※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

雑誌は平均的、一般的な話。自分の家計と比較するのは駄目

ライフ 家計

  今回はネットからの申し込みの話です。今月は特に紹介よりネットからの申し込みが多いですが、お客様から保険の見直しの依頼がありました。

  わたしのお客様には特徴があります。ネットで申し込みの方は年収が600万円以上で公務員かサラリーマンの奥様がほとんどです。

  『家計のやりくりが大変なので保険の見直しをしたい』

  それが今回のお客様からの依頼でした。現在の証券をFAX頂き、家族構成など状況を聞いてから実際にお会いしてみました。

  確かに今のその家族に合った生命保険とはいえないまでも家計が苦しくなるほどの保険料とは思えませんでした。となると次に考えるのは・・・

  『住宅ローンはどうなってますか』

  やっぱりこれでした。

  そう!! 金利は4%

  家計が苦しい犯人は生命保険ではなく住宅ローンだったのです。しかもボーナス払いまであり現在ボーナス減少中・・・

  なぜ生命保険と思ったのですか?と聞くと雑誌で見ていたら生命保険の見直しが有効って書いてあり見ていたらうちもその生命保険だったから、ということでした。

  ここが問題なのです。

  雑誌などは平均的、一般的な話なのです。あなたの家計を一般的なものと比較して考えてはいけません。むしろ個別に考えなければならないのです。

  あたりまえですよね。同じ年齢、勤務先、隣同士の家でも同じ家計なんて2つと存在しないのですから。

  保険もですが住宅ローン、その他もトータルで考えてお金を生み出す。大事なことはこれです。

  そのお金を使ってなにをしたいのか。

  お金は使うときこそ価値が生まれます。自分のために役に立つお金の使い方をするためにしっかりした家計をつくりたいですね。

《永野 修》
この記事は役に立ちましたか?
+0
永野 修

永野 修

株式会社FPフェアトレード・ジャパン 代表取締役 熊本で自分年金作りFP(ファイナンシャルプランナー)をしています。 法政大学を卒業後クレジット会社に入社、父をがん(白血病)で亡くし保険への疑問が大きくなりました我が家は生命保険はなし、医療保険1日3000円タイプしか加入していませんでした。これを機に本当のことだけ言えばいいのでは??と考えてFP(ファイナンシャルプランナー)を目指すことになります。外資系損害保険会社を経て市役所の奨学金部署に携わり、開業して現在に至ります。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事