8/24～【Amazon】プライム会費が値上げ4900円→5900円に　対処法2つと解約する判断基準

今月8/24より、アマゾンプライム年会費が4,900円（税込）から5,900円（税込）に値上げされます。

急な値上げで驚いた方も多いかもしれません。

本記事では、アマゾンプライムに入会したままでできる値上げの対処法2つと、解約するべきかどうかの判断基準も紹介します。

アマゾンプライム会費値上げの詳細

今月8/24より、アマゾンプライム会費が値上げされます。

値上げ後の価格は、以下のとおりです。

年会費は4,900円（税込）から5,900円（税込）で1,000円値上げ、月会費は500円（税込）から600円（税込）で100円値上げとなります。

月払いで毎月支払った場合、年間コストは7,200円となり、割高になってしまうので注意してください。

継続利用する人は、年払いをおすすめします。

入会するなら8/23までが最後のチャンス

アマゾンプライム会費は、以下のスケジュールで順次改定されます。

新規ユーザーは8/24以降、既存ユーザーは9/24の支払い以降に変更となります。

新規入会を検討している人は、8/23までが値上げ前の価格で入会できる最後のチャンスです。

さらに注目してほしいのは、既存ユーザーのプラン変更も8/24以降に新価格となる点です。

8/23までに月会員から年会員に切り替えた場合、変更前の安い価格で1年間アマゾンプライムを利用可能となります。

残りの期間が少ないですが、切り替えたい人は急ぎで手続きを済ませましょう。

アマゾンプライム年会費値上げの対処法2選

アマゾンプライム年会費が値上げされたため、楽天やYahoo!ショッピングに切り替えるのも1つの方法です。

ですがAmazonならではの魅力もあるので、今回は会員を継続したままできる値上げ対策を2つ紹介します。

【対策1】使いたいときだけ月払いで入会する

「Amazonをあまり利用しないけど大きなセールには参加したい」という人は、会員限定のセールが開催されるときだけ入会をおすすめします。

月会員なら会費は600円（税金）で、セール終了後に解約手続きをすればそれ以上料金は発生しません。

この方法は、Prime Video限定配信の動画を今だけ見たいときも利用できます。

【対策2】家族とプライム会員を共有する

プライム会員は、同居家族を2人まで追加可能です。

同居する夫婦間や親、兄弟などとシェアして入会すれば料金の負担を抑えることができます。

一例として、以下のような方法がおすすめです。

・ 夫婦でプライム会員を共有する

・ 親や子供が入会していたら、入れてもらう

・ 兄弟で話し合って、どちらか一方が加入し折半する

家族会員はPrime Videoを利用できないため、見たい場合は自宅のテレビで本会員と共有するなど、工夫すると良いでしょう。

プライム会員がシェアできることは、まだ知らない人も多いかと思います。

一部デメリットもありますが、条件に合う人はぜひご利用ください。

アマゾンプライムは解約するべき？

アマゾンプライムのサービスを使っておらず、「セールも気になるけど結局何も買わない」という人なら解約しても良いでしょう。

ですがAmazonをそこそこに使っている人は、今はまだ解約の時ではないと考えています。

アマゾンプライム会員を継続した方が良い理由

アマゾンプライムは値上げしましたが、それでもまだまだおすすめできるお得なコンテンツです。

特に普段からAmazonを利用している人は、Amazonを辞めてしまうと不便を感じるかもしれません。

今回値上げしても、まだアマゾンプライムを継続したほうが良い理由を3つ紹介します。

(1) サービスを利用すれば会費分取り返せる

アマゾンプライム非会員は1回の買い物が2,000円に満たないと、本州・四国が410円、北海道や九州・離島では450円の送料が発生します。

2,000円分まとめて買い物する方法もありますが、Amazonでは低価格な商品が多いため、毎回2,000円になるまで購入しているとムダ使いしてしまうかもしれません。

アマゾンプライム会員なら少額の買い物でも送料が発生しないため、月会員なら月2回、年会員なら年間15回利用すれば元がとれます。

Amazonを月に1～2回使う人なら、会員になった方が良いでしょう。

またAmazonでは会員限定セール「プライムデー」が毎年開催されており、今年10月から新たに「Prime Big Deal Days」も始まります。

セールや送料無料を利用すれば、支払った会費分以上にお得で便利なメリットを受けられるのです。

(2) 利用できる特典が多い

アマゾンプライム会員が利用できるサービスは多く、主に以下のものが挙げられます。

・ 2,000円未満の買い物でも送料無料

・ 特別取扱商品の取扱手数料が無料

・ Prime Video

・ Prime Videoチャンネル

・ Amazon Music Prime

・ Amazon Photos

・ Amazonフレッシュ

・ プライム会員限定先行タイムセール

・ Prime Reading

・ Amazon Music Unlimited

・ ベビー用品が割引

・ Prime Gaming

特に動画配信サービスの「Prime Video」、音楽聴き放題の「Amazon Music Prime」は、利用している人も多いのではないでしょうか。

空いた時間にリラックスできるサービスを無料で気軽に利用できるのも、アマゾンプライム会員のメリットです。

(3) 海外に比べて日本は割安

アマゾンプライムの年会費は日本だけでなく、海外でも値上げされています。

主な国の、値上げ後のアマゾンプライム年会費は以下のとおりです。

・ 日本 … 5,900円

・ 米国 … 139ドル（約2万143円）

・ 英国 … 95ポンド（約1万7,454円）

・ ドイツ … 89.90ユーロ（約1万4,245円）

※レートは2023年8月14日現在

上記の通り海外ではかなり割高で、日本円に換算すると1万円以上です。

比べると日本は半額以下で、据え置き感があります。

今が円安であることを考慮し、仮に米国の方が1ドル＝100円程度という金銭感覚で日常生活を送っていたとしても、1万3,900円とかなり割高に感じます。

今後、日本でもアマゾンプライムの年会費が1万円程度になったら、あらためて解約を検討しても良いかもしれません。

ですが、今はまだ様子を見て問題ないでしょう。

アマゾンプライム会費は値上げしても、まだ慌てなくても良い

アマゾンプライム会費は値上げしましたが、「入会したがほとんど利用していない」という人を除き、継続がおすすめです。

ただ海外ではさらに値上げされていることから、今後日本でも再び値上げされることは十分考えられます。

アマゾンプライムの特典を受けながら、これからの情報にも注目しましょう。（執筆者： 西本 衣里）