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3000円のピアスが100万円に変わるまで、、、知らないという罪 2

コラム コラム

外から見ていた販売のプロはじっとお客様を見ています。
テーブルに近づいたと思ったら、接客テーブルに色のついた石や紙などを置いていきます。
これが販売のプロたちが顧客を値踏みして売ろうとしている金額のサインです。
例えば赤い石が置いてあれば100万円までは行けそうなのでその金額になるようなダイヤの指輪をもってきてもらうサインです。ただしすぐには100万円も宝石を持ってきたりはしません。30万、50万、70万、100万円と徐々に上がっていきます。そうです。値踏みされた顧客は気がついたら3000円のピアスが100万円の指輪・ネックレス・ピアスセットになっていています。無金利60回払いでボーナス払い込みで月5千円の払いでのご購入です。

お客様はよくこう言ってました。『気がついたら・・・こんな高いモノ買うつもりなかったのに・・・』でも笑顔です。クレジット用紙を書きながら言っていたことを思い出します。わたしは最近、投資信託の販売でも同じ光景を目にします。

教育費は少ないお金でコツコツと投資信託で積立ましょう。保険の見直しをして終身保険は解約しましょう。年金では足らないので自己年金を投資信託で作りましょう。いまなら1000円からできます。 1000円ぐらい払えないことないし、出来ないわけないでしょう。という感じです。もちろん主婦や子育て中を装った販売のプロのにおいです。あのクレジットを使った販売と同じ光景です。

ライフプランは悲惨なものとなってしまいます。ライフプランを持ってない人のほうが多いですね。

つづく

《永野 修》
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永野 修

永野 修

株式会社FPフェアトレード・ジャパン 代表取締役 熊本で自分年金作りFP(ファイナンシャルプランナー)をしています。 法政大学を卒業後クレジット会社に入社、父をがん(白血病)で亡くし保険への疑問が大きくなりました我が家は生命保険はなし、医療保険1日3000円タイプしか加入していませんでした。これを機に本当のことだけ言えばいいのでは??と考えてFP(ファイナンシャルプランナー)を目指すことになります。外資系損害保険会社を経て市役所の奨学金部署に携わり、開業して現在に至ります。 寄稿者にメッセージを送る

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