現在、YouTubeの副業が非常に話題です。
多くの方が参入し、視聴者の取り合いで「オワコン化」したとも言われています。
では実際にYouTubeで稼いでいくのは、難しいのでしょうか?
- YouTubeで稼いでいくのは難しい?体験談を聞きたい
- 実際の収益も教えて欲しい
実際に筆者はYouTubeで本業以上に稼いでいますが、「YouTube一本でやっていく!」とは全く思えません。
また目標金額が月に1万円ほど、という設定でも今から始めるなら難易度は高いです。
実際にYouTube収益を得ている筆者が、「YouTubeで稼いでいく難易度」について考察しました。
目次
YouTube新規参入で稼ぐのはかなり難しい理由
筆者は未経験からYouTubeに動画投稿を始め、1年目で収益化を果たしました。
始めたのは2019年で、だいぶ後発組と言われています。
始めてから手探りで毎日投稿を続け、ようやく収益化というレベルです。
またその経験をもとに新規チャンネルを作ったところ、およそ4か月で収益化に至っています。
この経験を踏まえると、未経験から始めるなら少なくとも「1年は無報酬で投稿し続ける覚悟」がなくてはなりません。
筆者は可能性を信じて毎日投稿していたものの、一般のサラリーマンが「稼げるかどうか分からないもの」に毎日注力するエネルギーを持てるでしょうか。
この点から、筆者は新規参入で稼ぐにはハードルが高いと感じています。
収益化後も、おそらくスピード感的に月5,000~1万円が目安です。
注力し続けて突破しても本業にするのは難しい理由
筆者はおかげさまで、1チャンネルの登録者数が10万人を突破。
収益も50万円近く得られるようになりました。
しかしYouTubeは、アルゴリズムによって収益が非常に大きく変動します。
筆者の場合だと多いときも少ないときも、およそ30万円以上の変動幅です。
サラリーマンで30万円も収入が減るとなれば、生死の瀬戸際に片足を突っ込む感覚が得られるでしょう。
減ったとしても、20万円くらいもらえるならいいじゃないか!と思う方もいらっしゃいます。
ただ実際にその状況を目の当たりにすると、その20万円ですら
「タイミング次第で全てなくなる月が来るのでは?」
という強い不安を覚えるのです。
間違いなく本業にすることはできません。だから副業として、収益源の1つというカウントとしています。
より稼げるようになって100万円から70万の幅ぐらいなら、全く問題はないでしょう。
まだ突き抜けるには、時間が必要だと考えています。
安定はしないけど取り組むメリットは大きい
YouTubeは注力した分がリターンとして入ってくる、という都合の良いシステムではありません。
収益化までは時間がかかりすぎる上に、収益化しても安定はせず。あくまで副業として捉えるなら良いでしょう。
とはいえ取り組むメリットは非常に大きいです。
ここ最近では各種SNSとの連携も凄まじく、個人の強力な発信力を手軽に得られるのはYouTubeが最適といえます。
動画編集のスキルも身につけばブログ、講師、編集外注で収益を得ることも可能。
あらゆる点で単純な収益以上に、得られるものが多いです。
YouTubeで稼いでいきたい!と思う方への注意点とアドバイス
筆者はそんな状態でも、YouTubeで稼ぎ続けるのは可能だと思っています。
ポイントは複数チャンネルの運営と、外注化です。
収益が安定しないなら、複数のチャンネルを立てれば結果としてリスクは分散されるでしょう。
さらに個人で運営するのは大変なので、外注化して属人化をしなければ良いです。
現状は筆者もそこを目指し、複数のチャンネル運営を実践しています。その点から考えても、やはりYouTubeを運営していくのはメリットがたくさん。
ただし外注化は経費がかかりますので、最初はやはり売れるチャンネルを作るところから始めなくてはなりません。
その収益は一切手をつけず、外注費用に回して「収益だけで収益を増やす」ようにしてみてください。
YouTubeで稼いでいくのは難しい!でもやり方次第で可能性は無限大
YouTubeは非常に安定せず、手を抜けばすぐにユーザーは離れます。
とはいえ手を抜けないと頑張れば疲れてしまい、運営どころではなくなるでしょう。
バランスとやり方次第ですので、YouTubeで稼いでいきたいと思う方は当記事を1つの参考としてみてください。(執筆者: 奥泉 望)