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日常のメリット大きくないセブンカード・プラスだが持っていると突然役立つ (6/15まで)リボ払いキャンペーンで5000ポイントもらえる

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日常のメリット大きくないセブンカード・プラスだが持っていると突然役立つ (6/15まで)リボ払いキャンペーンで5000ポイントもらえる

クレジットカードを定期的に整理している筆者にも、それほど役立っているわけでもないのに長く延命しているカードがあります。

セブンカード・プラスがそんな1枚です。このカードは、忘れたころに役立つのです。

今回、リボ払いで5,000ポイント相当もらえるキャンペーンが始まりました。

リボ手数料回避ができないので、実質3,000ポイント強と思ったほうがいいでしょう。

それでも利益になります

地味なカードに不意に訪れる、意外な活用法をお知らせします。

毎月「8」「18」「28」日のハッピーデーでは5%オフ

セブンカード・プラスの本来用途

セブンカード・プラスはセブン&アイ系列で便利だとされるカードです。

実際のところは、イトーヨーカドーの月3回、「8の日」のハッピーデー以外ではさしてお得ではありません

本来の用途から見てみます。

お得になる使い方は「8の日」だけ

セブンカード・プラスは、イトーヨーカドーの毎月「8」「18」「28」日のハッピーデーでは5%オフとなります。

正直、真に他の決済を上回っているのは、この限定された用途のみです。

還元率0.5%、セブングループで使って1.0%のカードのため、8の日以外で買い物してもさしてメリットはありません

特にセブン-イレブンでは、購入商品による個別のポイントアップだけがメリットです。

総合力で、三井住友カード(スマホタッチ決済で7.0%以上還元)、三菱UFJカード(最大還元率19.0%)に到底かないません。

さらに言うなら、8の日のイトーヨーカドーも、電子マネーnanacoでも同じ5%オフとなります。

Apple Payの場合は、セブンカード・プラスがなくてもnanacoチャージ(一部ポイント対象)が可能です。

唯一の活躍シーンも価値が薄くなっている現状です。

かつての請求書セブン払いはすっかり影が薄くなった

セブン-イレブンでセブンカード・プラスが役立つ機会は、他にも一応あります。

一応というのは、すっかり影が薄くなったためです。

そして正確にはnanacoの機能なので、Apple Payユーザーにとってはセブンカード・プラスなしで同じことが可能です。

税金や公共料金、請求書をセブン-イレブンに持ち込み、nanacoで支払うことができます

nanacoで支払ってもポイントは付きませんが、セブンカード・プラスからnanacoにチャージする際の還元率0.5%だけは付きます

ひと昔前は大変人気のあった支払方法ですが、今やお店に行かずにQRコード決済で支払える決済が増えました。

そしてQRコード決済で支払えない請求書も、「ファミリーマートで、FamiPayで支払う」ほうが、チャージ方法と決済時のFamiPayボーナス等、なにかと有利です。

