飲食店の福袋は、クーポンや商品券だけで元とれするものが多く、計画的に購入すれば外食費や食費の節約につながります。
筆者は毎年、コスパが良いものを中心に買いまわるのですが、2024年無事ゲットとした福袋は全部で8つ。
この記事では、筆者が「いくら使い・いくら得したのか」、その結果を紹介します。

(1) リンガーハット

≪執筆者撮影≫
特典は、お食事補助券(2,500円分)・クーポン付き歳時記カレンダー・〈非売品〉長崎ちゃんぽん×2袋・〈非売品〉長崎ちゃんぽんスープ・〈非売品〉長崎おでん・かりんとうです。

≪執筆者撮影≫
福袋と同じ価格分の「お食事補助券」と、カレンダーに付いたクーポンだけで元とれ成功です。
前回(2023年)は店頭でも在庫がたくさん残っていましたが、今回は「クーポン → お食事券」へ変わってコスパも増したからか、最寄り店舗では予約分だけで完売でした。
購入価格:2,500円(税込)
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:事前予約が確実! 電話予約を受け付けている店舗もあり。
(2) ミスタードーナツ(福箱¥5.900円)

≪執筆者撮影≫
特典は、ドーナツ引換カード(50個分)・バスタオル・スケジュールン・ジッパーバッグ・エコバッグ・カレンダー・エコバッグ・メモ帳・ポーチです。

≪執筆者撮影≫
5,900円の福箱は、「ドーナツカード」だけで9,350円相当。
ドーナツの引換だけでも最大3,459円得します。
実質おまけのポケモンコラボグッズたちは、どれも実用性が高く、暮らしの中で役立ちそうです。
筆者はさっそく、大判バスタオルを子ども用の湯上がりタオルとして愛用しています。
購入価格:5,900円(税込)
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:5,900円の福箱は、販売当日に完売する可能性あり。
※年明けでも、「¥2,400福袋」「¥3,600福箱」は最寄り店舗で店頭販売を行っていました。(2024年1月4日時点)
(3) CoCo壱番屋

≪執筆者撮影≫
特典は、お食事補助券(2,000円分)・オリジナルトートバッグ・レトルトポークカレー・オリジナルステーショナリー3点セット(マスキングテープ/伝票デザインメモ帳/クリアポーチ)です。

≪執筆者撮影≫
商品券は500円分の4枚セット。
店内利用なら1人1枚、テイクアウト・宅配の場合は1食1枚利用できます。
足は出ますが、筆者は5人家族なので1回利用すれば使い切れそうです。

≪執筆者撮影≫
マスキングテープ・メモ帳・ポーチは、ココイチ福袋にしてはかなりの変化球でしたが、子ども受けは抜群でした。
トートバッグはシンプルかつロゴ控えめの落ち着いたデザインなので、普段使いできそうです。
購入価格:2,000円(税込)
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:並ばずにすんなり購入できましたが、早めの来店がおすすめ。
(4) 丸源ラーメン

≪執筆者撮影≫
特典は、スペシャルクーポン(1,000円分)・冷凍生餃子(25個入り×2袋)です。
購入数に制限がなく、スペシャルクーポンは複数枚でも併用できるため、筆者は計4袋購入しました。

≪執筆者撮影≫
50個分の冷凍生餃子だけで、実質1,252円相当。
スペシャルクーポンは、500円引きを1月と2月に分けて使う必要があるものの、元とれ率は驚異の225%です。

冷凍餃子は1袋(25個)でこのボリューム。
5人家族の筆者はもう1袋焼き、福袋ひとつで1日分の夕食代が浮きました。
タレは付いていないので、自分で用意する必要があります。
前回(2023年)は予約しなくても在庫が多く余っているのを見かけましたが、店員さんに聞くと「今年は予約分で完売した」とのこと。
確実にゲットするのなら、次回も予約した方が安心ですね。
丸源餃子福袋はお正月に限らず、年に数回販売していますので、販売情報をこまめにチェックしておきましょう。
購入価格:1,000円(税込)
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:今年は予約のみで完売。次回購入時も予約しておくと安心。
(5) サーティワン(¥3,000福袋)

≪執筆者撮影≫
特典は、スマホ限定電子チケットと(3,000円分)・ボアミニトート・UCHINOハンドタオル。
電子チケットだけで福袋の元がとれる上に、昨年の「レギュラーシングル引換チケット」から「商品券」に変わり、使い勝手も良くなりました。

