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株価急落時に避けたい行動3つ 正しいメンタルの持ち様と考え方を紹介します

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株価急落時に避けたい行動3つ 正しいメンタルの持ち様と考え方を紹介します

8月2日に日経平均株価は前日比2,216円安となり、過去2番目の下げ幅となりました。

一般的に、上昇し続ける株価もなければ、下落し続ける株価もありません。

特に株価が上昇し続ける時に急落に見舞われると、不意打ちに遭ったような感覚になるでしょう。

しかし、株式などの資産運用では急落は避けられません。

急落時の乗り越え方を知っておくことは、資産運用を続けていくために必要な方法です。

個々により方法は異なるでしょうが、ひとつの参考になれば幸いです。

株価が急落する時はどんな時?

日経平均株価やS&P500などの株価指数や、個別銘柄により異なることもありますが、多くの場合は下記の4つが株価が大きく動く場合になります。

  • 決算発表

  • 重要イベント(利上げや経済指標などの公表、メジャーSQ週(株価指数先物取引などの最終的な決済期日など)

  • 要人の発言

  • テクニカルによる動き など

常に急落に怯えながら投資を継続するのか?思われるかもしれませんが、急落は隣り合わせであることは知っておきたいところです。

急落は不意打ちの時もあれば、自分が知らなかっただけの場合もあります。

1. 急落があった時の心づもり

急落があった時は、特に投資経験が浅いと慌ててしまうでしょう。

また、「なぜ急落するのか?」「今後どうなるのか?」といった怒りや不安、「売っておけばよかった」などの後悔など感情的になりやすくなります。

感情的にならず冷静に対処しよう

だからこそ、当たり前のことではありますが、「冷静」になることが大切です。

この当たり前ができるかどうかで、長期的に続けることができるかの分かれ道になります。

冷静さを失うと、すぐに追加で購入(ナンピン買い)やすぐに売却する行動につながりやすいです。

時にはこれらの行動は急落から助かるケースもあるでしょう。

しかし、長い目で見た場合には、これらの方法が身を滅ぼすことにもなりかねません。いったん、距離を置くこともひとつの方法なのかもしれません。

理由は、その急落は一時的なものなのか?当面は続くのか?は専門家でも分からないからです。

一時的な下落だと思いすぐに追加で購入(ナンピン買い)しても、さらに下がり続けることもあり、損失がさらに拡大することにもなりかねません。

いったん、ファンダメンタルズやテクニカル分析など、自分の中での投資判断の中において下げ止まるまで待ってから、追加で購入するか検討しましょう。

すぐに売却するのも、損切りは難しいのは重々承知していますが、だからこそ大切な選択肢です。

しかし、ひんぱんに損切りをしていると、高値で購入して安値で売却することを繰り返すことにもなりかねません。

こちらも、何%下落すれば損切りする、または状況に応じて、先ほどの追加で購入する時と同じように自分の中での投資判断の中で損切りするようにしましょう。

2. 日頃から急落に備えておく

急落や損失を恐れていては、収益を得る機会を逃してしまいます。

一方で、急落により一発退場になることは避けたいところです。

日ごろから急落に備えておき冷静に判断したい

バランスを持ってリスクを取ることが必要ですが、バランスを欠いたリスクの取り方にはどのようなものがあるのでしょうか。

例えば、現金比率がゼロ、または極端に少ないと、急落後に安値で拾うこともできません。

下落だけが直撃することになります。

何%の現金比率が安全なのかは投資資金にもよりますが、いわゆる全張りは避けておきましょう

緊急時の投資用の予備資金は、待機させておく必要があります。

また、最近は信用取引がネット証券を中心に増加しています。

少しの急落でも追証にならないように、信用維持率を30%ギリギリに設定していくのは一か八かの勝負をしていることの認識を持ちましょう。

決算は株価を動かす要因です。

決算が良かった場合でも、予想に届かなかった、または材料出尽くしで下落することもあります。

決算で勝負をかける、いわゆる決算プレイはどれだけの根拠があるのか、または決算後の対処法を持っておかないと、決算に期待する=お祈りするになってしまいます。

急落時に慌ててしまうのか?それとも冷静に急落=チャンスとして捉えることができるのかは、日頃からであると言えるでしょう。

3. 積立投資の場合

積立投資は、急落することにより、購入できる口数(株数)が多くなることを意味します。

急落は平均取得単価を引き下げることができる機会だと思いましょう。

積立投資の積立分を使う予定があった、しかし急落で売却するのは躊躇してしまうことは避けたいところです。

そのためには、毎月の積立投資に回す割合を無理のない範囲内にしておくことも必要です。

《岡田 佳久》
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岡田 佳久

執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久 岡田 佳久

株式会社オーブレイン 代表取締役 (講演実績)一般向けセミナー、民間企業、高等学校、大学、資格専門学校、社団法人、NPO法人、商工会議所、男女共同参画センターなど(累計約1,000回以上)。(執筆実績)産経新聞、神戸新聞、Yahoo!JAPAN、ダイヤモンド社、わかさ出版など多数 ≪保有資格≫CFP、FP技能士1級、キャリアカウンセラー(CDA)、 1級DCプランナー(金融財政事情研究会) 、第二種証券外務員(未登録)、住宅ローンアドバイザー(金融検定協会) 寄稿者にメッセージを送る

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