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「ゆとりの方程式」 時間の経過と変化、所得のキャリアアップ

コラム コラム

1:時間の経過と変化
 
  時間の経過によって、変わる「者」、変わらない「者」、そして自分次第で変えられる「者」があります。
 
 (1)変わる「者」
 
  収入を得る人は、現役時代は労働者、老後に年金をもらいはじめると年金受給者となります。老後生活のことをセカンドライフといいますが、一般的にセカンドライフの収入は現役時代と比べて少なくなります。
 
 (2)変わらない「者」

  支出をする人は消費者とよばれ、いつになっても、消費者は消費者です。
 
 (3) 自分次第で変えられる「者」
 
  運用をする人は、時間の経過とともに成長することができます。貯蓄はなかなか貯まらず、殖やすには時間がかかります。貯蓄ができ始めると、最初は小さな投資家ですが、資産が大きくなると株主や地主や家主になることも可能です。

2:所得のキャリアアップ
 
  ゆとりを作る方程式は、「収入を上げる、支出を下げる、お金を運用し殖やすこと」です。人が稼ぐことのできるお金には限りがあり、支出を下げるにも限界があります。時間の経過とともに物価上昇していけば将来の支出は増えていきます。
 
  所得には10種類あり、給与所得や事業所得などの「人が働く所得」、利子・配当・不動産所得などの「資産が働く所得」、雑所得・一時所得・退職所得などの「未来へ分与しておく所得」があります。真のキャリアアップとは、それらの所得の力を時間をかけながらも、より強く、より大きくすることです。

《伊藤 剛知》
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伊藤 剛知

伊藤 剛知

株式会社人財コンサルティング 代表取締役 平成10年より、独立系FPとして開業。約10年間で800組を超える 法人・個人のマネー相談会員組織「マネーバランス倶楽部」を創り上げた。全国展開中のマネーバランススクールや、マネーバランス分析ソフトの創始者でもある。 また、「FP事務所専門の経営コンサルタント」でもあり、FPとして独立・開業する人を応援します。 寄稿者にメッセージを送る

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