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【今週の日経平均】ドル円に注目の一週間

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【今週の日経平均】ドル円に注目の一週間

先週は、米国債の格下げによって、経済への不透明感が漂う中からのスタートとなりましたが、格下げによる影響は限定的で、大きな暴落とはならずに、200日線を意識した展開となりました。ドル円は5月13日から陰線勝ちとなり、143円を割り込んで週末入りとなっています。遅行線が日々線の下に潜ると、日々線が上値抵抗となる為、3日後に143円後半に戻せるかで、5月最終週の行方が決まりそうです。

それでは、チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、下向きで推移し、株価も一週間を通して5日線の下でした。

25日線は、上向きで推移して、75日線に接近しています。

75日線は、下向きで推移しています。

並び順は、 5日75日25日で上昇トレンドのはじまりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、下向きで3万7806円処を推移しています。

トレンドライン

5月13日からの高値切下がりのラインが上値抵抗線として機能しています。そのラインと平行にチャネルラインを引くと、上昇フラッグとなるので注意して見ていきましょう。上には3月26日高値のラインが意識され、下にはたくさんの窓があり、5月22日23日、5月1日2日、4月24日25日、4月22日23日の窓埋めが意識されるところです。

一目均衡表

基準線と転換線の位置関係は強さを見せていますが、株価が転換線の下に入ったことで急激な上昇局面は終わりとなりました。

遅行線は波打ちながら下向きへと進行しています。日々線に近づくまでは10営業日ほどありますので、今週は上下自由に動くことができます。6月12日に雲のねじれがある為、ここでトレンド転換となるかもしれません。

ボリンジャーバンド

+2σまで到達してから、+1σを割って、現在+1σとTPラインの間を推移しています。-1σから-3σまでバンドは上向きになっているので、これらが株価を下支えして、下への底堅さが見受けられます。

スローストキャスト

買われすぎゾーンから下へ向かい、現在ちょうど真ん中を上から下へ推移しています。このまま売られすぎゾーンまで到達するのか、それとも強さを見せるのか、大きな材料が出ない限り、このまま売られすぎゾーンまで向かう公算ですが、どうなるでしょうか。

MACD

5月19日にMACDとシグナルがクロスして、下へと向かっています。ヒストグラム弱さを表していますが、0ラインより上なので、トレンドはまだ上昇です。

次回の満月は6月11日、新月は5月27日です。

総合的には、パラボリックは陰転中で、ADXも下向きでトレンドのない状態となっています。200日移動平均線を一番上として、移動平均線が収縮してきているので、今後、どちらの方向に向かっていくのかしっかり確認していきましょう。

《城 晶子》
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城 晶子

執筆者:AFP、FP2級 城 晶子 城 晶子

きらトレ・きらストレッチ代表/トレーダーズアカデミー講師/個人投資家 現役の個人投資家。証券会社勤務の経験を経て、株式投資に目覚める。スキルアップのため、トレーダーズアカデミーに入学し【上げ相場でも・下げ相場でも利益を取る】技術を習得。見てわかるきらめきチャートを考案し、きらトレ代表として自身の長年培った知識と経験を生かした手法を伝授。どんな相場でも利益の出せる手法を学べる講義に定評がある。夕刊フジ株1グランプリ月間チャンピオンの経歴を持つ。 <保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー 寄稿者にメッセージを送る

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