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かながわPayで狙い目の街「武蔵小杉」は東京からも行きやすい ただし第3弾で消滅の店舗も

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かながわPayで狙い目の街「武蔵小杉」は東京からも行きやすい ただし第3弾で消滅の店舗も

かながわPay第3弾が2023年7月27日から始まります。

今回は、なんとポイント付与の終了日がアナウンスされていません。

「予算上限に達するまで」とのみ公表されています。

第2弾のフィーバー振りから激戦は当然予想されるところです。最初の2か月が勝負でしょう

今回は、街に着目します。「武蔵小杉」でいかにかながわPayを使うかをご案内します。

ライバルを増やし、早期終了を招くお知らせをするのは複雑な気分ですが、どうぞお付き合いください。

かながわPay 狙い目の街「武蔵小杉」

神奈川県民以外も武蔵小杉でかながわPayにチャレンジしよう

都民もかながわPayが使えます。

都民にとって使いやすい神奈川県の街として、川崎や溝の口もありますが、武蔵小杉もおすすめです。

武蔵小杉とかながわPayについてみてみます。

武蔵小杉とは

都民である筆者も、多摩川を超え武蔵小杉に頻繁に出かけています。

巨大とこじんまりの中間というサイズで、あらゆる用途に向いた街です。

そして交通が便利です。東京からも次のとおりです。

・ 渋谷駅から(東急東横線)14分・227円

・ 目黒駅から(東急目黒線)14分・227円

・ 品川駅から(JR横須賀線)10分・178円

東急およびJR南武線の昔からある駅と、13年前にできたJR横須賀線の駅が直線距離で400メートル以上離れています。

この点がむしろ、駅勢圏を広げるのに貢献しています。

タワーマンションと商業施設の目立つ街ですが、昔ながらの庶民の街も違和感なく混在しています。

かながわPay第3弾の仕組み

かながわPayは、専用アプリを用いるQRコード決済です。

次のアプリと組み合わせて使います。

・ au PAY

・ 楽天ペイ

・ d払い

・ LINE Pay

・ はまPay

・ AEON Pay(今回追加)

専用アプリを使う関係で、決済の際に手順が極めて多くなっています

それでも大型還元が得られるため人気を集め、第1弾、第2弾とどんどん利用者が増えていきました。

2022年の第2弾は、おかげで1か月も早く終了してしまいました。

それから、PayPay等の地域大型還元とは全く異なる次の仕組みがあります。

・ 還元として、かながわPay専用ポイントがたまる(最大3万ポイント)

・ ポイント付与は利用の8日後

・ ポイントは、かながわPay参加店舗でしか使えない

・ ポイント利用には有効期限がある(2023年11月30日まで)

ポイントの県外流出を防いでいるわけです。

その代わり都民でも、神奈川県の経済を底上げするため、遠慮せずに使えるというものです。

還元は10%または20%

かながわPayの還元は、大企業の店舗も対象になっています。

このとおりです。

・ 大企業10%

・ 中小企業20%

PayPayの地域還元と違い、これ以外に各QRコード決済のポイントが付くのがうれしいところです。

たとえばau PAY残高や楽天キャッシュを、工夫により増やして使えばそれだけ実還元率が高くなります。

筆者の場合はこうします。

・ 7月28日に、エポスゴールドカードからau PAYに5万円チャージ

・ 8月中にまた5万円チャージ

なぜ開始日の27日ではなく28日かというと、27日がエポスの締め日のためです。

そしてau PAYは、他社クレカからのチャージ上限が月5万円です。

2か月に分けてチャージすることで、実質10万円au PAYが使えますし、チャージ還元率も1.5%となります。

次に優先するのはLINE Pay(ただし使えるのは第1弾から参加の企業のみ)で、三井住友Oliveゴールドをセットして使うことで、Vポイントが1.5%得られます。

8月初旬は、LINE PayにVisa LINE Payクレジットカード(p+)をセットして使うことで、LINEポイントが5.0%得られます(ただし500ポイント上限)。

続いて優先するのが楽天ペイで、すでに魅力に欠けたd払い、イオングループ以外で意味の薄いAEON Payは使わないと思います。

かながわPayの効率的な使い方

性質を吟味すると、使い方はおのずと決まってきます。

・ 「獲得」と「利用」の最低2回神奈川県に出向ける人にしか意味がない

・ 激戦が予想されるため、中小企業での利用を優先したい

・ ポイント獲得期間中であれば、もう来県できない場合を除いてポイントは使わないこと

・ たまったポイントの使い道を決めておくこと(大きく使うのがいい

地元民であっても、たまったポイントを獲得期間と同様少しずつ使っていると、結局実還元率が半分になってしまいます。

飲食などおすすめです。

ただし筆者のように、アルコールのおかげで操作をミスし、ポイントを充当しないで支払ってしまう(かながわPayの意味がない)ということがありませんように。

武蔵小杉でかながわPayを使おう

すでにかながわPayアプリには、第3弾の店舗が追加されてきています。

AEON Payが使えるようになったということで、イオン系スーパーが追加されるのではないかという見方もありましたが、どうやら期待はかなわないようです。

武蔵小杉にもダイエー(foodium)がありますが、こちらはどうやら対象外です。

用途に合わせて店舗を見てみましょう。

スーパーは地元の「大野屋」が追加

まずスーパーです。

・ 大野屋(20%)

