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【ウエルシアカード×WAONPOINT】毎月10日、10%還元スタート(5/10~) 他の大手ドラッグストアのハウスカードも比較

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【ウエルシアカード×WAONPOINT】毎月10日、10%還元スタート(5/10~) 他の大手ドラッグストアのハウスカードも比較

ウエルシアでは2024年5月から、毎月10日に「ウエルシアカード10%還元デー」が始まります。

毎月20日のウエル活(WAON POINTを支払いに充当して1.5倍の買い物をする)と並ぶ、ウエルシアの核になりそうです。

さて、ウエルシアカードは比較的新しいカードのため高性能ですが、大手ドラッグストアのハウスクレジットカードも千差万別です。

この機会に、比較してみます。

ドラッグストアの実力と、ハウスカードの実力とは比例しないことも多いものです。見ていきます。


ウエルシアカードは比較的新しいカードのため高性能です

ウエルシア×ウエルシアカードで毎月10日はWAON10%還元

WAON POINT10%還元

≪画像元:イオンカード

2024年5月から、毎月10日はウエルシアで買い物すると、WAON POINT10%還元なのでおすすめです。

クレジットカードのウエルシアカードが必要です。

よくウエルシアグループに行く方はこの機会にカードを作りましょう。

ウエルシア10%還元デー

毎月10日(2024年5月より)は、次のウエルシアグループドラッグストアで、ウエルシアカードで決済するとWAON POINT10%還元です。

・ ウエルシア

・ ハックドラッグ

・ ダックス

・ スーパードラッグひまわり

・ 金光薬品

・ マルエドラッグ

・ ハッピードラッグ

・ よどやドラッグ

・ ふく薬品

・ コクミンドラッグ

こういった企画は「ポイント20倍」と表記することが多いのですが、元の還元率がわかりにくいためか「10%」還元となっています。

決済200円ごとに20ポイント付与されます

ウエルシアカードの通常の還元率は、こうです。

・ ウエルシア … 1.5%

・ イオングループ … 1.0%

・ イオングループ外 … 0.5%

ウエルシアではさらに、カード提示によるWAON POINTの1.0%付与もあります。

注意事項です。

・ 調剤、酒類、たばこ等は対象外

・ イオンiD、Apple Payでの支払いは対象外

・ AEON Payにウエルシアカードをセットして支払うのはOK

・ ポイント付与日は25日頃だが、上乗せの9%分のポイント付与は、ひと月ずれる

イオンにおけるポイント付与等の特典はApple PayでもOKなので、違うルールです。

カード現物でなくモバイル決済にしたい場合、AEON Payを使いましょう

電子マネーWAONはいけません。

ちなみに毎月10日は、ウエルシアカードを含むイオンカードは、どこで買い物してもポイント倍(通常0.5%が、1.0%)の日です。

ウエルシアカードの性能

ウエルシアカードはイオンカード発行のクレジットカードです。

ウエルシア利用で最も得になり、イオングループ全般利用でも優待があります。

まずウエルシアでの利用について、その特徴は以下の通りです。

・ 月曜日は提示によるWAON POINT2倍(2.0%)

・ 毎月15、16日はシニアデー。カード提示で60歳以上WAON POINT3倍(3.0%)

・ 毎月20日は、WAON POINTを買い物に充当し、1.5倍で使える(いわゆるウエル活)

それから多くのイオンカードと共通する、イオングループでの利用特典です。

・ いつでもWAON POINT2倍(1.0%)

・ 毎月20日、30日は5%オフ

・ イオンシネマいつでも300円オフ、お客さま感謝デー1,100円

先に述べたとおり、毎月10日はどこで使ってもポイント2倍(1.0%)です。

ウエルシアカード入会キャンペーン実施中

ウエルシアカード入会キャンペーン

≪画像元:イオンカード

2024年5月31日までウエルシアカード入会で次の特典があります

・ Webから入会で1,000ポイント

・ 7月10日までに5,000円以上利用で5%還元(最大1,000ポイント)

・ 電力、ガス、水道局の引落し開始で1,000ポイント

提携クレジットカードは落とし穴が多い

優秀な性能のウエルシアカードを見てみました。

ただ一般論として提携カードは、そうでないプロパーカードと違い、カードの性能がまったく進化しないことが多いものです。

これは業界を問いません。

ドラッグストア自体は人気なのに、ハウスカードの性能は世間の進化に取り残された例もあります

まとめて次にご紹介します。


大手ドラッグストアのハウスカード4枚

大手ドラッグストアで使うとお得になる触れ込みのカードを見てみます。

性能は千差万別ですが、いいものは比較的発行開始日が新しいカードです。

共通項を最初に申し上げます。

・ 系列のドラッグストアで使った場合の還元率には、「ポイント提示」分も含まれる

・ カード本来の性能を測るにあたり提示分のポイントは抜きたいが、数字が優遇されている場合もあって分離しづらい

・ 店舗独自のポイントは、クレジットカードであっても税別付与(見た目より若干小さい)

