春が過ぎたら、ジメジメした梅雨の時期がやってきます。
6月の悩みと言えば「カビ」。
梅雨入りする前に、カビを防ぐ対策が必要です。
そこで今回は、クリンネストの筆者が実践する「今から始めておきたいカビ対策」についてご紹介します。

【衣類】収納場所やしまい方で対策
衣類は湿気を吸い込みやすく、カビが生えやすいため要注意。
梅雨の時期は、収納場所やしまい方を見直すとカビ対策になります。
クローゼットや引き出しを開けておく
除湿剤を活用する
こまめに掃除する
服を詰め込み過ぎない(物量を見直す)

このように、クローゼットがぎゅうぎゅうになるくらい服を詰め込むのはNGです。
湿気が逃げずこもりやすくなりますので、今のうちに「残すもの」「手放すもの」を整理しましょう。

カビ対策は換気が重要なので、クローゼットや引き出しを閉めっぱなしにするのも避けてください。
物量を見直してクローゼットを開けるだけでも、カビは発生しにくくなります。
【食品】適切な保存方法で対策
うっかり忘れやすいのが、食品のカビ対策。
湿度が上がる梅雨は、「カビが生えやすい食品」を知り、適切に保存することが重要です。
開封後はすぐに食べ切る(お菓子など)
冷凍・冷蔵保存を意識する
食材を買いすぎない
パントリーや冷蔵庫の掃除をこまめにする
乾物ははやめに使い切る

パンは賞味期限内でもカビが生える場合があります。
とくに、水分が多く無添加のものは要注意。
購入後は常温のまま置かずに、冷凍保存するとカビの発生を防げます。

乾物も、高温多湿NG。
通常は冷暗所に保管しますが、梅雨はコンロ下や床下収納に湿気がこもりやすいので、湿度が低い冷蔵庫内で保存しましょう。
食品は時期・季節によって湿度と温度が変わります。
保管場所を見直したり、パントリーに乾燥材を入れて湿度を下げたりするなど工夫しながら、環境を整えましょう。
【住居】換気や掃除で対策
梅雨になると室内の湿度が上がるため、家中にカビが発生しやすくなります。
重要なのは、とにかく湿度を下げて、水気と汚れを溜めないこと。
場所に合わせて、カビを発生させない対策をとりましょう。
こまめに掃除する
換気して空気を入れ換える
エアコンの除湿機能を使う
除湿剤を使う
すのこを使う

筆者は布団で寝ているのですが、床に直接しかずに「すのこ」を活用しています。
これだけでも、湿気は逃げやすくなりますよ。

ジメジメする日は、布団乾燥機で湿気・ダニ対策をします。

カビが生えやすい浴室は、入浴後にスクイージーで水気を取り除きます。

わが家は浴室の窓が小さく換気力が低いため、浴室乾燥で湿気を吹き飛ばしています。

2か月に1回の「防カビ燻煙剤」をしてから、黒カビが生えなくなったので個人的におすすめです。
早めの対策でカビを防ごう
繰り返しになりますが、カビ予防は早めの行動が肝心です。
本格的な梅雨がやってくる前に、今からできるカビ対策を始めましょう。