こだわりの素材を使ったご飯のお供やジャム、お菓子など数多くのおいしい商品を販売しているグルメ系セレクトショップこと「久世福商店」。
全国各地に続々と店舗を増やしていることから、一度は足を運んだことがあるという方が多いことでしょう。
しかし、久世福商店はライバル的存在のカルディに比べると、全体的に少々値段がお高め。
自分へのご褒美や大切な人へのギフトを購入する時には良いですが、特に節約中の場合、日常使いにはちょっぴりハードルが高いイメージがあります。
そこで今回ピックアップするのは、久世福商店で2023年の11月より発売中のインスタント麺。
久世福商店の商品の中でも200円台とお手頃で、そのおいしさから各店舗で売り切れが続出しているほど大きな注目を集めています。
こちらでは久世福商店監修のカップ麺タイプのきつねうどん、袋麺タイプの醤油ラーメンの2点ついて検証します。

久世福商店監修 「毎日だし」で仕上げた きつねうどん

≪執筆者撮影≫
最初に紹介するのはカップ麺タイプの「毎日だし」で仕上げたきつねうどん。
値段は1個265円で、サッポロ一番とのコラボという形で販売されています。

304kcalと、カップ麺にしては低カロリー。
かつお節やいわし煮干し等を使った身体に優しい、魚介出汁ベースのうどんなので油分たっぷりの豚骨カップメン等に比べると罪悪感なく気軽に食べられそうですね。

かやくは刻み揚げ・かまぼこ・刻み葱・卵の4種類が入っています。

お湯を注ぎ入れてみました。
一般的なカップ麺と同様に、お湯を入れたら蓋をして3分程度置いて完成です。

ふっくらとボリューミーな刻み揚げ。沢山入っているので食べ応えがありそうです。

麺はスルスルっと啜りやすい柔らかな食感で、スープがしっかり絡みつくよう、ややウェーブ状になっています。

スープは関西風の優しい味付け。上品な出汁の香りがふわっと広がります。
また、油揚げ自体にもほんのりと甘辛く味がついているので、麺、かやくをそれぞれ噛む度に違った味わいを楽しむことができます。
サッポロ一番 久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた醤油らーめん
【鹿児島県加工鰹本枯節付き】税込価格: 259 円

≪執筆者撮影≫
久世福監修の袋麺タイプの醤油ラーメンの値段は259円。
話題の商品ということもあり、きつねうどんと一緒に1番目立ちやすい入り口付近に並べられていました!

カロリーはきつねうどんよりも更に低い、291カロリー。
全体のカロリー自体は少し上がりますが、かやくが入っていないごくシンプルな醤油ラーメンなので、好きな具材をトッピングするとさらにおいしくいただけるかと思います。

麺はノンフライ製法で、ちぢれの少ないストレートタイプになっています。

特製スープと一緒に入っているのは鰹本枯節です。
そのままでも十分においしいですが、こちらを入れることで香りや旨味がさらにUPします。

麺の茹で時間は約3分程度。
菜箸で優しくほぐしながら茹でていきましょう。

粉末スープはあらかじめ器に入れておき、麺を茹でる時に使ったお湯(カップ2杯半)を加えてよく混ぜ合わせましょう。

スープが入った器に、麺を移して完成です。
筆者は鰹本枯節と一緒に、茹で卵と葱をトッピングしてみました。

麺には香ばしい風味が特徴的な全粒粉が練り込まれており、メーカー独自の高密度製法によって、生麺のようにモチモチッとした食感を堪能することができます。

目にも美しい黄金色スープ。
雑味が一切なく、上品な口当たりであっさりなのにしっかりとしたコクも感じられます。
〆にご飯を入れておじや風に食べるのもおすすめです。
外食したい気持ちがおさまります
200円台と気軽に試しやすい、久世福商店監修のインスタント麺。
スープに使われている、久世福商店の毎日だしは1袋7パック入り723円で販売されています。
今回検証したインスタント麺を食べるまでは、正直購入を検討したことがありませんでしたが、1パック100円程度でお店顔負けの和食や麺料理が作れるのであれば、非常に満足度が高く、外食したい気持ちを自然と抑えることができるので結果的に節約にも繋がるコスパが良い商品だと感じました。
久世福商店監修のインスタント麺を食べることで、久世福のさまざまな魅力を知れるきっかけになるかと思いますので、店頭で見かけた際はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。