・ FUJIデリド(20%・横須賀線口)

・ 成城石井(10%・ららテラス)

大野屋は駅南西部から府中街道の方向に歩いていく途中があります。

かながわPayは初参加の、地場スーパーです。

FUJIは神奈川県内24店舗を構えていますが、そのブランド「デリド」は高級路線の小型スーパーです。

とはいえ夕方はお買い得な商品が多く、決して高価格にはなりません。

成城石井は東急駅直結ららテラスの1階です。

余談です。武蔵小杉にはありませんが、神奈川県内の「オーケー」が、au PAYに対応するようになっています(第2弾までははまPayのみ)。

商業施設内店舗

駅直結東側のららテラスは、かながわPayがフル活用できるお店だったのですが、第3弾では前述の成城石井とHISを除いてすべて対象外になってしまいました。

その代わり、駅の上部と西側の東急スクエアには、多くの対象店舗があり、そして増えたようです。

・ フレッシュネスバーガー(20%)

・ 洋食亭ブラームス(20%)

・ (うどん釜めし)かかや(20%)

・ おぼんdeごはん(20%)

・ ヴィノスやまざき(20%)

・ 有隣堂(20%)

・ アイシティ(10%)

・ Zoff(10%)

・ ハンズビー(10%)

・ ハックドラッグ(10%)

・ ABC‐MART(10%)

飲食店は、「ワイアードカフェ」と「咖喱&カレーパン 天馬」が対象外となり、代わりにブラームスが入っています。

神奈川を代表する書店、有隣堂ですが、小杉の店舗は小型なので、欲しい本は注文しておくといいでしょう。

駅南側のグランツリー武蔵小杉のテナントでは、次のものが還元店です(すべて10%還元)。

・ リンガーハット

・ BASHWICK BAKERY and GRILL

・ 山野楽器

・ タワーレコード

・ アカチャンホンポ

・ ALBIONDRESSER

・ スノーピーク

・ unico

・ ABC-MART

・ MARKEYS

・ コスメテリア

・ Sonny Label

・ SENSE OF PLACE

・ ビームス

・ Zoff Marche

こちらは、ららテラスで減った分を埋め合わせて余りあります。

カフェ

・ カフェ・ド・クリエ(20%・駅北東側foodium内)

・ EPRONTO(10%・横須賀線口)

ドラッグストア

ドラッグストアは豊富です(いずれも10%還元)。

それぞれ、各店舗のポイント制度と組み合わせて使いましょう。

・ HACドラッグ(東急スクエア)

・ マツモトキヨシ(北口)

・ トモズ(東急西側)

・ フィットケアデポ(東急南側)

東急線で北に一駅の新丸子駅付近(徒歩圏内)には、「クスリのナカヤマ」「タテベ薬局」など20%還元のドラッグストアもあります。

飲食店

商業施設以外での、飲食店(お酒を除く)を見てみます。

・ とんかつ神楽坂さくら(20%・駅西コスギサードアヴェニュー)

・ 吉野家(20%・駅南北に1店ずつ)

・ CoCo壱番屋(20%・駅北東側)

・ めりけんや(10%・南武線改札前)

・ 農家ごはんつかだ食堂(20%・東急西口)

・ 中華食堂かどや(20%・駅西側)

・ ワンズガーデン(10%・横須賀線口)

お酒

東急線の駅前、西口は多くのお酒を楽しむお店があります。

筆者がおすすめしたいのは、このエリアにあるイタリアン酒場の「ナチュラ」(20%)です。

ナチュラは小杉駅周辺に、「イタリアン酒場」「立ち食い寿司と和食」(東急線南側ガード下)「無国籍料理」(東急線北側ガード下)を抱えていて、いずれも人気店です。

アプリに表示される「新丸子店」はもうありませんのでご注意を。

その他

駅西側イトーヨーカドー内には「ノジマ」(10%)があります。

西口の駅前には「AOKI」(10%)があります。

なんでもそろう武蔵小杉ですが、この両ジャンルについては他にはあまりありません。

かながわPayは武蔵小杉で

東京からも便利な武蔵小杉に、かながわPayを使いに出向いてみてはいかがでしょう。

気に入ったら期間中通ってもいいぐらいです。ぜひお気に入りのお店を見つけてください。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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