9月1日よりauの新料金プラン「auマネ活プラン」が誕生し、auスマホユーザーで当てはまる人は、今まで以上にPontaポイントなどの還元が受けられるプランが始まります。
auを利用しているなら「利用しないともったいない」と思える料金プランだったので、今回は「auマネ活プラン」の内容や、どれくらいお得になるのかを解説します。
後ほどのシミュレーションでも示しますが、au PAY ゴールドカードを利用しauマネ活プランに加入すると、年間最大5.2万円相当お得になるかもしれないことがわかりました。
さらに、今回初めてau PAY ゴールドカードを新規で申込する方は、年間最大7.2万円相当お得になるかもしれません。
auカブコム証券のクレカ積立・NISA口座を保有すると対象となる特典もあり、新料金プランを通して、2024年1月から開始となる新NISA制度の準備を今からやっておくことをおススメします。
目次
年間最大5.2万円相当獲得できるかもしれないauの新料金プランとは?
auのスマホを利用しているなら「利用しないともったいないと思える内容」の新料金プランが始まりました。
- auマネ活プランを利用する
- 通信料の支払い方法にau PAY カード/au PAY ゴールドカードもしくはauじぶん銀行を設定する
- au PAY(コード支払い/ネット支払い)を利用する
- au PAY カード/au PAY ゴールドカードを利用する
- auカブコム証券にて投資信託の積立をau PAY カードで行う(クレカ積立)
- auじぶん銀行に口座を保有し預金する(au PAY ゴールドカード利用の特典には、ご利用代金の口座からのお引き落としが必要)
など組み合わせると年間で最大5.2万円相当お得になります。
特典内容は?
特典は
- auのマネ活プランに加入すると得られる特典
- auのマネ活プランの加入に加え、年会費が1万1000円/(税込)だが還元率が高くなるau PAY ゴールドカードを利用した特典
の2つに分けられます。
- 毎月800円相当(不課税)のau PAY 残高還元 ※1
- au PAY決済時の還元率が最大1%にアップ
(au PAY(コード支払い/ネット支払い)のベースポイント0.5% (200円(税込)ごと1P)と、au PAY決済特典(特典分の還元上限は150P/月)の0.5%(200円(税込)ごと1P)、合計最大で1.0%還元) - 円普通金利預金の金利が+年0.05%(税引前)(通常の50倍)年
※auじぶん銀行 円普通預金の通常年金利0.001%(税引前)に対して - 投資信託の積立の引落とし方法にau PAY カード決済を利用した場合のポイント還元率を1.5%に上乗せ
※通常カード特典1%+プラン特典0.5%
※1 以下の3つの適用条件を満たす必要があります
(1)au PAY カード(au PAY ゴールドカード、家族カード含む)会員であること
(2)auじぶん銀行口座を保有し、auじぶん銀行にau IDを登録する
(3)通信料金の支払い方法にau PAY カード/au PAY ゴールドカードもしくはauじぶん銀行を設定いただくこと
- 毎月800円相当(不課税)のau PAY 残高還元
- 通信料金合計最大20%還元/月※1(1年限定で、2年目以降最大10%還元)
- クレジットカード使用時、1.5%還元(ベースポイント1%+ゴールド特典0.5%)
- au PAY決済時の還元率が最大2%にアップ※2
- 普通金利預金の金利が最大+年0.10%(税引前)(通常の100倍)※3
※auじぶん銀行 円普通預金の通常年金利0.001%(税引前)に対して - 投資信託のクレカ積立還元率が3%に(初回12ヶ月間限定、NISA口座保有)
(通常カード特典1%+プラン特典0.5%+ゴールド特典12カ月間1.5%(13カ月目以降0.5%))
※1:合計最大20%の還元には、通常ポイントとゴールド特典ポイントの還元分を含みます。(通常ポイント1%+ゴールド特典ポイント9%+プラン特典10%)
通常ポイントは利用額100円ごとに1ポイント、ゴールド特典は利用額1,000円(税抜)ごとに90ポイント、プラン特典は利用額1,000円(税抜)ごとに100ポイントを加算します。
※2:au PAY(コード支払い/ネット支払い)のベースポイント0.5% (200円(税込)ごと1P)と、au PAY決済特典(特典分の還元上限は150P/月)の0.5%(200円(税込)ごと1P)、au PAY ゴールドカードからのau PAY 残高チャージ※の1.0%(100円ごと1P、還元上限額は1,000ポイント/月)、合計最大で2.0%還元
※通信料金をau PAY ゴールドカードでお支払いいただく場合のauかんたん決済(通信料合算支払い)でのチャージは対象外です。
※3 au PAY ゴールドカードの利用に加え、auじぶん銀行口座からのご利用代金のお引落としが必要です。
auのマネ活プランに加入すると得られる特典も充分に魅力的ですが、au PAY ゴールドカードでの限定特典がかなり魅力に見えます。
どれくらいお得になるのかシミュレーション
預金額やau PAYの利用料金、投資信託のクレカ積立の金額によって異なりますが参考までにauマネ活プランに加入した場合に、1年目、2年目以降にどれくらいお得になるのかをシミュレーションしてみました。
1年目はどれくらいお得になるか
au PAY カードを新規で作成する場合:約3万円相当お得