余談ですがコンビニで売っているPOSAカードを買う際も、「ファミリーマートでFamiPay」「ミニストップでWAON」等だと、決済時ポイントが付くので有利です。


セブンカード・プラスの臨時の用途

見てきた通りめったに使い道のないはずのセブンカード・プラスですが、JCBカードのキャンペーンに参加できることが多く、思わぬところで役立ちます。

最近ではこんな例がありました。

・ 2023年8月「セブン‐イレブン20%キャッシュバック」

・ 2024年2月「すかいらーく20%キャッシュバック」

それぞれ、セブンカード・プラスを活用し、500円のキャッシュバックを得ました(2,500円使ったということ)。

日ごろセブン-イレブンで出番の乏しいセブンカード・プラスが、思わぬシーンで役立ちました。

今回ご紹介するリボ払いキャンペーンは、珍しくJCBのものとは異なり、セブンカード・プラス単独のキャンペーンです。

次に紹介します。

ただいま開催中:リボ払いで5万円使って5,000ポイント

リボ払いで5万円使って5,000ポイント

≪画像元:セブンカード

5万円使って5,000ポイントもらえるキャンペーンです。

筆者も参加します。

リボ払いの仕組みは各社ごとに異なります

JCBのスマリボも少々特殊なので、気を付けないといけません。

スマリボ」とは、すべての決済がリボ払いになるということです。

そのまま放置しておくと、キャンペーンの5,000ポイントをもらっても、到底割が合いません

最大限リボ手数料を支払わずに、5,000ポイントをもらう方法をご案内します。

リボ払いキャンペーンの参加基準

リボ払いキャンペーンの本質は、カード会社からすると、こうです。

<利用者をリボ漬けにして、安定して手数料を取ろう>

こういったキャンペーンに対抗する精神は、こうです。

<カード会社の目論見を回避し、利益だけ得て引き上げよう

うっかりリボ漬けにされそうな、初心者には危険なキャンペーンがある場合、筆者は得られる額で参加を判断します。

・ 1,000円相当 … 手間に合わないので不参加

・ 2,000円相当 … リボ手数料が回避できるなら参加

・ 3,000円相当 … ほぼ参加

・ 5,000円相当 … 飛びつく

今回は5,000円相当なのですが、リボ手数料が回避できません

ただし、3,000円以上の利益にはなるので、参加します。

残高と手数料をきちんと把握し、そして残高をきちんとコントロールできればリボ漬けになる心配はありません。

セブンカード・プラスのVISAも対象

セブンカード・プラスは基本JCBブランドですが、すでに新規募集を打ち切っているVISAブランドもあります。

VISAブランドをお持ちの方も、今回のキャンペーンは対象です。

同様に、すでに新規発行していない「セブンカード」も対象です。

期間と必要決済金額等

キャンペーン期間は「2024年3月15日~2024年6月15日」です。

登録期間と、利用期間が同一です。

この期間中にキャンペーン登録とスマリボ登録を済ませ、5万円を決済すると、5,000ポイントが8月末頃もらえます。

もらえるポイントは通常のnanacoポイントです。

電子マネーnanacoにチャージすれば、すぐ使えます。

キャンペーンとスマリボ登録が必要

キャンペーン登録はこちらです。

スマリボ登録はこちらです。

お支払コースには、次の2種類があります。

・ 残高スライドゆとりコース(月の支払額最低5,000円)

・ 残高スライド標準コース(月の支払額最低1万円)

キャンペーン狙いなら、1万円の標準コースを強く推奨します

「ゆとり」の本当の意味は、「少額しか返済できないので、長くリボ手数料(利息)が発生する」です。

JCBのスマリボの場合、月の支払額は固定ではなく、カード決済額によって決まります。

このキャンペーンで利益を得る程度の使い方の場合、標準コースで「常に1万円引落し」と考えて構いません。

増額返済不可

リボ払いキャンペーンの場合、手数料をいかに発生させないかが重要です。

必要があれば、支払日を待たず支払ってしまうこともあります。

残高がなくなってしまえば手数料はそれ以上発生しません

ですが今回、キャンペーン要項に一文ありました。なんでも、よく読まないといけません。

キャンペーン期間~ポイント加算時点までに、「スマリボ」をまとめ払いされている場合は対象となりません。

まとめ払いとは、「繰り上げ払い」「増額」等、約定を超える金額を早めに返済することすべてを指します。

つまり、キャンペーン中はリボ手数料を言いなりに支払い続けるしかないのです。

リボ払いキャンペーンの中では最も難易度が高いので、支払額をコントロールできない人は参加しないほうがいいでしょう。

最悪な状況は、「キャンペーンのポイントは失敗してもらえない。しかしリボ漬けになってしまった」です。

リボ手数料をわずかに発生させる必要がある

「リボ手数料を発生させる」のもキャンペーンの要件ですが、先に触れた通り、このキャンペーンは言いなりに手数料を支払わないとなりません。

手数料は絶対に発生するので、気にしなくていい要件です。

スマリボキャンペーンで利益を得るシミュレーション

手数料を削減できないこのキャンペーンですが、ちゃんと管理すれば利益になります

上級者向けであるのは間違いないですが、いっぽうでリボ手数料を減らす工夫の余地がないわけで、その点かえって初心者が手を出しやすいものという余地もあるでしょう。

サブカードとして使う、キャンペーン狙いの二つのパターンを検討します。

・ 4月15日の締め日までに、5万使ってしまう

・ 5月16日を過ぎてから、6月15日の締め日までに5万円使う


《4月15日の締め日までに5万円使う》

・ 5月10日の支払額 … 1万513円(50,000×15.0%÷365×25=513)

・ 6月10日の支払額 … 1万509円(40,000×15.0%÷365×31=509)

・ 7月10日の支払額 … 1万369円(30,000×15.0%÷365×30=369)

・ 8月13日の支払額 … 1万254円(20,000×15.0%÷365×34=279)

・ 9月10日の支払額 … 1万127円(10,000×15.0%÷365×28=115)

10日の支払日が土日祝日となり、スライドする(例:8月13日)場合、リボ手数料は支払日が延びた分だけ増えます

手数料の合計額は、1,785円です。


《5月16日以降、6月15日の締め日までに5万円使う》

・ 7月10日の支払額 … 1万369円(50,000×15.0%÷365×25=513)

・ 8月13日の支払額 … 1万254円(40,000×15.0%÷365×34=558)

・ 9月10日の支払額 … 1万127円(30,000×15.0%÷365×28=345)

・ すでに8月末にキャンペーン特典をもらっているので、残った手数料は「繰上げ」「増額」等で支払ってしまえばいい

参照:セブンカード

手数料の合計額は、1,416円です。

もちろん、どちらのシミュレーションでもなく、「期間中にイトーヨーカドー等でしっかり5万円使っていく」でも構いません。

この場合の手数料は、二つの両極端なシミュレーションの中間、どこかになります。

ともかく、手数料を考慮しても、3,000ポイントを超える特典は得られます

たまに働くクレジットカードもある

クレジットカードが多いと不安になる人も多いでしょうが、持っていると突然役に立つことがあります。

今回のセブンカード・プラスのリボ払いキャンペーンも、利用額をしっかりコントロールすれば利益が出ます。

クレジットカードもいろいろ使ってみてください。

ちなみに筆者は、このカードを含め同時期に3つのリボ払いキャンペーンに挑みます。

それぞれルールが違うので大変ですが、楽しいものです。

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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