今日は、“新聞とチラシ”についてコメントしてみたいと思います。
久しぶりの連休を頂き、心身共に衣替えができました。このところ、ゆっくりと新聞すら読めず、ニュースはテレビかインターネットでしか入手できませんでした。ところが、新聞を読み始めてふと考えてみるに、新聞を読む以前に書かれてある記事は、その前夜までに知っていることばかり。
そこで、今どきの新聞は何のためにあるのか思いを巡らせました。政治・経済や産業、流通などの専門に近いニュースなら、各々の独自新聞社が存在するので、一般紙ではなくて、それを購読すれば済むはずですからね。
また、テレビ番組欄になると、最近のデジタル液晶テレビには、番組欄表示サービスが付いたリモコンがあるので、これまた新聞に頼る必要はないのかと。
それでは、新聞以外に付加価値があるのか想像するに、一般紙のみに挟まれてくる“折込チラシ”ではないかとの結論に達しました。そして、その折込チラシは、月~金は比較的少なく、ほぼ毎週土・日に集中していることも分かったのです。
日用雑貨、食料品、家電品、家具、衣料品、自動車、不動産広告など、消費者向けでは全ての産業と言ってよいほど含まれているのです。時には、新聞紙以上にチラシの重量が圧倒している場合もあります。
人間の行動心理でも、夫婦共稼ぎ世帯では、夫の休みを待って買い出しに出かける光景もよく見うけられます。また、大きな買物をする際には、時間的ゆとりのある週休日しか取れないですね。
う~む、良いタイミングで購買意欲を狙っているなと思いませんか?
それでいて、朝夕刊セットとなると毎月4千円前後する新聞購読料を、このために負担しているとなると、まさに滑稽ではないでしょうか。だからこそ、特売品やタイムサービスには、みなさん、斑がざるを得ないのですね。
逆に、若い単身者は新聞購読をしない人も多いらしく、特売品などの恩恵に授かれないゆえ、幅広い層の購買意欲を掻き立てるために、各店舗ごとにメール会員も増やしているようです。そうなると、貴方にとって新聞購読料は果たして高いのか、それとも安いのか、今一度考えられたら如何かな?
以上、はしくれFPの戯言でした。(笑)