au PAY カードを新規で作成する場合 | 利用料金(月) | 利用料金(年) | 還元率 | 還元額・ポイント | 条件等 |
auじぶん銀行での預金 | – | 1,000,000 | 年0.05%(税引前) | 399円相当 | auじぶん銀行へのau ID登録が必要 |
au PAYの支払い | 10,000 | 120,000 | 1.00% | 1,200pt | au PAY(コード支払い/ネット支払い)のベースポイント0.5% (200円(税込)ごと1P)と、au PAY決済特典(特典分の還元上限は150P/月)の0.5%(200円(税込)ごと1P) |
auマネ活プランのau PAY 残高還元 | 6,580 | 78,960 | – | 9,600円相当 | 月々800円相当をau PAY 残高で還元 ※au PAY残高はauご利用料金のお支払いには充当できません。 |
投資信託のクレカ積立 | 50,000 | 600,000 | 1.50% | 9,000pt | 利用料=積立金額 |
au PAY カード申込 | 10,000pt | au PAY カードを新規で申込すると特典あり ※auマネ活プラン特典とは別の特典です | |||
合計 | 30,199円相当 | 1Pontaポイント=1円相当 |
au PAY ゴールドカードを新規で作成する場合:約7.2万円相当お得
au PAY ゴールドカードを新規で作成する場合 | 利用料金(月) | 利用料金(年) | 還元率 | 還元額・ポイント | 条件等 |
auじぶん銀行での預金 | – | 1,000,000 | 年0.10%(税引前) | 797円相当 | auじぶん銀行へのau ID登録・auじぶん銀行からのau PAY ゴールドカードご利用代金の引落としが必要 |
au PAYの支払い | 10,000 | 120,000 | 2.0% | 2,400pt | au PAY(コード支払い/ネット支払い)のベースポイント0.5% (200円(税込)ごと1P)と、au PAY決済特典(特典分の還元上限は150P/月)の0.5%(200円(税込)ごと1P)、au PAY ゴールドカードからのau PAY 残高チャージ※1の1.0%(100円ごと1P)※2、合計最大で2.0%還元 ※1:通信料金をau PAY ゴールドカードでお支払いいただく場合のauかんたん決済(通信料合算支払い)でのチャージは対象外です。 |
au PAY ゴールドカードの支払い | 30,000 | 360,000 | 合計最大1.50% | 5,400pt | ベースポイント1.0%+ゴールド特典0.5% ※ゴールド特典には還元額の上限があります。(250ポイント/月) |
auマネ活プランの残高還元 | 6,580 | 78,960 | – | 9,600円相当 | 月々800円相当をau PAY 残高で還元 ※au PAY残高はauご利用料金のお支払いには充当できません。 |
auマネ活プランの通信料還元 | 合計最大20% | 15,792pt | 12ヶ月間限定で通信料金から合計最大20%還元。その後は合計最大10%還元 (通常ポイント1%+ゴールド特典ポイント9%+プラン特典10%) | ||
投資信託のクレカ積立 | 50,000 | 600,000 | 3.00% | 18,000pt | 12カ月間限定で3%還元。13カ月目以降は2%還元。NISA口座が必要。 (カード特典1.0%+プラン特典0.5%+ゴールド&NISA特典1年間1.5%(2年目以降0.5%)) |
au PAY ゴールドカード申込 | 20,000pt | au PAY ゴールドカードを新規で申込すると特典あり ※auマネ活プラン特典とは別の特典です | |||
合計 | 71,989円相当 | 1Pontaポイント=1円相当 |
2年目以降ではどれくらいお得になるのか
1年目はau PAY カード/ゴールドカードの申込により特典が受けられましたが2年目以降は申込特典が無くなります。
また、通信料金ゴールドカード特典やクレカ積立特典も一部還元率が変わります。
それでもお得なのかどうかシミュレーションしていきます。
au PAY ゴールドカードを利用している場合:約3.8万円相当お得
2年目以降:au PAY ゴールドカード | 利用料金(月) | 利用料金(年) | 還元率 | 還元額・ポイント | 条件等 |
auじぶん銀行での預金 | – | 1,000,000 | 年0.10%(税引前)0 | 797円相当 | auじぶん銀行へのau ID登録・auじぶん銀行からのau PAY ゴールドカードご利用代金の引落としが必要 |
au PAYの支払い | 10,000 | 120,000 | 2.0% | 2,400pt | au PAY(コード支払い/ネット支払い)のベースポイント0.5% (200円(税込)ごと1P)と、au PAY決済特典(特典分の還元上限は150P/月)の0.5%(200円(税込)ごと1P)、au PAY ゴールドカードからのau PAY 残高チャージ※1の1.0%(100円ごと1P)※2、合計最大で2.0%還元 ※1:通信料金をau PAY ゴールドカードでお支払いいただく場合のauかんたん決済(通信料合算支払い)でのチャージは対象外です。 |
au PAY ゴールドカードの支払い | 30,000 | 360,000 | 1.50% | 5,400pt | ベースポイント1.0%+ゴールド特典0.5% ※ゴールド特典には還元額の上限があります。(250ポイント/月) |
