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住宅ローン 金利だけで選んでませんか?

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  本当に金利だけで銀行を選んで大丈夫ですか?『金利の1番安い銀行はどこですか』よくこう聞かれます。金利が低いだけで銀行選びをして大丈夫でしょうか。

  住宅展示場で相談会に出てセールスの人に住宅ローンについて聞くと、現在はほとんどの人が変動金利でローンを組んでいるようです。変動金利のデメリットはなんでしょうか。その1つが5年ごとに月の支払い額が金利の上昇とともに上がることです。

  そして金利が急上昇したときに支払額以上の利息になったときに未払利息が発生します。ただし、通常は月の支払額は125%までとなっています。

  つまり月の支払額が10万円でしたらどんなに金利が上昇しても12.5万円までしか上がらないということです。だから金利が急上昇したからといって破産は言いすぎだということです。

  しかし、この125%ルールがない銀行があるのをご存知でしょうか。例えばソニー銀行や新生銀行などがそうです。ということは金利が急上昇したときに大幅に支払額が増える可能性があります。

  10万円の支払いが12.5万円ではすまないことがあることを認識することが必要になってきますので注意が必要になってきます。

  それでも金利で銀行を選びますか?

  変動金利の魅力は金利が安いので安い支払額でマイホームが購入できることです。このメリットは最大限生かしてほしいとおもいます。

  だからこそデメリットも理解して、自分たちが背負えるリスクを考えておくことが重要です。なんといっても長期間の支払いになりますので。住宅ローンは金利で選ぶのではない。もっと大事なことがあります。そんなことをお客様にお話していました。

  マイホームご購入を考えている方はいい住宅ローン選びができるといいですね。しっかり知識をもって選んでください。

《永野 修》
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永野 修

永野 修

株式会社FPフェアトレード・ジャパン 代表取締役 熊本で自分年金作りFP(ファイナンシャルプランナー)をしています。 法政大学を卒業後クレジット会社に入社、父をがん(白血病)で亡くし保険への疑問が大きくなりました我が家は生命保険はなし、医療保険1日3000円タイプしか加入していませんでした。これを機に本当のことだけ言えばいいのでは??と考えてFP(ファイナンシャルプランナー)を目指すことになります。外資系損害保険会社を経て市役所の奨学金部署に携わり、開業して現在に至ります。 寄稿者にメッセージを送る

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