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【LINE証券の出金手続き】手数料無料で出金する方法と手順、有料になるケースの注意点を解説(体験談)

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【LINE証券の出金手続き】手数料無料で出金する方法と手順、有料になるケースの注意点を解説(体験談)

LINE証券口座からの出金は、手数料が出るパターンと出ないパターンがあります。

LINE証券の事業再編により、7月末からLINE証券での「いちかぶ」取引手数料が無料化されたわけですが、株を売って出金する時にも注意が必要です。

筆者の体験談をもとに、出金手続きについてまとめました。

LINE証券で手数料無料にする出金手続き

パターン別に違う手続き方法

パターン別に違う手続き方法

≪画像元:LINE証券

LINE証券で、今回説明するのは、「出金手続き」です。

あてはまるのはこんな人【1】

  • 株式や投資信託を保有していない場合
  • 残高がある

→出金手続きをして、2024年中に口座閉鎖予定

あてはまるのはこんな人【2】

  • 株式や投資信託を保有している場合
  • 売却を希望している(7月24日からスプレッド/手数料無料で売却開始)
  • 売却をして残高がある

→出金手続きをして、2024年中に口座閉鎖予定

7月24日から、LINE証券では、売却時にスプレッドや手数料が無料になり売りやすくなりました。

そのため、売却して出金したい人も増えているのではないかと思います。

今回は、出金手続きについて紹介するため、「他社証券口座への株式移管を希望している場合」は、2023年秋ごろから移管手数料が無料予定です。もう少し待ちましょう。

LINE証券から出金口座へは手数料無料

LINE証券から出金口座へは手数料無料

≪画像元:LINE証券

先に伝えたいのは、LINE証券から登録しておいた銀行口座への出金は無料だということです。

24時間受け付けていて、最長でも翌々営業日には反映されます。

このほか、LINE Payや他サービス(FX口座、各CFD口座)への振替出金もできます。

LINE証券からの銀行口座への出金方法

LINE証券からの銀行口座への出金方法

≪執筆者撮影≫

LINE証券を開き、右下の「アカウント」をタップ。

画面をスクロールしていくと、「出金」が表示されるのでタップします。

「出金」が表示されるのでタップ

≪執筆者撮影≫

出金先が「▼」で選べるので、銀行口座に出金したい時は「銀行口座に出金」を選びます。

初期画面では「LINE Pay残高に出金」が表示されていますが、銀行口座に出金する場合は「▼」を押して変更してください。

画面に見えているとおり、銀行口座に出金するための手数料は0円。ほか、LINE Pay残高に出金することもできます。

銀行口座に出金するなら、15時までの依頼分は翌営業日に指定口座へ入金されます。

LINE Pay残高への出金は注意

LINE Pay残高に出金してから、銀行口座やセブン銀行ATMでの出金はいずれも手数料がかかってしまいます。

また、LINE ウォレットからの送金でも手数料がかかります。

この点、出金は注意しなくてはいけません。

LINE Pay残高に出金して、LINE PayのQRコード支払いとしてそのまま使う人は良いものの、もし、銀行口座に入金したい場合は気をつけましょう。

注意が必要な出金方法

  • (LINE Pay)銀行口座へ出金
  • (LINE Pay)セブン銀行ATMで出金
  • (LINEウォレット)銀行口座へ送金

これらの方法では、最大220円の手数料がかかります。

注意1:(LINE Pay)銀行口座に振替

LINE Pay残高に出金した後に銀行口座に振替したい場合の手続きを紹介します。

(LINE Pay)銀行口座に振替

≪執筆者撮影≫

方法は、

  1. 一番右のマークを押して「その他」を選ぶ
  2. 右上の設定のマークを押す
  3. 設定から「出金」を選ぶ
  4. 銀行口座を選ぶ

セブン銀行ATMか登録銀行口座を選べます。手数料は220円かかります。

LINE証券から出金する場合、これでは、手間をかけて手数料も払うことになってしまいます。

注意2:(LINE Pay)セブン銀行ATM出金

(LINE Pay)セブン銀行ATM出金

≪画像元:セブン銀行

LINE Payからセブン銀行ATMへの出金もできます。

しかし出金は1,000円単位、しかも、セブン銀行ATM利用でも手数料が1回ごとに220円かかってしまいます。

セブン銀行ATMから出金するなら

【LINE Payカードを持っている場合】

  1. セブン銀行ATMにLINE Payカードを入れて取引開始
  2. 出金を押して 操作する

【LINE Payカードを持っていない場合※QRコードを使って出金】

  1. スマホでLINEを開く
  2. スマホ:「ウォレット」からLINE Payページを表示、「設定」を開く
  3. セブン銀行:ATM取引画面で「スマートフォンでの取引」を選ぶ
  4. スマホ:設定ページで「出金」を選び、「出金用の銀行口座」で「セブン銀行ATM」を選ぶ、コードリーダーが開く
  5. セブン銀行:ATM画面にQRコードが開く

スマホでQRコードを読み取ると企業番号が表示されるので、セブン銀行ATMに入力することで出金できます。

注意3:(LINEウォレット)銀行口座送金

LINEウォレットから他の銀行口座への送金もできますが、こちらも手数料税込176円がかかります。


≪画像元:LINE Credit

方法は、

  1. LINEのウォレットタブから、LINE Payの送金をタップ
  2. 「口座に振込」、送金をタップ
  3. 口座番号を選び情報入力
  4. 送る金額を設定して「OK」を選ぶ

LINE Payからより手数料は安くなりますが、それでも0円ではありません。

LINE証券からの出金手数料を0円にしておこう

まとめると、LINE証券から出金するなら、LINE証券から、直接銀行口座出金を選び、手数料0円にするのが賢い選択のように感じます。

わずか176円や220円程度の手数料と思うかもしれませんが、選択肢によっては0円に抑えられます。

筆者は今回、LINE証券の口座残高の一部出金をしてみました。

しかし、まだLINE証券にある単元未満株(いちかぶ)もあるため、売却するか移管するかを考えているところです。

売却した都度、最大220円の手数料がかけて出金していてはもったいないと感じるため「出金手数料が無料になる方法」を覚えておけるとよい気がします。(執筆者:FP3級、節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)

《谷口 久美子》
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執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子 谷口 久美子

大学事務職員、外資系ITコンサルティング秘書職を経験。結婚、出産し、現在は2児の母親をしながらフリーライターとして活動しています。大学時代から貯金は大好きで、コツコツ貯め、20代で1000万円貯金をした経験あり。日々の節約やポイ活はもちろん、外貨預金、株主優待などを取り入れ、無理せず楽しくお金とつきあう方法を研究中です。 優待株・高配当株・J-REIT・米国株も併せ、2022年時点で世帯保有250銘柄以上。 <<保有資格>>実用英語技能検定2級,秘書技能検定2級,日本漢字能力検定2級,司書資格,節約生活スペシャリスト,3級ファイナンシャル・プランニング技能士 <<メディア出演>>2022.9.13 楽天証券トウシル/2022.11.7 週刊現代/2022.12.16 TBS ひるおび/2022.12.16 からだにいいこと/2023.2.18 楽天証券トウシル/2024.4.23 TBS ひるおび 寄稿者にメッセージを送る

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