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税金を計算する際に、税額控除と所得控除、お金がない人にとって有利なのはどっち?

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こんにちは。

北見は暑いです。いよいよ夏が到来し、ビールが美味しい季節になってきました

さて、今回は税額控除と所得控除、いったいどちらが得するか

といった内容です。

簡単に説明しますと、

所得控除とは、税率をかける前の所得(収入-必要経費)から差引できる項目です。

例として、家族がいる場合に差引できる扶養控除などがあります。

税額控除とは、所得に税率を掛けて計算された税金から差し引くことができる項目です。

身近なものとして、住宅ローン控除がありますよね。

さて、個人の税金を計算する際に、重要なかかわりを持つ税額控除と所得控除。

お金があまりない人にとって、どちらが増えれば得になるのでしょうか?

まず、個人の税金の計算方法を簡単に説明しますと、

1年間の収入が多いほど、税率は上がっていきます。

年収1,000万円の人と、年収300万円の人が同じ税率では、

生活に対する影響が違いすぎますからね。

なので、税額控除の場合、

収入が多かろうが少なかろうが、税金が安くなる金額は変わりません。

これが所得控除の場合、その人の税率によって安くなる金額は異なります。

所得控除が100万円あるとして、

税率が10%の人の場合は10万円、税率が30%の人の場合は30万円

税金が安くなるのです。

よって、世の中の税金の計算方法が変わる場合、

今まで、税額控除だったものが、所得控除になるといった場合には、

金持ち優遇税制なんだな、、、なんて考えると、

税制をきっかけに世の中の流れが見えてきて面白いかもしれませんね。

《吉原 健一》
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吉原 健一

吉原 健一

よしはらFP事務所 代表FP はがゆい思いをした会計事務所時代、視野が広がったスペイン留学時代、絶対に間違っていると思った保険会社勤務時代を経て、「徹底的にお客様の利益になることのみをする!!」と志、誰でも気軽に無料で相談できるファイナンシャル・プランナー事務所を設立、現在に至る。 ■保有資格   CFP(日本FP協会の国際ライセンス) 1級FP技能士(国家資格)   個人情報保護士  日商簿記検定1級  証券外務員二種   住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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