食費を節約するためには、ちょっと細かいくらいに計算することが大切で、節約主婦がこだわるのは「1個あたりの金額」だったりします。
お買い物時に取り入れられるワザを7つ教えます。
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こだわり1:バナナは本数が多いものを選ぶ
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≪執筆者撮影≫
基本的なことですが、バナナ1房を買う時、3本と4本入りがあれば、迷わず4本入りを選んでいます。
近所のスーパーではバナナが割安で税込115円で買えるのですが、3本入りなら38.3円、4本入りなら28.75円と1本あたりの値段が変わってきます。
もちろん、3本入りの方がサイズは大きいのだと思いますが、食べてみて4本入りでも納得すれば4本入りでよいでしょう。
こだわり2:ヨーグルトは3個パックより4個パックを選ぶ
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≪執筆者撮影≫
ヨーグルトを買う時は、3個入りや4個入りを買うことで、1個あたりいくらなのかが計算できます。
好みもありますが、同じくらいの価格なら3個入りよりも4個入りパックを選んでいます。
あるスーパーのオープン時には4個入りのダノンヨーグルトが109円で売っていて、1個あたりは約27円でした。
こだわり3:ハムやベーコンも1個あたりを計算して
ハムやベーコンは、3個~4個がテープでまとまったものを買うことが多いです。
なぜかというと、ハムのグラム売りのパック商品は、1度開封したら空気に触れたところから劣化していき使いにくくなるから、1度で使い切りたくなるからです。
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≪執筆者撮影≫
なにげなく買っているパック入りのハムやベーコンですが、ラ・ムーやドン・キホーテだと4個パックで、3個パックではありません。
写真のドン・キホーテの商品だと、税込267円、1パックあたりは66円でした。
なにげなくお買い物をしていると3個パックの方が商品価格としては安く見えがちですが、節約主婦は1個あたりの額を計算しています。
こだわり4:アイスクリームは箱入りを選ぶ
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≪執筆者撮影≫
アイスクリームも、1個ずつ買うよりも箱の方が安いです。
もちろん、1個のサイズは小さくなりますが、「食後にちょっと甘いものが食べたい時」なら、小さい方が好都合のこともあります。
できるだけ箱入りのアイスクリームを選び、本数も多いものを選ぶと、1個あたりの価格は安くなります。
こだわり5:食パンは「いつもの」の枚数プラス1枚で節約
食パンは、わが家の場合、4枚切りを買っていたのを5枚切りにして節約しています。
税込170円の食パン
4枚入りなら … 1枚あたりは42.5円
5枚入りなら … 1枚あたりは34円
6枚入りなら … 28.3円
以前、パンを安い商品にしたところ、味の違いなのか家族が食べてくれなかったので、家族がストレスを抱える節約はよくないと思い、商品自体は変えずに枚数を1枚だけ増やしています。
1枚増やしてもそこまで違和感はありませんでした。
こだわり6:(逆説)冷凍うどんはセールでも大盛りサイズではなくて「普通サイズ」を選ぶ
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≪執筆者撮影≫
冷凍庫にストックしておくと便利な冷凍うどんですが、買う時は1食あたりの価格を確認します。
前に、業務スーパーの総力祭でも、大盛讃岐うどん(250g×5食税込188円)ではなく、冷凍讃岐うどん(200g×5食税込165円)を買いました。
大盛讃岐うどん1食 … 37.6円
冷凍讃岐うどん1食 … 33円
子どもは小学生なので、大盛にしても食べきれるものの、量としては一般的な冷凍讃岐うどんでよいと考え、その時はセール除外品を買いました。
こだわり7:(逆説)納豆を買うとき「たれあり」も選ぶ
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≪執筆者撮影≫
納豆も、1個あたりの価格を気にします。ですが、「たれあり」も買います。
節約雑誌では、よく「たれ・からしなし」の納豆が安いと書いてあるのですが、1個あたりではそこまで違いがなかったりするので、マイルールとしては「好きなものを買ってよい」にしています。
左の「たれ・からしなし」 … 税込61円(1個あたり約20円)
右のたれあり「とろっ豆」 … 税込74円(1個あたり約24円)
最近の納豆には、たまご醤油かけ、青じそ入り、山わさび入り、ひきわりなど味の種類も多く、たれの違いを楽しめたりします。
「たれ・からしなし」だとたしかに安いのですが、比較しても1個あたりの差は4円くらい。
1個あたり約20~30円と思えば安いもの。たくさんのバリエーションを楽しんでいます。
節約に大切なのは「1個分の価格」
毎日の食品のお買い物ではストイックに1個分の価格を計算してお買い物している筆者。
もちろん、たまには贅沢もするものの、日々の節約があるからこそ家計を圧迫せずにいられるのだと思います。
節約しているご家庭では基本的なことかもしれませんが、まだしていない人は、できることから挑戦してみてください。