・ 店舗の外で決済するときに、真の実力が現れやすい

・ 共通ポイント(dポイント、楽天ポイント等)の加盟店の場合、これも付けてもらえることが多い

マツモトキヨシメンバーズクレジットカード

マツモトキヨシメンバーズクレジットカード

≪画像元:マツキヨココカラ

マツモトキヨシやココカラファイン、ぱぱすでお得なクレジットカードが、マツモトキヨシメンバーズクレジットカードです。

カード発行会社はオリコです。

・ 年会費無料

・ マツキヨグループで還元率2.0%

・ 上記のうち1.0%分は、マツキヨグループでの決済時に自動還元(値引き)

・ グループ外でも還元率1.0%

提携カードですが、新しいクレジットカードのため、高性能です。

どのお店で使っても還元率1.0%という点は間違いなく優れています。メインカードにもなります。

たまったポイントはマツキヨグループの商品券に交換できます。

決済方法とは関係ありませんが、マツキヨグループ各店では「dポイント」も併せて付けてもらいましょう

サンドラッグクレジットポイントカード

≪画像元:ジャックス

サンドラッグのハウスカードは、サンドグラッグクレジットポイントカードです。

カード発行会社はジャックスです。

・ 年会費無料

・ サンドラッグで還元率2.0%

・ うち1.0%分が、サンドグラッグでのカード決済のたび、1ポイント=1円で自動値引き

・ 一般の店舗で還元率0.5%

・ 月間の利用金額総額につき、ジャックスのラブリイポイント0.5%還元

提携カードらしく、ポイントが3種類あって若干複雑ですが、カード利用総額についてラブリイポイントがたまるため、数字は優秀なものです。

サンドラッグで2.5%、一般店舗で1.0%となります。

あまり販促には熱心でなさそうなカードですが、サンドラッグによく行く人ならおすすめです。

決済方法とは関係ありませんが、サンドラッグでは「楽天ポイント」も付けてもらいましょう。

スギグループJCBカード

≪画像元:スギグループJCBカード

スギ薬局(スギグループ)のハウスカードは、スギグループJCBカードです。

・ 年会費実質無料(初年度無料、年1回利用で毎年無料)

・ スギ薬局で還元率1.0%

・ カード月額利用額1,000円ごとにOki-Dokiポイント1ポイント付与(1ポイント=5円なので還元率0.5%)

筆者宅ではスギ薬局を非常によく使っています。

割引クーポンが非常に多く(アプリと紙と、両方発行されている)、お得の度合いはかなり高いほうと思っています。

ですが、ここのハウスクレジットカードには興味を持てません。

スギ薬局はもともとポイントプログラム自体に問題があります。

「1ポイント=0.5円」の制度設計になっているのです。

ですから、ポイントの数字を鵜呑みにできません。

スギグループJCBカードは、「スギ薬局で100円ごとに2ポイント」もらえるのですが、これは還元率1.0%です。

ポイント5倍デーでは、100円ごとに6ポイントとなり、これは還元率3.0%です。

この数字に、どこで使ってもたまるJCBのOki-Dokiポイント0.5%が加算されます。

通常時のスギ薬局において1.5%では、決していいカードとは言えません。

しかもポイント会員なら付けてもらえる0.5%がここに含まれています。

スギ薬局では、クーポンが多数もらえるアプリと、一般の決済の組み合わせをおすすめします

タッチ決済で支払えるので、筆者は3.0%還元のVisa LINE Payプリペイドカードなどよく使っています。

ツルハドラッグカード

≪画像元:ツルハドラッグ

ツルハもウエルシアと同じくイオングループで、クレジットカード「ツルハドラッグカード」もイオンカード発行です。

・ 年会費無料

・ ツルハドラッグ(くすりの福太郎、ウォンツ等グループを含む)で還元率1.0%

・ グループ外では還元率0.5%

驚くほど特徴がありません。

系列のお店で1.0%還元とは、今どきの性能ではありません。

ウエルシアと統合された場合は、ウエルシアカードに吸収されるものと想像します。

ツルハドラッグでは、楽天ポイントも付きます

参考:クレジットカードいらずのドラッグストア

ウエルシアカード、そして他の比較的優秀なハウスカード2枚と、凡庸なもの2枚を見てきました。

なお筆者は、ドラッグストアでの買い物に、系列カードで挑む発想はもともと持っていません。

筆者の愛用するドラッグストアは、ハウスカードのないトモズです。

トモズには、こんな特徴があります。

毎週水曜日に1点15%オフクーポンが出る

アプリで貯まるトモズポイントが、1.0%還元

・ たびたびポイント5倍デー、10倍デーが実施(10倍だと10.0%となる)

Pontaまたはdポイントも併せてたまる(こちらも10倍デーがある)

・ タッチ決済を含む、あらゆる決済に対応

系列クレジットカードのメリットより、トモズのサービスのほうが大きいと考えています。

ウエルシアカードは優秀だが、クレジットカードにこだわりすぎないように

筆者はウエルシアカードを入会特典目当てで作り、現在リボ払いキャンペーンに挑んでいますが、ウエルシア本体では使ったことがありません。

これ以外のハウスカードは、販促強化もしていないので、手に入れることはないでしょう。

よく使うお店のクレジットカードを持つまではいいのですが、同じお店ばかり行くのではなく、行ける範囲でいろいろ使ってみるのをおすすめします。

どこのドラッグストアも、アプリ会員になるだけで大きなメリットがあるので、クレジットカードにこだわりすぎる必要はないと思います。

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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