≪執筆者撮影≫
サーティワンの2024年福袋はお手頃な「¥2,000福袋」もありますが、筆者が「¥3,000福袋」を選んだのは、このボアトートに惹かれたから。
見た目以上にふんわりふわっふわな手触りで、サブバッグとして重宝しそうです。
購入価格:3,000円
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:電子チケットだけで元とれ 2024年は比較的、在庫の余裕あり
※年明けでも、最寄り店舗で店頭販売を行っていました。(1月4日時点)
(6) ケンタッキー・フライド・チキン

≪執筆者撮影≫
特典は、KFC全店共通引換券(3,900円相当)・大容量レジャーバッグ・クーポンつきケンタおみくじです。

≪執筆者撮影≫
毎回バッグが入っていますが、今回はかなりのビッグサイズ。
薄手のはっ水生地で作られているので、公園などのおでかけや普段の買い物にも使えそうです。
そして、ケンタ福袋の目玉とも言える引換券は、全部で3,900円相当。
このチケットだけですでに900円得です。

≪執筆者撮影≫
おみくじは残念ながらはずれでしたが、くじ限定のクーポンが特典として使えます。
店頭販売でも即完売という様子はなかったものの、お正月限定の「ケンタお重」の購入客で店舗は20人を超える大行列。
筆者はあらかじめ福袋を電話予約していたため、予約専用枠で列に並ぶことなく購入できました。
購入価格:3,000円
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:予約しておくと、受け取りがスムーズ。
(7) マクドナルド

≪執筆者撮影≫
特典は、マクドナルド商品無料券(最大3,430円分)・ポテト加湿器・ブランケット・コインポーチ・ミニプレートです。

≪執筆者撮影≫
筆者は抽選で外れてしまいましたが、最寄りイオンで行われた元日の店頭販売分を手に入れました。
整理券の配布時間20分前でも、すでに200人近い行列。
店舗販売でゲットするには少し根気がいりますが、福袋には並んででもゲットしたいグッズが詰まっていました。
購入価格:3,000円
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:抽選で外れても、店頭販売で購入できる可能性あり。
※抽選販売後の残数がある場合に限り、2024年1月9日より店頭販売を行うという店舗も。
(8) 築地銀だこ

≪執筆者撮影≫
特典は、たこ焼1舟引換券 8個入(12枚)・毎月使える100円引きクーポン券(12枚)・スタンプ1個 プレゼント引換券(5枚)・たこめしの素です。

≪執筆者撮影≫
たこ焼1舟引換券だけで最大8,580円相当、これだけで3,580円も得します。
銀だこ福袋は毎年の人気が高く、事前予約を行わないため、販売当日は必ず行列ができます。
筆者は年内に販売する店舗でフライングゲットしましたが、それでも100人超えの行列に並びました。
購入価格:5,000円
お得感(元とれ度):★★★★★
ひとことアドバイス:店頭販売は大行列必至。フライング販売の店舗もチェックして。
「いくら使い・いくら得した」その結果は…?
筆者が2024年に購入した飲食店の福袋をおさらいすると、以下のようになります。
・ リンガーハット:2,500円
・ ミスタードーナツ:5,900円
・ CoCo壱番屋:2,000円
・ 丸源ラーメン:1,000円×4袋
・ サーティワン:3,000円
・ ケンタッキー:3,000円
・ マクドナルド:3,000円
・ 銀だこ:5,000円
使った金額・お得感
合計2万8,400円使い、1万3,368円得して、29種類のグッズ&クーポンを手に入れました。
商品券・引換券など、“値段が分かっている分”の特典は、全部で4万1,768円。
使った金額から価格が分かっている分の特典を引いて、差額を割り出した結果、トータルで1万3,368円得したことが分かりました。
すでに元はとれているため、値段を付けられないグッズ・クーポンはすべて実質おまけです。
商品券・クーポンは計画的に使い切ろう
グッズやクーポンを手に入れながらも、外食代を1万円以上も節約できる。
やはり新年の福袋は、お得感が強いなと実感します。
ただし、この結果はあくまでも、商品券や引換券をすべて使い切ることが対前提です。
うっかり使うのを忘れてしまえば、せっかくの福袋を手に入れても意味がありません。
どの福袋にも必ず有効期限や使用条件がありますので、計画的に消費しましょう。