトと比較したお得感でしょう。
わざわざ訳あり品を選ぶのなら、少しでもお得な気分を味わえたらうれしいものです。
実際のところ、「訳ありムーンライト」はオープン価格であるため、詳しい値段がわかりません。
しかし、内容量を比べてみると、その差は開きます。
・通常のムーンライト:14枚入り(113.4g)※1枚あたり8.1g
・訳ありムーンライト:336g
通常のムーンライトが合計113g入りなのに対し、訳あり品は336gと約3倍の量が入っています。
価格差がそれほど大きくなければ、「訳ありムーンライト」を購入した方が断然お得です。
「ポテロング」の不揃い品も
≪画像元:森永製菓「おなじみの「ムーンライト」で食品ロス削減 割れたり欠けたりした訳あり品の「ムーンライト」6月28日(水)より発売(pdf)」≫
森永製菓の人気スナック「ポテロング」は、訳あり菓子としてすでに商品化していました。
ムーンライトと同じように、製造工程で生じた「折れ」「不揃い」のポテロングを詰め合わせた商品です。
不揃いポテロングは、パッケージに「お得!」と記載があり、内容量も通常45g→不揃い65gと20gも多く入っています。
今後の「訳あり」「不揃い」菓子にも期待
このような訳アリ・不揃い菓子は、見た目さえ気にならなければ問題ありません。
いわゆる、おせんべいでいう“割れせん”ようなもの。
通常商品よりもたっぷり食べられるので、おやつ代の節約にもなりそうです。
こういった訳あり商品を購入し、食べてフードロスに貢献しながら家計節約にも役立てはいかがでしょうか。(執筆者: 三木 千奈)