auマネ活プラン残高還元 | 6,580 | 78,960 | – | 9,600円相当 | 月々800円相当をau PAY 残高で還元 ※au PAY残高はauご利用料金のお支払いには充当できません。 |
auマネ活プラン通信料還元 | 10% | 7,896pt | 2年目以降は10%還元 (通常ポイント1%+ゴールド特典ポイント9%) | ||
投資信託のクレカ積立 | 50,000 | 600,000 | 2.00% | 12,000pt | NISA口座が必要 (カード特典1.0%+プラン特典0.5%+ゴールド特典0.5%) |
合計 | 38,093円相当 | 1Pontaポイント=1円相当 |
au PAY ゴールドカードは必要か
au PAY ゴールドカードは年会費が1万1,000円(税込)かかりますが、還元率が高いため年会費の元とれは十分可能となります。
au PAY カードと比較しても2年目以降もau PAY ゴールドカードの方がお得になる可能性があります。
さらに、au PAY ゴールドカードは他にも様々な特典があるためかなり魅力的だと言えます。
今回のシミュレーションでは、貯金額は100万円で計算していますが、調査※によると平均貯金額は約470万円、クレジットカードの利用料金は約6.6万円となるのでシミュレーションよりさらにたまる可能性があります。
※家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和4年)、JCB「クレジットカードに関する総合調査 2022年度版」
実際に自分がどれくらいお得になるのかをシミュレーションできるWebサイトが用意されているので、自分の利用状況に合わせてシミュレーションしてみましょう。
au PAY ゴールカードの特典
au PAY ゴールドカードの特典は他にも便利でお得なものがいろいろあります。
<au PAY ゴールドカードの特典例>
auでんきの料金をau PAY ゴールドカードで支払うと還元率3% (※1)(※2)(※3)
- 都市ガス for auの料金をau PAY ゴールドカードで支払うと還元率3% (※1)(※3)
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料 など
au PAY ゴールドカードの特典の詳細は、ホームページをご確認ください。
(※1) 記載の還元率にはベースポイント1%を含みます。
(※2) 記載の還元率には「auでんきポイント増量特典」を含みます。
(※3)特典の還元には、「au PAY ゴールドカード」でお支払いいただくことが必要となります。
自分がどれぐらいお得になっているかの確認方法
auマネ活プランの加入後は、専用のポータルサイト「auのマネ活ポータル」で各特典の還元状況や、還元予定のポイントの合計額が確認できます。
※画像はイメージ
auマネ活プランが特におすすめな人と注意点
auマネ活プランが特におすすめな人と注意点を紹介します。
auマネ活プランがおススメな人
- ポイントを稼いで今まで以上にお得にスマホを使いたい人
- 外でよくスマホを使う人
- 動画をよく見る人
- 速度制限が気になる人
- データ容量を気にせずスマホを楽しみたい人
※今回のプランは「使い放題MAXプラン」と同様のプランのため、データ利用量の上限はありません。(テザリングなど上限あり。混雑時など通信制御を行う場合があります。)
注意点:家族割は適用外だがカウント対象は継続される
新料金プランに加入すると家族割プラスは適用外となりますが、家族割のカウント対象は継続されるためご家族の家族割への影響はありません。
auユーザーなら入っておきたい新料金プランまとめ
auの新料金プラン「auマネ活プラン」について解説してきましたが、かなりお得なプランであることが分かります。
シミュレーションの結果では最大で7.2万円相当の還元を受けることができ、お得度も非常に大きく、auユーザーの人は見逃すともったいないプランになっていると思います。
auショップでのサポートも充実していますので検討してみてください。(執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)
auマネ活プランの情報はこちらからチェックできます。>
(参考)
【auじぶん銀行のご注意事項】
※金利優遇特典は、特典対象月の円普通預金平均残高をもとに、月間の上乗せ金利分の税引後利息を計算し、その翌月にお客さまの円普通預金口座に入金します。
※平均残高とは毎日の最終残高の合計を、当月の日数で割った金額です。
※利息計算式: auじぶん銀行の円普通預金を1年間、毎月の平均残高100万円を維持した場合
年0.05%(税引前):100万円×0.05%=500円(税引前) 500円ー税金101円=399円(税引後利息)
年0.10%(税引前):100万円×0.10%=1,000円(税引前) 1,000円ー税金203円=797円(税引後利息)
※1円未満の金額は切捨てます。切捨てにより、年率での利息計算金額と、毎月の利息の合計金額はずれる場合があります。
※KDDI株式会社は、auじぶん銀行株式会社を所属銀行とする銀行代理業者として、「円預金、外貨預金の受入れ」ならびに「資金の貸付」を内容とする契約締結媒介を行います。